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平成24(2012)年8月15日広 報特集号6子ども家庭部 子ども課 ☎3981-2187 私は、四年生の最後、みんなからさけられていました。親友だった子が他の友達といるようになって、ケンカしたわけでもないのに、ケンカした。ウザイってみんなに言って、私をさけていました。 でも、親友と仲のよかった、一人の友達に相談したら、優しく相談にのってくれて、できるかぎり一緒にいてあげるって言われて、安心しました。お母さんにも相談して、色々やってみたけれど、やっぱり前みたいには仲良くできなくて、ある日、一人でいてその子達の方にいったら、「和花きたからいこっ」って言われて、その子達にさけられました。それを見ていた先生にどうしたの?っていわれたけど、なんでもありませんっていって、その日を終えました。 そして、お母さんに相談したら親友だった子のお母さんに手紙を書くっていって、手紙を書きました。 そしたら、電話がかかってきて、お母さんどうしで話して、私と親友だった子で話しました。 すると次の日からさけられることはなくなりました。なので、今は学校にくるのが楽しいし休み時間も楽しいです。 私の中でさけられている時、支えになったのは親友だった子と仲の良かった一人の友達の言葉です。 私がその子に相談したら、その子は、「みんなが和花の事キライでも、私は和花の友達だし、和花の事、ずっと大好きだよっ」って言ってくれました。その言葉が私の事を支えてくれました。 きっとその子は私の事を本当はすきじゃなかったと思います。 でも、その言葉がうれしかったです。 今は親友が二人います。それは四年の、最後にわたしからはなれた、親友。と、今、同じクラスのなやみができたらゆいいつ、相談しよう、って思える人です。 私は人を差別するっていう話を聞くと、今までの事がうかんできます。前は白人が黒人を差別していたってきくと、私はしないようにしよう。って思います。 これから、もし、そういう事があったら、私がとめたいって思います。 差別されたり、さけられたりすると、なんで私なんだろうって思うから、私は人を差別したりはしないようにしたいです。 私が社会を明るくするのに必要なのは、「友達」だと思います。どんなに経済や、日本の悪い問題がなくなっても、その幸せや楽しみを分かち合う友達がいなければ楽しく、明るくは生きていけないと思いました。 私にはとても大切な親友がいます。その親友と出会ってから私は楽しいことも嫌なことも共に過ごしてきました。私がもし親友と出会っていなかったらどんなに明るい社会でも、今まで以上に幸せな人生を過ごせなかったと思います。その子が笑い、喜び、楽しめば、私も笑い、喜び、楽しいです。私は高校生、大学生、大人、おばあちゃんと、どんなに年をとっても親友や他のたくさんの出会ってきた友達と一緒に楽しく生きていきたいです。 私がもう一つ社会を明るくなるのに必要なのは、「家族」だと思います。私という命を生んでくれた両親や、色んなことを学ばせてくれた兄など、親友と出会えたのも、生んで育ててくれた家族のお陰です。前読んだ漫画で世界で一番強いのはお父さんとお母さんと書いてありました。理由は、強いプロレス選手も、すごい学者も、お父さんとお母さんがいないと生まれてこなかったからだそうです。だから、世界で二番目に強いのはお父さんとお母さん候補の愛し合う二人となっていました。その考え方や愛し合う二人も、社会を明るくするのに必要だと私は思います。 なので私は、社会が明るくなるのに必要なのは、「友達」「家族」「愛し合う二人」などの「人達」だと思いました。社会を明るくするのは、社会を作る人類です。なら、明るくするのも同じ人類で、その中に私がさっきあげた人達も含まれているのではないのかと、私は思います。 私の、明るい社会とは、友だちや家族と楽しく、仲良く、幸せに過ごして、世界中の人々が家族を大切にし、幸せに過ごしている社会。こんなに素敵な社会は無いと思います。みんなの考える明るい社会はどんなものなのか、想像するのが楽しいです。みんなで出しあったキーワードを見ていると、私では思いつかない意見などがたくさん見られて、とても楽しかったです。また、クラスの友達と社会を明るくするには何が必要なのか話しあい、素敵な意見を聞きたいです。優秀賞優秀賞 私は、社会を明るくするためには、世界中の人が、「思いやりの心」を持つことが大切だと思います。 理由は、五年生のときに思いやりをしてもらったことをまとめていたらだんだんみんなに優しく接することができるようになったからです。世界中の人たちが思いやりの心をもったら、平和で明るい社会になれると信じています。 でも、今の社会は人によって態度を変えたり、人種差別をしたりしているのでまだ思いやりの心をもっている人は、少ないと思います。だから人に優しくしたり、頼りにしてもらったりすると自分までうれしく、明るい気持ちになるということをみんなに知ってもらいたいです。 だけど、私も今までは、あまり仲が良くない子と遊ばなかったり、一人の子がいても無視したりしたことがありました。でもそういうことをすると、相手を傷つけてしまうし、友だちにもどんどんきらわれていくんだ、ということを先生に教えてもらったからやらなくなったんだと思います。 だから、世界中の人たちに、いじめをしたりするのはいけない、ということを伝えたいです。 けれど、一人か二人でいきなり思いやりの心をもつと、他の人にいやな目で見られたりするかもしれないと思っている人もいると思います。だけどそこは勇気をだしてほしいです。正しいのは自分だから、と思っていればきっと気付いてくれると思います。 それでもいじめてくる人は、それなりの理由があってやっているのだと思うのでその子に話を聞いたりして心を開いてあげて下さい。 そして、みんなが思いやりの心をもてば、世界中が明るくて、仲がよくなると思っています。 ちなみに、思いやりという言葉を国語辞典で引くと、「あいての身になって考えること、またその気持ち。」とあります。 これを見て私は、なるほどと思いました。なぜなら予想どおりだったからです。 でも、分かっていても、これが大切だとわかっていても、いじめをしてしまう人がいるのだということを考えると悲しくなります。だから、みんなが思いやりの心をもち、世界を平和にできる日がくることを願っています。優秀賞 僕が、社会を明るくするために必要だと思うことは、人をバカにしないことによってのいじめ追放です。そもそも、いじめの発端というのは、小さなことです。例えば、運動が苦手だからといって、バカにしたことがきっかけでいじめにつながることもあります。また、極端な話、学校を何日か休んだだけで仲間はずれにされ、いじめになる場合だってあるのです。大きくなってしまえば、仲間はずれや、いじめだって一種の差別です。小さないじめが、やがて大きな差別になるのです。僕は、そんな差別があふれるクラス、学校、世界は絶対に嫌です。その差別を無くすために必要な第一歩が、人をバカにしないことなのです。 ことわざに、「十人十色」とあるように、人間には一人一人才能や、個性があります。それは、一人一人違うのです。いろんな色があるからきれいに見えるように、色んな種類があるから楽しいように、人間にもさまざまな色や種類があるのです。それを、自分やみんなと違うからといってバカにするのはおかしいと思います。全く同じ人間なんて、この世に一人もいないのです。自分という色があるから、他人という色もある。この考えが常に頭のどこか片隅にでもあれば、いじめや差別は起こらないのではないかと思います。 僕も、実際に人をバカにしてしまったことが何度もあります。しかし、後悔しなかったことは一度もありません。何度も何度も後悔してきたからこそ、他人に同じような思いをさせたくないのです。最近は僕も、十人十色という言葉を心に刻んで、人をバカにすることもなくなりました。だから、他の人にも伝えていきたいと思いました。それが、今まで人をバカにしてきた罪のせめてもの償いであると思うからです。 いじめは、本当に小さなことで無くすことができるのです。人をバカにしないで、個性や色を大切にすることが、いじめ追放への一番の近道ではないかと僕は思います。優秀賞南池袋小学校 6年生近藤 和花さんこんどう のどか巣鴨北中学校 3年生日塔 唯華さんにっとう ゆいか差別について差別について「社会を明るくする人達」「社会を明るくする人達」南池袋小学校 6年生田中 杏菜さんたなか あんな思いやりの心思いやりの心巣鴨北中学校 3年生小田 祐太さんお だ ゆうた「いじめ追放への近道とは…」「いじめ追放への近道とは…」

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