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………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………��������������������������������������������������������������������������������第3回区議会定例会 招集あいさつ9月22日(木)、高野之夫区長が招集あいさつを行ないました22年度決算の状況について平成22年度一般会計歳入歳出決算額は、歳入994億6,700万円、歳出968億8,600万円となりました。土地開発公社の長期債務の繰上償還による全額完済など、着実に財政再建を進める一方、依然として今後の経済見通しは予測できない要因が多く、また震災を契機とする新たな行政需要への対応も急務となっており、これまで取組んできた成果と経験をふまえながら、後ろを良く見て、甘えることなく、さらなる行財政改革、健全財政の持続にまいしん向けて邁進してまいります。安全・安心創造都市の推進について地域防災計画の見直しをはじめ、帰宅困難者対策、災害時の業務継続計画の策定、さらに防災政策の基本理念を示す「基本条例」の制定など、防災関連方針の再構築を行なう専管組織として、防災計画担当課を設置しました。また、緊急時に設置する臨時的な会議体ではなく、区政全般に及ぶ震災対策の課題を長期的・継続的に検討していく全庁組織として、私を本部長とする震災対策推進本部を設置し、今後3年を目途に、緊急対策から本格的対策まで順次取り組んでまいります。9月4日に地図情報システムGISを利用した都内初の「り災証明書発行訓練」を実施したほか、10月16日の総合防災訓練では、小中学生、PTAの参加を促し、地域防災の担い手育成、地域協力体制の確立を図るなど、震災後高まりを見せる防災意識の一層の向上に努めてまいります。さらに、本年7月策定した震災復興マニュアル(都市・住宅復興編)について、地域への出前講座などを通じて区民の皆さんと情報を共有し、事前の復興対策へとつなげてまいります。放射能対策として、多くの区民の皆さんのご要望にお応えし、測定箇所を区内すべての保育園、幼稚園、小・中学校と5か所の主要な公園に拡大しました。いずれも「不検出」「人体に影響を及ぼさない程度」という低い数値結果となっておりますが、今後も定点測定の場所を増やし継続して実施してまいります。また、食材からの内部被ばくを心配する声もいただいており、給食食材について献立表や学校だよりなどを活用して生産地を公表するなど、不安解消に努めてまいります。今月、セーフコミュニティ世界認証を取得しているスウェーデンのファールン市と、ノルウェーのベルゲン市を視察してまいりました。それぞれの都市で、風土や文化などは異なりますが、「安全・安心」に向けたまちづくりへの思いは共通であり、「セーフコミュニティ」は世界に通用する価値ある活動であることを、改めて実感しました。安全・安心創造都市の実現をめざし、認証取得とアジア地域セーフコミュニティ会議の成功に向けた取り組みをさらに進めてまいります。コミュニティ・ソーシャル・ワーク事業について被災地の災害ボランティアセンターの運営への参加や、福島県などからの避難者約200名の方々への直接訪問など、本区のコミュニティ・ソーシャル・ワーカーは、被災者と関係諸機関との調整・連携に当たっています。2年間のモデル事業として実施してきたコミュニティ・ソーシャル・ワーク事業について、支援を必要とする人々のニーズと様々な福祉の社会資源を結ぶ絆として、セーフコミュニティの地域拠点となる「区民ひろば」への配置を進め、先駆的な地域福祉システムの構築を目指し、本格展開を図ってまいりたいと考えています。文化について文化の担い手育成をめざす「としま文化フォーラム」が第100回を迎えることとなり、延べ参加者は12,000名を超えました。また、第4回目の開催となる国際的な舞台芸術の祭典「フェスティバル・トーキョー」の観客動員数も、延べ19万人にのぼっています。区の誇る文化事業として、今後もさらに積極的に取り組んでまいります。産業の振興について豊島区商店街連合会が設立60周年を迎えました。商店街をとりまく環境が厳しくなる一方、大震災後、人や地域を繋ぎ、絆やコミュニティをはぐくむという商店街の役割が再評価されており、地域の発展のため、さらなる歩みを進めて頂くことを期待します。一方、設立50周年を迎える豊島区観光協会でも、被災地支援を目的とする物産展「お国自慢イン池袋」を11月に開催する予定であり、福島県、岩手県など27の自治体、団体が出店します。被災地への積極的な経済支援とともに、全国に向けて希望と活力を発信することになると考えています。教育について本年4月に区立小中学校で実施した区独自の学力学習状況調査では、昨年を上回る向上が見られましたが、同時に二極化や学力の定着に関する課題も明らかになっています。そうした中で、この8月、全国学力学習状況調査3年連続全国第一位の秋田県能代市へ視察に行き、情報交換を行ないました。今後も能代市との教育連携をさらに進め、子どもたちの確かな学力向上に役立ててまいります。今年度、区立小学校3校、区立中学校1校をモデル校に取り組んでいる学校図書館司書配置について、全校配置の計画的な実施が検討されており、学びの拠点としての学校図書館が、読書への魅力ある誘いの場となるよう、さらに積極的に支援してまいります。本日、ご提案する案件は、決算認定6件、補正予算3件、条例改正2件、その他7件、合わせて18件です。(要旨)平成24年3月1日�~3日�午前10時~午後5時※最終日は午後4時までサンシャインシティ展示ホールB(文化会館4階)◇前回実績…出展規模=97社・団体/114小間、来場者数=16,370名(3日間)�申申込用紙を、としまものづくりメッセホームページ�HPhttp://www.toshima-messe.jp/からダウンロードし、ファクスか郵送で、11月4日までに「当実行委員会事務局�FAX5992‐7088、�EMA0029099@city.toshima.lg.jp」へ※電話�5992‐7089でも資料請求可。平成23年(2011年)No.151310/15第5回としまものづくりメッセ出展企業募集締切迫る!―――――――――――――――――――――――――――――――――――――�「震災対策推進本部」を設置しました………………………2面―――――――――――――――――――――――――――――――――――――�平成23年度豊島区の行政評価結果…………2面―――――――――――――――――――――――――――――――――――――�シリーズセーフコミュニティ認証取得への取り組み�「児童虐待の防止」……5面�ArtMetsとしまものづくりメッセ公式キャラクターロボメッセ●「広報としま」は、新聞折り込みで配布しています。そのほか区民事務所などの区施設、区内の駅、公衆浴場、ファミリーマート(区内全店)などに置いてあるほか、希望する区民の方に配達しています。

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