20180301_1774
6/16

としま‘s ワークスタイル仕事の現場を行くルポルタージュ区はWLBに取り組む企業を「豊島区ワーク・ライフ・バランス推進認定企業」として認定しています。「WLB推進認定企業」区が認定したワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)推進認定企業から、会社の色々な立場の方にWLBに関する様々な疑問をお聞きしました。経営の立場から見ると、WLBの取組みは不都合な面もあります。有休消化率のような数値目標を達成する一方でサービスが低下するなら、会社として事業の継続が危ぶまれるので。会社として何が大切なのかを考えたとき、1番は従業員です。皆が一生懸命、仕事に取り組んでくれるから、サービスを提供できているのです。だからこそ、従業員には心身ともに健康である事が大切なんだ、ということを常に伝えています。勤務時間や休暇制度など働く環境の整備は行なっています。しかし、WLBの本質は安心して働き続けるために、仕事と生活のバランスをいかに保つかを常に意識しながら仕事に取り組むことではないでしょうか。会社としてWLBに取り組むという話が降ってきた時は、正直、戸惑いがありました。すぐに…という訳にはいきませんでしたが、3・4年前から徐々に浸透し始めていきました。現場レベルでは「共有する」ことがWLBの取組みの中で一貫したポリシーです。一人ひとりが受け持つ案件毎の進捗、資料作成など事務的な作業のノウハウといったところでしょうか。実感として、残業時間は減ったと感じています。弊社はイベントの企画・運営を取り扱っているため、アイデアを重視しています。仕事から離れて色々な経験を積む、その中で面白そうな企画が思いつくという好循環が生まれてきたことも、WLBの取り組みを進めてきたなかで大きな収穫だと感じています。▲整然としたオフィスで、真剣に仕事に取り組んでいました。▲終業時間に鳴るチャイムが、残業時間の抑制に一役買っているそう。仕事と生活が交わるとき経営者としてのポリシー● ●● 広報としまや区ホームページで会社が紹介されます。認定証が授与されます。契約時、入札の際に加点が受けられます詳細は区ホームページ参照認定のメリット株式会社セレスポ● サービス業株式会社アイビーシステムズ● ソフトウェア業東京支店営業課森 勝正さん人事総務部佐々木 悠子さん取締役副社長福森誠志さん代表取締役社長野沢正巳さん

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る