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4広報としま特別号 令和元年(2019年) 9月17日号※記載の情報は平成31年3月時点のものです。内容は変更される場合もあります。アピアランス(Appearance)は、広く「外見」を示す言葉です。がんの治療に伴う身体的苦痛として脱毛や乳房の切除、皮膚の変化などが、上位に挙げられています。こうした外見の変化が就労など社会生活を送るうえでの悩みとつながることがあるため、アピアランスに対するケアが注目されています。(相談、支援窓口)○がん相談支援センター医療用ウイッグの取扱いのある美容院や、カバー用メイク用品の取扱いのある化粧品メーカーなどもあります。豊島区では、がんの早期発見、予防、早期治療のため、がん検診を実施しています。がん検診は定期的な受診が重要です。豊島区のがん検診はすべて無料で受診できるので、検診チケットが届いたら受診しましょう。 ~自分らしくあるために~ 【アピアランスケア】平成24年度から、全国に先駆けて、児童・生徒や保護者の意識を高め、がんにならない健康な体づくりを推進するため、区立小中学校でがんの仕組みや予防などに関する教育を行っています。これまでに、正しい知識の普及やいのちの大切さを学ぶ取り組みとして、「がんに関する教育」の教材開発・活用や、小中学生とその保護者等を対象とした「いのちの授業」特別講演会などを開催しました。1 がん患者のウィッグ・胸部補整具等購入費用助成事業  がん治療に伴い脱毛が生じた方や乳房切除等を行った方が、ウィッグや胸部補整具等を購入した場合の費用を助成します。2 がん先進医療費利子補給事業  がん先進医療を受ける方が区指定金融機関で医療費の融資を受ける際、その利子相当額を助成します。3 禁煙レストランとしま「豊島区受動喫煙防止対策推進店登録制度」  たばこの煙がない環境でお食事を楽しんでいただくために、区に登録した店内完全禁煙の飲食店にステッカーを掲示していただき、区ホームページで公表しています。4 骨髄移植ドナー支援事業  「血液のがん」といわれる白血病などの患者の方々への支援策として、骨髄・末梢血幹細胞を提供した人及びその方が従事する事業所に奨励金を交付します。〈医師会〉 専門病院や高度医療機関と連携し、かかりつけ医として日常を支えるほか、訪問看護師や薬剤師などと連携して外来通院が困難な方や住み慣れたご自宅等での療養を望まれる方のため、訪問診療を実施しています。在宅緩和ケアやご本人の意思を尊重した在宅看取りにも取り組んでいます。ご本人に“自宅で最期を迎えたい”という意思があり、在宅療養をしようと考えたとき、まずその気持ちを主治医や身近な看護師に伝えてみましょう。また総合的な相談は、「在宅医療相談窓口」でも受けることができます。〈歯科医師会〉 ○あぜりあ歯科 ・外来通院が困難な方を対象にした訪問歯科診療の拠点となっています。周術期(手術前後の期間)口腔ケアや終末期口腔ケアを歯科医師と歯科衛生士が訪問して行います。 ・口腔がん検診を無料で行っています。※要電話予約   口腔がん検診実施日・時間:毎月第3水曜日午後2時~4時   申込先:03-3987-2425(あぜりあ歯科)03-3987-2370(歯科相談窓口)〈薬剤師会〉 ○池袋あうる薬局 ・休日夜間を含め、薬の相談を受けています。 ・医療機関を通じて在宅医療用注入ポンプのレンタルを行っています。 ・専門医やかかりつけ医と連携し、在宅療養をしている方の痛みを和らげる医療用麻薬を速やかに提供するための医療用麻薬ネットワークの中心となっています。受けていますか?がん検診区のがん教育区のがん患者支援事業区関係団体のがん患者支援事業その他、対象年齢、検査など詳しくは区ホームページ(www.city.toshima.lg.jp/209/kenko/kenko/shinsa/gan/index.html)をご覧ください。問い合わせ:1〜3については 地域保健課がん対策・健康計画グループ 03-3987-4243 4については 地域保健課管理グループ  03-3987-4203胃がん検診肺がん検診乳がん検診胃がんリスク検診前立腺がん検診子宮頸がん検診大腸がん検診豊島区民はすべて無料です問い合わせ:地域保健課保健事業グループ 03-3987-4660【がん検診とは?】豊島区がん検診PRキャラクターももか自覚症状が出る前に、定期的に受診しましょうがん対策の推進における3つの柱 ~がんに負けることのない社会の実現をめざして~がんによる死亡率の減少「がん検診の推進」早期発見、早期治療「がんの予防・普及啓発」がん教育・生活習慣の改善「がん患者と家族のための支援」就労支援や緩和ケア

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