20150601_1645
8/12

打ち水をすると、水が蒸発して気体になる時に周囲の熱を奪うことで地面の表面温度を下げる効果があります。朝夕の日が高くない時間帯に風呂の残り湯などを利用して行ないましょう。「グリーンとしま」再生プロジェクト「いのちの森」とは区では、緑豊かな環境都市を目指し、「グリーンとしま」再生プロジェクトの一環として、土地本来の樹種を植えて都市の中に森を再生する「いのちの森」づくりに取り組んでいます。さらに広がる「いのちの森」3月29日 、上池袋くすのき公園開園に合わせて新たに557本の苗木を植樹しました。豊かな森に育つように成長を見守りましょう。省エネ機器貸し出し中身の回りの電化製品の電力消費を調べる「ワットアワーメーター」や「省エネナビ」などの省エネ機器を貸し出ししています◇対象…区内在住の個人、または区内所在の団体や事業所◇要予約。詳しくは問い合わせてください。■問環境事業グループ☎3981-2771暑さが本格的になる前の、この時期から注意が必要です。正しい知識を持ち、暑さに備えたからだづくりをして、予防に努めましょう。 熱中症とは… 気温が高いことなどで体温の調節がうまく働かず、体内に熱がこもり体温が異常に上昇することで起こるさまざまな体の不調です。 どんな時に起きやすい?●気温25度以上の暑い時…30度を超えると熱中症が重症化する人の数が増え 始めます。●湿度の高いとき…25度以下でも湿度が80%以上ある時は、汗が蒸発しにく いため熱中症の危険が高まります。就寝中など家の中で静かにしていても条 件がそろえば熱中症になる場合があります。●個人の体調など…睡眠不足や過労のとき、食事抜き、暑さに体が慣れていな い、子どもや高齢者の方。 熱中症を予防しましょう! 予防の基本は「脱水予防」と「体温の上昇を抑える」です。●暑さを避ける●水分や塩分をこまめに補給する●体調が万全でないときは無理をしない●急に気温が上がった日は特に注意する●栄養バランスの良い食事と体力づくりで暑さに備えた 体作りをする●集団でのスポーツや活動時は声を掛け合い、休息をとる 高齢者や乳幼児は特にご注意を!●高齢者…「汗をかきにくく、熱さを感じにくい」など、自覚がないのに熱中症 になる危険があります。のどが渇いた自覚がなくてもこまめに水分補給を心 がけましょう。●乳幼児…体温調節が未熟なため熱中症にかかりやすくなります。地面の照り 返しに注意しましょう。また、自動車内に子どもだけを置いて離れることは、 絶対にやめましょう。自然の力で快適な家づくり6月5日は国連が定めた「世界環境デー」。日本ではその日を「環境の日」、6月を「環境月間」としています。日ごろから心がけようデング熱対策!こんなところが蚊の発生源TOSHIMA Information熱中症にご用心!~夏到来前に予防対策を~昨年、都立代々木公園などのヒトスジシマカを原因とするデング熱患者が確認されたことは記憶に新しいところです。日頃から家周りの蚊の発生源をなくすなどの蚊対策を行ないましょう。 蚊はどこから発生するのでしょうか? 蚊は水たまりから発生します蚊は水たまりや水際に卵を産みます。卵からかえった幼虫(ボウフラ)は水中で生活し、その後サナギを経て蚊の成虫になります。蚊の成虫は、日陰が多く風通しの悪い樹木下などの植栽や草むら、雨水マスの中などに棲息しています。●区の対策(公園・道路)公園や道路の雨水マスや側溝に対しては4~10月の間、巡回して昆虫成長制御剤を投入しています。8広報としま特集版 平成27年(2015年) 6月号 No.1645豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1 ホームページ http://www.city.toshima.lg.jp/[対策] 蚊の発生元をなくしましょう容器を片づける・逆さまにする受け皿をなくす空き缶をなくす蚊の一生(蚊の生態)QAQAを植えて都市の中に森を再生する「のちの森」園園のの調べる「ワットアワメタ」や「省エネナビ」 水たまりがなくせない時はどうするの? 局所的に殺虫剤を使いましょう敷地内の雨水マス、側溝などの改善できない設備や場所に薬剤を使用する場合は、ポイント的に撒布や投入を行ないます。蚊・ハエ用のエアゾールを一吹きすると2~3週間効果があります。撒き過ぎると環境への影響や健康被害などの薬害が生じたりしますのでご注意ください。室内への直射日光を遮るのはもちろん、植物の蒸散作用により葉の温度上昇が抑えられ、すだれよりもさらに涼しくする効果があります。打ち水緑のカーテンめまい、立ちくらみ、筋肉痛手足のしびれ、気分が悪い、ボーっとする頭痛、吐き気、吐く、体がだるい、意識が何となくおかしい意識がない、けいれん、体が熱い、呼びかけに対し返事がおかしい、真っすぐに歩けない・走れない軽症重症[熱中症の症状]水際や水面に産む※1回に産む数は10~200個くらい水の中で生活する雨水マスの中、日陰や風通しの悪い草むらなどに集まる1~2週間は水の中にいる1か月くらい生きる卵ボウフラサナギ(オニボウフラ)成虫身近なところから環境のこと、考えてみませんか~6月は環境月間です~これからの夏に向けて、エネルギーに頼りすぎずに自然の力で快適に過ごしてみませんか?暑さを我慢しすぎずに、エアコンなどを上手に活用しましょう。水たまりをなくす対策を防除の基本として考えましょう■問池袋保健所健康推進課☎3987-4174、長崎保健所☎3957-1191日頃から「高温注意情報」や「暑さ指数」を参考にしてください。熱中症に関する情報は環境省のホームページをご覧ください。■HPhttp://www.wbgt.env.go.jp/■問生活衛生課☎3987-4176

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る