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仕事と育児の両立で困ることと言えば、子どもたちの看病のため急に休まないといけなくなったときですね。交互で休みを取りますが、どうしても休めないときは妻に頼ってしまいます。私の仕事に対して妻が理解してくれているので感謝しています。言うまでもなく仕事は大事ですが、やはり凱風と穰多、2人の子どもたちが1番大事です。まだ小さいので手がかかりますが、今はそういう時期だからと割り切って考えるようにしています。鈴木 覚さん   穰多くんいま「働く」ということが大きく変わろうとしています。見渡してみると、仕事に割く時間を減らす方向で様々な取組みが進められています。しかし、仕事上の責任や役割を考えると簡単には取組みを進められないのではないでしょうか?「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」「働き方改革」という言葉が連日メディアを賑わせているなか、ここで言う「仕事」や「働き方」とは何なのか?を考えてみます。生活の現場を行く仕事と育児に追われる毎日を過ごす鈴木さんに聞く、日常の本当のところ。育児の始まりとともに仕事に対する意識は大きく変わっていったそうです。■問男女平等推進センター(エポック10)☎5952-9501仕事に対する意識は大きく変わっていったそうです。「イクメン カジダン イクジイ写真展(※)」 に応募し、入賞。当たり前と思い込んでいたことが客観的に見直すと当たり前ではなかったと気が付く場面が、仕事と育児の両立に悩んでいるなかであったそうです。一人で悩まず、色々な考え方や経験に触れること。これが大変な時期を乗り切るうえで大切なことなんだと話していました。「思い込みを捨てること」まとめ▲南池袋公園に家族で散歩に来た時に撮った写真が入選!「わたしらしく、暮らせるまち。」 としまイクボスBook~働き方改革に向けて~区内大学・企業の、働き方改革に関する考え方や取組みと成果を集めた1冊。豊島区から始まる、働き方改革へ向けた歩みをぜひ、ご覧ください!それぞれの立場で悩み、考えた末に「働く環境の整備」や「私生活でのチャレンジ」など具体的な行動につなげていく-。それが、従業員や同僚、取引先、夫婦・家族など、自身を取り巻くあらゆる関係のなかで信頼関係を築き、強固にしていったということが皆さんのお話のなかから垣間見られました。仕事も生活も、環境や事情によりどちらかに注力せざるを得ない時期はどうしても生じます。そのことを踏まえたうえで、環境を整えたり、工夫したりすることで、その時々でしなやかに生活スタイルを変えていくこと。これが新しいワークスタイルなのかもしれません。撮影…鈴木直美撮影…鈴木直美(※)エポック10では、家事や育児を積極的に取り組む男性を応援するために、毎年公募による写真展を開催しています。まとめ環境を整えたり、工夫したりすることで、その時々でしなやかに生活スタイルを変えていくこと。これが新しいワークスタイ

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