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コミュニティソーシャルワーカー(以下、CSW)は、一人ひとりの生活や思いに寄り添い、みなさんと一緒に地域の課題解決に取り組みながら、誰もが暮らしやすい地域をつくるために日々、区内を奔走しています。■問福祉総務課計画グループ☎4566-2422地域と人、思いと行動をつなぐCSWを紹介します。問申HPEMFAX保問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス  フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保3◆多様で複雑化した課題は区の対応だけでは解決が困難な場合もあることから、区と区民や 民生委員・児童委員、活動団体など地域の力を結集することが重要になります。◆区はCSWを配置することにより、地域における支え合いや連携体制づくりを推進するとともに、制度の狭間の課題や複合的課題を抱えた方々への相談支援体制の充実を図っていきます。区の考え方CSWが求められている理由●少子高齢化やプライバシー意識の高まりなどを背景に地域のつながりが希薄化。●ごみ屋敷、虐待、孤立死、貧困の連鎖など様々な社会問題が表面化。社会を取り巻く状況●単身世帯(特に一人暮らし高齢者)の割合が高くなっている。●ご近所付き合いの希薄化など、コミュニティによる支え合いが難しくなっている。区の特性わ  け豊島区地域保健福祉計画(平成30年3月発行)は上記2次元コードからご覧いただけます。「子どもたちのために」という思いで、みなさんが自分の持てる力を発揮しています。それがきんぎょサロンの良いところです!川口さんリタイア後の人生、私は特に人と人との縁というものを大切にしたいと考えています。ずっと仕事をしてきたなかで多くの方とお会いしてきましたが、これからは仕事以外のところで人と会ってお話をしたかったんですよね。人と出会える場所として区民ひろばを利用するなかできんぎょサロンを知り、参加しました。地域のみなさんと一緒に、課題解決に向けた取組みを考え、実践します。つくる新たにできたサロン活動などを通して、人と人、人と地域がつながります。つなぐCSWがみなさんから話を聴くなかで、地域の課題や状況を把握します。聴く解決のステップCSW松里さん区民ひろば上池袋が工事のため一時的に使用できなくなったことがきっかけです。利用者のなかには慣れ親しんだ地域の居場所が無くなると困る方もいたので、日常的に集まれる場所の確保が必要だと考えました。そこで、区民ひろばと相談して、利用者の趣味・特技を活かせる集いの場をつくりました。やがて、工事も終わり区民ひろばも通常どおりに開館しましたが、参加者から「活動を続けたい」「子どもたちの力になりたい」という声が上がり、いまのサロン活動に至っています。サロン立ち上げのきっかけ参加のきっかけは使わなくなった布や糸などを持ち込んだときに誘われて…でしょうか。それまで手芸はやったことがなかったんですよ。でも、今は家にいるときだって、夜も寝ずに夢中になって縫うことがあるくらい!サロンに参加したことでひとつ趣味を持つことができたのはうれしい収穫でした。大橋さんい毎週水曜日 午後2~4時 区民ひろば上池袋編み物などの手芸を中心とした活動を行なっています。作った小物はフリーマーケットなどで販売し、得られた収益の全額を子どもを支援するNPO法人に寄付しています。(共催…区民ひろば上池袋)地域課題の解決に向けた取組み きんぎょサロンケーススタディ▲終始、和気あいあいとした雰囲気で作業に取り組んでいます。

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