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5東日本大震災に衝撃を受け、「人の役に立ちたい」と思うように　高校2年の時に東日本大震災があり、テレビの中の映像が現実とは思えず、衝撃を受けました。その時に「人の役に立ちたい」と消防士を志し、帝京平成大学の救急救命士コースで学んでいます。大学の地元の豊島消防署の消防団員募集活動がきっかけで入団しました。消防士の活動を近くで見るチャンスだと思いました。　私が所属している分団には学生が３人います。年上の団員の方からは面倒を見ていただきつつ、力仕事を任せてもらい、期待されていると感じます。年末には高岩寺で丸一日警戒活動をし、露店のプロパンガスのチェックや救護活動を手伝いました。ほかに、よさこい祭りの時の巣鴨駅の警戒や夜の年末警戒、放水訓練などが主な活動です。活動を通して地域の方と話す機会が増え、温かい商店街を身近に感じています。消防団活動に真剣に取り組み、信頼される消防士になりたい　大学入学後、マラソンの救護ボランティアも始め、さいたま国際マラソンや横浜国際マラソンでＡＥＤを背負ってランナーの隣を自転車で伴走しました。その時、ボランティアはお金のためでなく、人のためになることで自分も幸せになれると感じました。それは消防団でも同じです。感謝の言葉をいただき、充実感があります。消防団活動を半年続けて、将来の夢への気持ちがもっと強くなりました。　消防団員として普段心掛けているのは、災害に備えて地域の消火栓の位置などを頭に入れておくことです。また、救命救急の大切さは学んでいるので、出先で具合の悪い方がいたらすぐに対応したいと思います。今後、消防団活動にも真剣に取り組み、そこで学んだことを将来に生かせるように頑張っていきたいです。掛けているのは、災害に備えて地域の消火栓の位このたいにでせい人のためになることで、自分も幸せになれる川井 裕輝さん　地域防災力の要となるのが消防団です。学生、会社員、自営業、主婦など様々な方が活動しています。地域のつながりを深め地域に貢献したい方、あなたの入団を待っています！◇入団資格…18歳以上の健康な方で、各消防署管内に在住、在勤、在学の方(区内には豊島・池袋の２つの消防署があります)消防団員募集地域のヒーローになろう！　地詳細は東京消防庁ホームページHPhttp://www.tfd.metro.tokyo.jpで確認してください。■問豊島消防署防災安全係☎3985－0119　池袋消防署防災安全係☎3988－0119豊島消防団第2分団所属豊島消防分団所属