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問申HPEMFAX保3問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス  フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保豊島区伝統工芸保存会の若手職人の方々にお話を聞きました。地域に根付き、生活とともに育まれてきた伝統工芸。よく「伝統を守る」と言うけれど、それはただ一つのことを頑なに続けることではなく、時勢に合わせて自らの居場所を探し続けることなのかもしれません。■問商工グループ☎4566-2742豊島区の歴史・文化を学びませんか豊島区の歴史・文化を学びませんか郷土資料館リニューアルオープン郷土資料館リニューアルオープン 20歳から銀の工芸品を作る会社で職人として10年間働きました。そこでは機械化も進み、量産する一工程に携わっている感覚で、自分で1から10までものを作っているとは言えませんでした。そこで休日に技術書から独学し、下町の職人を訪ねて3年ほど師事して独立しました。 販売する作品はジュエリーやタイピン、酒器など実用品がメインです。手作業で制作した原形から型を取り、鋳造した後に打ち出しや彫金、磨いたりして、きれいに仕上げます。お客さんが手に取りやすいように値段を考えて、商売としての作品作りも必要だと思うんですよ。そのためには、伝統的な道具や技法だけでなく、現代的な工具や技術も上手く取り入れ、時代に合った作品を作ることが大切です。ただ、ラインやフォルムなど感性に訴える美しさは手作業でないと作れません。手仕事の痕跡を感じてもらえるように、機械ではできないことを工夫するように心がけています。過去と未来のはざまで 伝統工芸は昔ながらに同じことをやっていると思っている人が多いですが、それでは廃れてしまいます。伝統を受け継ぎながらも、新しいことを創造していくことが必要だと感じます。今は自分から売り出していかないと技術があっても厳しい時代。伝統工芸が職業として成り立ちにくい世の中になっています。私は12年下働きして独立した初代ですので、まずは自分がものづくり一本で食べていくことが挑戦です。金工豊島区の歴史・文化を学びませんかリニューアルオープンリニューアルオープンリニューアルオープンリニューアルオープンリニューアルオープンリニューアルオープン10月1日㈰建物の大規模改修工事に伴い、常設展示をリニューアルしました。「豊島台・本郷台に生きる~ひと・景観・暮らし~」をテーマに、この地に人類が現れた約3万年前から現代にいたる豊島区域の歴史を、考古資料、文書、生活資料、地図、写真などでわかりやすく紹介します。また企画展示室では、年に数回、郷土、美術、文学・マンガの3分野による展示会やイベントを開催します。皆さんのご来館をお待ちしています。■問郷土資料館☎3980-2351■HPhttp://www.city.toshima.lg.jp/bunka/bunka/shiryokan/◇所在地…西池袋2-37-4 としま産業振興プラザ(IKE・Biz)7階◇開館時間…午前9時~午後4時30分◇入館無料常設展示は見どころ満載!●豊島区のあゆみ●大地の誕生●原風景以前旧石器から武士の登場まで幾重にも重なった区域の風景を紹介●原風景の形成と変容江戸に接する農村地帯の実情と変化を古文書などを使って展示●近代都市への道都市化の諸相を、交通・産業・娯楽など様々な切り口で紹介●語り継ぐ・戦争戦中・戦後の生活資料や空襲直後の写真、被災資料などを展示●暮らす・祈り生活資料を中心に、暮らしの変化や様相についてテーマを替えて展示▲昭和59(1984)年の開館以来、人気の高かった「長崎アトリエ村」と「池袋ヤミ市」の模型も補修工事を行ない、引き続き展示します。区のあゆみを5色で見せる全長6mの「色でたどる豊島区年表」自然・人が刻んだ痕跡を高さ約4mの地層剥ぎ取り標本で展示地層剥ぎ取り標本とは、過去の人類の活動痕跡である遺構や、自然堆積により形成された地層の断面を薄く剥ぎ取った実物標本です。展示の冒頭では、谷端川の水源地に隣接する(仮称)芸術文化資料館予定地区(千早2-39)から剥ぎ取った、3万年以上前・旧石器時代までの地層堆積状況を観察できる標本を公開しています。富士火山をはじめ遠くは九州から飛来した火山噴出物、各時代の植生を示す花粉化石や植物珪酸体を顕微鏡で観察できるコーナーは必見です。地層を剥ぎ取る・分析する―新しい発見のために―時代に合った伝統工芸工芸平成30(2018)年1月28日㈰まで開催中小学校の郷土学習に対応した昔のくらしを体験できる6畳の和室を再現展示します。また、江戸時代の寺子屋に関する資料や公立小学校の教材などを通して、豊島区の教育のあゆみを紹介します。リニューアル記念企画展第1弾 「学びと暮らし」 は渡部 隆さん/流線かたくすた

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