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2.平成2.平成25年度年度 予算案について予算案について第1回区議会定例会招集あいさつ・所信表明セーフコミュニティ国際認証取得を機に、さらに区民の安全・安心を創造することを区政推進の基本とします。拠点となる地域区民ひろばとともに「自治の推進に関する基本条例」の中に位置付け、再認証に向け、取り組みを深化させます。また、全国初の「虐待と暴力のないまちづくり宣言」を行なうとともに、いじめや体罰の撲滅に取り組み、インターナショナル・セーフスクールの拡大を目指します。「豊島区マンション管理推進条例」の施行に合わせ、条例の実効性を確保し、良好なマンション管理を積極的に後押しすることで、住宅ストックの安全・安心基盤の形成に努めます。今後も引き続き施策のビルドアンドスクラップを徹底することにより、財政調整基金等各種基金を可能な限り確保し、将来に向け、持続可能な財政基盤を築いていきます。 「防災対策基本条例」「震災復興の推進に関する条例」を制定し、総合的な災害対策の取り組みを一層強化します。東京都「木密地域不燃化10年プロジェクト」の「特定整備路線」、「不燃化特区制度」の指定を受け、都と密接に連携しながら、沿道まちづくりを積極的に進め、木密地域の面的改善を加速し、地震に負けない都市づくりに努めます。都市としての魅力と価値を高める施策を横糸に各施策の連携を図りながら、福祉、子育て・教育、防災・治安などの区民生活の基盤をなす基本的な施策の水準を押し上げ、東京の中でも大きな存在感を持ち、文化による賑わいにあふれた、人と環境に優しいまちをめざします。 予算総額1,549億6,800万円は過去最大規模であり、拡大の主な理由は、目白小学校等の学校改築、南池袋二丁目A地区市街地再開発事業、西部地域複合施設整備事業、さらには二か所の特別養護老人ホームなどの建設が佳境に入ることに伴い、投資3.平成.平成25年度の事業展開について年度の事業展開について3.平成25年度の事業展開について1.平成.平成25年度施政方針について年度施政方針について1.平成25年度施政方針について2.平成25年度 予算案について 昨年11月の帰宅困難者対策訓練で実施した、多様な手段を活用した情報提供の実証実験を検証し、震災時の司令塔となる新庁舎の竣工に向け、総合的な災害情報システムを整備していきます。また、特定緊急輸送道路の沿道建築物の耐震改修費用の助成額を拡充します。高齢者や障害者が、安全に避難でき、安否の確認ができるよう、要援護者名簿の整備も進めていきます。 区立・私立保育所の改築・改修等を着実に進める中で、定員増や歳児構成の見直しを行うとともに、山手線沿線初の大塚駅直結型認可保育所新規開設に対し運営費等を補助するなどにより受入枠を拡大し、待機児解消に努めます。また、「新子どもプラン」及び「子ども・子育て支援事業計画」の策定に着手するとともに、池袋小学校及び豊成小学校校舎内に「子どもスキップ」を開設します。 最小の経費で最大の効果をあげることは全ての経営の基本であり、無駄を排する観点からの改革にこれからも邁進していく一方、社会経済の先行きに閉塞感が漂っているからと、萎縮しているだけでは自ら好機を逸することになります。区民と共有できるビジョンがなければ、未来に胸を張って歩みを進めることはできません。80周年にあたり、安全・安心創造都市の実現こそ、としま百年に向けたまちづくりビジョンであるとの想いを一つにできました。このビジョンを次の世代に引き継いでいくために、あらゆる課題を想定し、知恵を振り絞って打開の道を探すことが、区民の信託に応えることであるとの想いを深く胸に抱きながら、粉骨砕身する覚悟です。 全国初の先進医療費利子補給事業を創設し、安心して治療を受けられる環境を整備します。また、「歯と口腔の健康づくり推進条例」に基づき、計画的・総合的な施策展開を図るための推進計画策定に着手するとともに、60歳以上は5歳ごとに無料の歯周疾患検診を受診できるようにし、受診率の向上を図ります。 区民ひろばを拠点に、コミュニティ・ソーシャル・ワーク事業を来年度4圏域に、27年度までには区内8圏域に拡大し、地域保健福祉システムの構築を目指します。また、高齢者の見守り訪問事業、高齢者アウトリーチ事業の充実を図るとともに、旧中央図書館跡地と千川小学校跡地に特養ホームを整備します。 1月開催の学力向上シンポジウムで能代市と「教育連携協定書」を取り交わしました。教職員の相互交流・訪問を通じ、相互に学び合い、授業や教育活動の改善・充実や着実な学力向上が期待されます。また、校内無線ラン化に合わせて順次タブレット型パソコンを導入するとともに、目白小学校の改築工事、池袋第三小学校及び池袋本町地区校舎併設型小中連携校の実施設計を進め、21世紀の子どもたちにふさわしい学習環境を整備していきます。区内全小中学校に心理検査を導入し、早期にいじめを予知・発見し、解決に導きます。防災、震災対策子育て健康教育福祉 新庁舎建設工事の進捗に合わせ、総合窓口や案内システムの構築、「豊島の森」や「区民交流スペース」の活用計画をはじめ、災害情報システムの構築などを全庁的に進めます。また、(仮称)西部地域複合施設は、行政・地域防災拠点機能の充実とともに、地域文化創造発信拠点として整備します。新庁舎等の整備 トキワ荘から始まり、最先端のアニメまで脈々とつながる豊島区のマンガ文化を全国に発信していく拠点として、トキワ荘ゆかりの南長崎に「トキワ荘通りお休み処」を整備します。また、3月16日の東急東横線・副都心線の直通運転開始は、新たな人の流れを呼び込み、経済活性化に繋げる好機であり、昨年の西武線サミットに加えて、東上線サミット開催の要請もあり、池袋を核に両線沿線自治体とタッグを組み、文化でまちと人を繋ぐ事業に力を注いでいきます。文化・産業振興 環状5の1号線、補助81号線、補助173号線など都市計画道路の整備が大きく進み、新庁舎移転後の現庁舎周辺地区や造幣局周辺地区のまちづくり、東西デッキの整備、LRT構想など、池袋副都心は今後大きく生まれ変わる可能性を秘めており、まちの将来像を見据え万全をつくしてまいります。 一方、豊島区は、区内各地域に豊かな歴史と文化資源を持つまちであり、池袋副都心の再生とともに、地域ごとに個性ある「地域ビジョンづくり」を進め、「住みたいまち、訪れたいまち」を実現していきます。まちづくり的経費が増加するとともに、将来に備えて基金積立金を増加させることによるものです。今後も、これまでの10年で築いた健全財政の道筋をしっかりとふまえ、先を見据えた万全の財政計画を立てて臨んでいきます。 ▲区議会に臨む高野区長(手前)と、村上議長(奥)平成25年度(2月15日)安全・安心な文化都市としま平成25年(2013年)No.15633/1全世帯へ個別に配布し、新聞への折込みはありません。ご注意ください(3面参照)。広報としま3月21日号は全戸配布します〈毎月1・11・21日発行〉●「広報としま」は、新聞折り込みで配布しています。そのほか区民事務所などの区施設、区内の駅、公衆浴場、ファミリーマート(区内全店)などに置いてあるほか、希望する区民の方に配達しています。

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