20161114_gougai
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 人のからだは動くためのエネルギー源として、食事や飲み物を消化してブドウ糖に変え血液に乗せてからだの細胞に届けます。しかし、インスリンの作用が弱いとブドウ糖をうまく利用できずに血液中のブドウ糖の量が増加し血糖値が高くなります。 高血糖状態が長く続くと、全身の血管が障害されて、心筋梗塞や脳梗塞、腎障害を引き起こし、腎不全により人工透析が必要となったり、失明、神経障害などの深刻な合併症を引き起こす可能性があります。成人に多い2型糖尿病は、多くの場合無症状で始まります。自覚症状のないこの時期に糖尿病を発症する前の高血糖状態を健康診断で発見することが重要です。2型糖尿病は食事や運動などの生活習慣が関係しているので、生活習慣を改善することで、糖尿病の発症を遅らせたり、予防することができます。 「インスリン」という血糖値を下げるホルモンの量や作用が低下したため、体内に取り入れられたブドウ糖がうまく利用されず、血液中のブドウ糖(血糖)が多い「高血糖状態」が慢性的に続く病気です。 1型糖尿病と2型糖尿病があり、すい臓でインスリンが作られない場合(1型糖尿病)と、遺伝的に糖尿病になりやすい体質と食べ過ぎや運動不足、肥満、喫煙、飲酒、ストレスなどが誘因となってインスリンを作る力が弱くなったり、インスリンに対する感受性が悪くなったりしている場合(2型糖尿病)があります。予防方法予防方法生活習慣改善で糖尿病の発症を予防しよう糖尿病についての理解を深めて、予防や改善につなげましょう 厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の平成26年調査によると、糖尿病の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、316万6,000人で前回の調査よりも46万人以上増加しました。 増え続ける糖尿病患者数と医療費を抑制するため、豊島区では昨年度から、国民健康保険被保険者の方々を対象に特定健診結果や医療費などのデータ分析を行い、糖尿病重症化予防の取り組みを始めました。 糖尿病はコントロール可能な病気です。病気のことを正しく理解し、日ごろの生活の中で予防または今以上進行させないようにしていきましょう。液1型糖尿病と2型糖尿病があり、すい糖尿病とは糖尿病とは糖尿病とは???糖尿病とは?食事に気をつけよう身体活動・運動をしよう良い睡眠を取ろう11日3食規則正しく食べよう2夕飯が遅くなる時は、2回に分けて食べよう3ゆっくりよく噛んで味わって食べよう4ベジファースト!野菜から食べよう運動習慣をつけよう!毎週60分または、30分以上の運動を週に2回目標時間息がはずみ、汗をかく程度のスポーツや運動を続けよう食べ方を工夫しよう!!血糖とヘモグロビンA1cの値血糖(空腹時)正常型特定保健指導判定値ヘモグロビンA1c値(NGSP値) 5.6% 6.0% 6.5%糖尿病型糖尿病予防のための保健指導医療機関に受診して治療が必要特定保健指導判定値100 mg/dI110 mg/dI126 mg/dI160 mg/dI地域保健課 保健事業グループ☎3987-4660 赤血球の中に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結合したもので、検査日の過去1~2か月間の平均血糖値を反映する血糖コントロールの指標です。 ヘモグロビンA1cは血糖値とは異なり、検査前の食事の影響を受けないため、糖尿病の予防や発見、診断、治療の経過の判定に使われます。 数値が6.5%以上の方は糖尿病の可能性が高い状態です。医師に相談しましょう。 睡眠不足や長すぎる睡眠、不眠などは、生活習慣病との関係が深いといわれています。日本の成人の標準的な睡眠時間は6時間以上8時間未満と言われています。年齢にあった、標準的な睡眠時間を目標に、就寝時刻と起床時刻を見直してみましょう。★健康な成人の   睡眠時間★5主食・主菜・副菜をそろえよう有酸素運動&筋力トレーニングが効果的!45歳 約6.5時間65歳 約6時間人のからだは動くためのエネルギ源として食事や糖尿病が引き起こすさまざまな合併症糖尿病が引き起こすさまざまな合併症と糖尿病神経障害糖尿病網膜症糖尿病腎症閉塞性動脈硬化症による壊疽脳卒中虚血性心疾患(心臓病)ウォーキングエアロビクス脚上げえそ 赤血球の中に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結合したもので、検査日のヘモグロビンA1c(HbA1c)とはヘモグロビンA1c(HbA1c)とはヘモグロビンA1c(HbA1c)とは?????????ヘモグロビンA1c(HbA1c)とはヘモグロビンA1c(HbA1c)とはヘモグロビンA1c(HbA1c)とは?????????ヘモグロビンA1c(HbA1c)とはヘモグロビンA1c(HbA1c)とはヘモグロビンA1c(HbA1c)とは?????????エー ワン シーエー ワン シーエー ワン シーヘモグロビンA1c(HbA1c)とは?エー ワン シーご飯・パン・めん肉・魚・卵・大豆・牛乳野菜・いも・海草・きのこ主食主菜果物・その他副菜(健康づくりのための睡眠指針2014より)広 報平成28年(2016年)11/14国際アート・カルチャー都市としま国民健康保険特集号発行:豊島区ホームページhttp://www.city.toshima.lg.jp/編集:国民健康保険課給付グループ☎3981‐1296地域保健課保健事業グループ☎3987‐4660●「広報としま」は、新聞折り込みのほか区民事務所などの区施設、区内の駅などで配布しています。

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