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https://www.facebook.com/anemama.tomato/FB 子育て支援グループ「AneママグループTOMATO」の活動のきっかけは、「産後の不安には妊娠時から気持ちの準備ができるといいよね」と、ママ仲間で話が盛り上がったことだとか。「妊婦から産後ママを対象にした講座を自分たちで開催したい!」と、区民プロデュース講座を始めました。 仕事を辞めたりして妊娠・出産に入ると、意外と地域でのつながりを感じられず、自分の居場所を見つけにくい、そんなママの「姉(Ane)」として、行政と民間の間で「豊島区の(TO)ママと(MA)共に(TO)」活動してきました。 講座はこの2年間で、「子どもが野菜好きになる秘密」「抱っこひもの付け方と歩き方」「夫婦で参加する父親学級」「男の子の心と体」など8回を開催。ママとして自分たちが感じるリアルな思いが講座になっています。「ママが講座に集中して参加でき、一時でも子どもと離れることでリフレッシュもしてほしい」と、すべて保育付き。参加者の中には保育初体験の方も多いそうです。「家で一人で子育てしていると煮詰まりがち。なかなか他人に預けるのも躊躇しがち。私たちの講座に来て、ちょっと肩の力を抜くきっかけにしてほしい」とメンバーは語ります。 講座を開催するにあたって「自分たちの家庭を犠牲にしない」ことをルールに、9名で役割分担。打ち合わせが大変そうですが、どうしているのでしょう。「スケジュール管理や講師・会場などの手配、ちらし作成、申込者への対応、当日の運営など、たくさんある懸案をLINEを活用して打ち合わせます。スタンプは禁止(笑)。全員で集まることはできませんが、お互いがつかず離れずいい関係を作れているな、と思っています。子どもの登校後は、LINE上のやり取りがとても活発です」と白根さん。 豊島区での子育てについて伺いました。「豊島区は繁華街などもあり危ないというイメージの方もいますが、だからこそ地域の方が目を配ってくれる、都会の中の下町的な面もあります」と鴨下さん。「高齢の方と子どもとの交流があるのは、交流を盛り上げるためのイベントが地域にあるから。いい環境だと思います」と遠山さん。 参加してくれたママたちの笑顔や、それを提供できた喜びを励みにして、同じ思いを持った仲間がいることに感謝しながらの活動。来年度は、5回の講座や企業とのコラボレーションなどにチャレンジする予定です。「ママとして積み上げたキャリアを活かして誰かのために活動することは、誰でもできると思います」と白根さん。 「AneママグループTOMATO」は、ママの笑顔のためにこれからも挑戦していきます。※「としまscope」でもAneママグループTOMATOのコラムを紹介しています。ちゅうちょいhttps://www.facebook.com/anemama.tomato/FB 子育て支援グループ「AneママグループTOMATO」の活動のきっかけは、「産後の不安には妊娠時から気持ちの準備ができるといいよね」と、ママ仲間で話が盛り上がったことだとか。「妊婦から産後ママを対象にした講座を自分たちで開催したい!」と、区民プロデュース講座を始めました。 仕事を辞めたりして妊娠・出産に入ると、意外と地域でのつながりを感じられず、自分の居場所を見つけにくい、そんなママの「姉(Ane)」として、行政と民間の間で「豊島区の(TO)ママと(MA)共に(TO)」活動してきました。 講座はこの2年間で、「子どもが野菜好きになる秘密」「抱っこひもの付け方と歩き方」「夫婦で参加する父親学級」「男の子の心と体」など8回を開催。ママとして自分たちが感じるリアルな思いが講座になっています。「ママが講座に集中して参加でき、一時でも子どもと離れることでリフレッシュもしてほしい」と、すべて保育付き。参加者の中には保育初体験の方も多いそうです。「家で一人で子育てしていると煮詰まりがち。なかなか他人に預けるのも躊躇しがち。私たちの講座に来て、ちょっと肩の力を抜くきっかけにしてほしい」とメンバーは語ります。 講座を開催するにあたって「自分たちの家庭を犠牲にしない」ことをルールに、9名で役割分担。打ち合わせが大変そうですが、どうしているのでしょう。「スケジュール管理や講師・会場などの手配、ちらし作成、申込者への対応、当日の運営など、たくさんある懸案をLINEを活用して打ち合わせます。スタンプは禁止(笑)。全員で集まることはできませんが、お互いがつかず離れずいい関係を作れているな、と思っています。子どもの登校後は、LINE上のやり取りがとても活発です」と白根さん。 豊島区での子育てについて伺いました。「豊島区は繁華街などもあり危ないというイメージの方もいますが、だからこそ地域の方が目を配ってくれる、都会の中の下町的な面もあります」と鴨下さん。「高齢の方と子どもとの交流があるのは、交流を盛り上げるためのイベントが地域にあるから。いい環境だと思います」と遠山さん。 参加してくれたママたちの笑顔や、それを提供できた喜びを励みにして、同じ思いを持った仲間がいることに感謝しながらの活動。来年度は、5回の講座や企業とのコラボレーションなどにチャレンジする予定です。「ママとして積み上げたキャリアを活かして誰かのために活動することは、誰でもできると思います」と白根さん。 「AneママグループTOMATO」は、ママの笑顔のためにこれからも挑戦していきます。※「としまscope」でもAneママグループTOMATOのコラムを紹介しています。ちゅうちょい

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