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広報としま特集版 平成30年(2018年) 9月号 No.1798豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ http://www.city.toshima.lg.jp/2フェスティバル/トーキョー18今年で3回目を迎える、東京の多彩で奥深い芸術文化をとおして世界とつながることを目指した都市型総合芸術祭です。『ひらく』…劇場以外の場所でもハイクオリティな作品に触れられるようにする、『きわめる』…世界の最高峰・最先端を集める、『つながる』…東京だけでなく日本全体を活性化する、3つの柱で展開します。10月18日㈭~28日㈰ 池袋西口公園演出/ジョルジオ・バルベリオ・コルセッティ◇今年の東京芸術祭のフラッグシップとなる作品。会場には囲いが無いので遠くから鑑賞したり音楽を楽しんだりすることも可能。まさに「ひらく」を表した作品です。既存の演劇の枠組みを超えるため、舞台をまちの中に溶け込ませる演目で構成する「まちなかパフォーマンスシリーズ」。このシリーズの1つ『テラ』は、表紙を飾った稲継さんと同じ大学の出身者である坂田さん、田中さんの3人によるコラボレーション企画です。東京芸術祭2018『テラ』 原案:三好十郎「詩劇 『水仙と木魚』 ー少女の歌える」ほか坂田ゆかり(演出)稲継美保(出演)田中教順(音楽)西方寺(西巣鴨)を舞台に、1980年代生まれの3人が言葉と音楽の空間をつくりあげます坂田さん●稲継さんが、俳優として「舞台上で完結した演技」ではない、新しいことに挑戦したいという葛藤と野望を持っているのを知っていたので、彼女の持ち味を最大限に引き出すためにはどんな作品が良いのか、色々と考えました。そのなかでたどり着いたのが三好十郎の詩劇「水仙と木魚」です。稲継さん●演技に携わって10年以上になりますが、やはり印象深いのは初めて演技したときのことです。坂田さんと一緒に作ったモノローグの作品で、全編を通して一人で舞台に立ちました。自分のなかで演劇とは何なのかを考えるスタートであり、原点でもあります。坂田さん●この作品に欠かせないもう一人の主役は、「水仙と木魚」の「木魚」にあたるパーカッションの田中くんです。田中さん●今回、初めて演劇作品の音楽を担当させていただきます。自分にとって新しいチャレンジではありますが、これまでも即興性の強い音楽をやってきましたし、声や台詞に対して即興演奏を行なうといったこともあったのでそういった部分で受け入れる素地はあると考えています。『野外劇 三文オペラ』11月 14日㈬ 15日㈭ 16日㈮ 17日㈯12:00 ● ●18:00 ●19:00 ● ● ● 会場・特別協力…西方寺(西巣鴨4-8-43)公演スケジュール▲左から田中さん、坂田さん、稲継さんまち全体が舞台の、誰もが主役になれる劇場都市「国際アート・カルチャー都市」を目指すプログラム。9月30日㈰まで 区内および近隣の劇場など100名の公募審査員が公演を採点。大賞ほか各賞を選出・表彰する地域密着型の演劇祭です!東京芸術劇場からは、国際色豊かで、新たな表現の扉を開く4演目が東京芸術祭に参加します。若手アーティストの可能性を開拓する人材育成プログラムを通じ、アジアの舞台芸術のネットワークをはぐくむプラットフォームを目指します。▲前川知大作『ゲゲゲの先生へ』より▲APAF2017舞台芸術とは、作り手と観客が出会い、同じ時間と場所を共有することで初めて成立する。それはちょっと「面倒な」ことだけど、集団で作りあげるという点が舞台芸術の魅力でもあります。「脱ぎすて跨ぎ越せ、新しい人へ」をテーマに、11回目を迎える舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー 18(以下、F/T)」、いよいよ開幕!※フェスティバル/トーキョー18は東京芸術祭2018の一環として開催されます。■申公演の内容やチケットの購入方法など詳細は当イベントホームページ■HPhttp://www.festival-tokyo.jpをご覧ください。■問フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局☎5961-5202 東京芸術劇場、あうるすぽっと、南池袋公園ほか10月13日土~11月18日日脱ぎすて跨ぎ越せ、新しい人へPhoto:Kazuomi Furuya■申申込み方法やプログラムなどの詳細は、東京芸術祭公式ホームページをご覧ください。としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム芸劇オータムセレクションAPAF-アジア舞台芸術人材育成部門池袋演劇祭▲第29回池袋演劇祭 大賞・ラビット番長またせりふ総合ディレクター…宮城 聰

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