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8平成24年(2012年) 1月25日No.15232月1日㈬~28日㈫ Echika池袋ギャラリー(東京メトロ副都心線池袋駅構内、エチカ池袋内)◇高山良策展で展示する絵画作品を中心に、高山の作品や生涯をパネルで紹介。■問文化芸術グループ☎3981-1270①講演会「高山良策の生涯と作品-『絵が壁からシミのように湧き出てくるのさ』」2月18日㈯ 午後2時~3時30分 西部区民事務所2階図書室◇講師…平塚市美術館館長代理兼学芸主管/土方明司氏◇40名②アトリエ村さんぽ道「戦後のアトリエ村をあるく」3月4日㈰ 午後2時~4時◇要町・千川・千早地域を中心に戦後の前衛作家たちにゆかりの場所を歩く。高山良策展にも立ち寄る◇講師…アトリエ村資料室/本田晴彦氏◇20名■申①または②を明記し、往復はがきかEメール(6面記入例参照。Eメールの件名には①か②を記入)で、2月3日(必着)までに「〒170-0013 東池袋2-60-3 グレイスロータリービル9階 文化デザイン課文化芸術グループ、■EMA0014400@city.toshima.lg.jp」へ※応募者多数の場合は抽選。2月16日㈭~3月4日㈰午前10時30分~午後5時30分※金曜日のみ午後7時30分まで開館。各日とも入場は閉館の30分前まで。2月20・27日は休館◇観覧無料※「熊谷守一常設展示」は有料(一般500円/中・高・大学生300円/小学生100円)。■問文化デザイン課文化芸術グループ☎3981-1270区立熊谷守一美術館3階ギャラリー����������������高山良策展かいじゅう向こう側の気配形になる頃高山良策(1917-1982)1917年山梨県南都留郡生まれ。尋常高等小学校卒業後上京し、働きながら絵画を独学で学ぶ。後にウルトラシリーズの怪獣造形で広く知られるが、自らは最後まで画家としての意識を貫く。前衛美術会や日本アンデパンダン展、ニッポン展で活躍。独自の絵画表現を追求し続ける。穏やかで忍耐強い人柄であり、その視線は常に社会的弱者に対して向けられた。池袋モンパルナス(※)の前衛精神を引き継ぐ、批判精神に富んだ作家の一人である。2009年度、豊島区に寄贈された高山良策作品の一部と借用作品および資料のうち、1945年から怪獣を作り始める1960年代半ばまでに制作された作品群を紹介します。先鋭的な意識と穏やかな眼差しが同居した高山の絵画作品をご覧ください。関連事業「Echika池袋ギャラリー」 2月展示「高山良策パネル展」◇区立熊谷守一美術館のご案内千早2-27-6 ☎3957-3779交通:バス…JR池袋駅西口、国際興業バス乗り場2番か4番「要小学校」下車徒歩5分、電車…東京メトロ有楽町線・副都心線「要町駅」2番出口徒歩8分、西武池袋線「椎名町駅」北口徒歩13分《自画像》1945年、鉛筆・紙、38.2×27.5cm《題不詳》1958年、油彩・板、116.6×90.5cm《凧(たこ)と女》1956年、油彩・カンヴァス、117.0×91.0cm《池袋駅東口》1947年、油彩・カンヴァス、65.5×80.0cm、豊島区立郷土資料館蔵《禁厭(きんえん)の夜》1961年、油彩・板、123.0×183.0cm※池袋モンパルナス…昭和戦前期、豊島区にはいくつものアトリエ村(アトリエ付貸家群)があり、多くの芸術家たちが活躍していた。その雰囲気を「池袋モンパルナス」と呼んだのは、詩人で画家の小熊秀雄である。高山は1945年から1955年まで、要町にあるアトリエ村に居を構えていた。区立 熊谷守一美術館

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