20191111_gougai
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糖尿病の患者数は世界的な規模で増加しています。国際糖尿病連合(IDF)の発表によると、2017年現在、世界の成人(20~79歳)糖尿病有病者数は2015年より1,000万人増加した4億2,500万人に上っており、有効な対策を施さないと2045年までに約7億人に増加すると予測されています。日本では、厚生労働省が行った平成28年国民健康・栄養調査(20歳以上)によると、「糖尿病が強く疑われる者(ヘモグロビンA1cの値が6.5%以上の人および糖尿病の治療を受けている人)」は約1,000万人と推計され、平成9年以降増加しています。このような状況を踏まえ、国連は11月14日を「世界糖尿病デー」に指定し、世界各地で糖尿病予防の啓発キャンペーンを実施しています。日本でも、14日を含む一週間を「全国糖尿病週間」とし、全国各地で講演会などの啓発活動や、世界糖尿病デーのシンボルカラーでライトアップする“ブルーライトアップイベント”が行われます。ジェネリック医薬品とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同等の効能・効果を持つ医薬品のことで、開発コストが少ないため、一般的に先発医薬品よりも安価です。ジェネリック医薬品を使用することによって、皆さんの自己負担額の軽減や、医療費削減による国民健康保険財政の改善が期待できます。ジェネリック医薬品への変更を希望する方は、医師や薬剤師にジェネリック医薬品を希望している旨を伝え、ご相談ください。国民健康保険加入者の方に、日帰り温浴施設や保養施設の割引利用券を配布しています。◆保養施設測定体験コーナーや健康相談コーナーがあります。日時:1月26日(日) 10時~14時30分場所:としま区民センター 8階 多目的ホール◆健康展◆区立中央図書館展示10月26日(土)~11月21日(木)「糖尿病」「運動」「筋肉トレーニング」「食事」「歯周病」に関する本を展示中です。関連図書のブックリストも配布しています。本を読んで知識を深めませんか。◆としま健康チャレンジ!健康に関する講演会や健康教室を実施。参加してポイントを集め、マイレージカードを交換すると、区内協賛店でサービスを受けられます。豊 島 区 医 師 会 主 催11月11日~17日は「全国糖尿病週間」かしこく 使おう ジェネリック医薬品(東京23区国保連携事業)●講演1:「糖尿病予防からアンチエイジングを目指そう!」昭和大学附属東病院糖尿病・代謝・内分泌内科 教授 山岸 昌一 先生●講演2:「今日から出来る簡単糖尿病食」昭和大学附属烏山病院栄養科 管理栄養士      中田 美江 先生日  時:令和元年12月7日(土)14時~16時場  所:豊島区医師会 4階講堂(豊島区西池袋3-22-16)定  員:100名(申込み先着順)申込方法:豊島区医師会へ電話かFAXにてお申込みください。電話:03-3986-2321 FAX:03-3984-5921FAXの場合は【糖尿病区民公開講座の申込み、氏名、住所、電話番号】をご記載ください。糖尿病区民公開講座糖尿病区民公開講座目  的:運動療法の啓発を目的に医師と患者が一緒にウォーキングを行います。ウォーキングの前後には血糖測定を行います。日  時:令和2年3月14日(土)14時~場  所:豊島区医師会 4階講堂 集合定  員:70名(申込み先着順)申込方法:2月頃より豊島区医師会ホームページ及び豊島区医師会員医療機関にて詳細をご案内する予定です。豊島区医師会糖尿病ウォークラリー豊島区医師会糖尿病ウォークラリー「サルコペニア・フレイル~貯筋して健康寿命を延ばそう~」●内容①血糖測定、血管年齢測定、サルコペニア簡易チェック(握力測定)日時:11月13日(水)   9時30分~12時30分②ポスター展示11月11日(月)~11月17日(日)●場所:都立大塚病院 地下1階ホール  ■問:医事課医療連携担当 ☎3941-3211(内線 2138) 2国民健康保険特集号 令和元年(2019年) 11月11日イベント■問区立中央図書館展示、としま健康チャレンジ 地域保健課保健事業グループ ☎3987-4660 健康展、保養施設 国民健康保険課管理グループ ☎3981-1923情情報報問問11問問22A・・(諸説あります)問問33問問55ジェネリック医薬品を活用しましょう■問国民健康保険課給付グループ☎3981-1296※糖尿病区民公開講座のご案内につきましては、豊島区医師会ホームページに掲載、医療機関や区の関連施設に掲示・配布をしておりますのでご確認ください。え答イズズクク都立大塚病院糖尿病週間イベント都立大塚病院糖尿病週間イベント参加無料糖尿病は進行するほどにかかる医療費が大きく、治療も難しくなります!糖尿病は進行するほどにかかる医療費が大きく、治療も難しくなります!糖尿病で入院平均13.3日約52万円1年で約480万円金額は一例で、治療内容などによって変わります。自己負担額は基本的には3割です。(年齢により異なる)また、実際の自己負担額は、高額療養費制度等により、さらに軽減されることがあります。参考:国立国際医療研究センター 「入院した際の医療費の概算例」および 糖尿病ネットワーク 「糖尿病になったらいくらかかる」糖尿病治療(薬による治療を想定)1カ月あたり約2万円治療が遅れると治療が遅れるとさらに治療が遅れるとさらに治療が遅れると●医療費が高額になる●治療が難しくなる病気が重くなると、入院、手術など治療にかかるお金が高額になります。働いていた方が働けなくなれば、経済的な負担感はさらに増します。特に、人工透析が必要になると、かかる医療費は年間480万円※にもなります。※自己負担額は、医療保険制度などにより、軽減されますが、高額な医療費は、医療保険制度そのものを維持することに影響を及ぼします。糖尿病は、初期ならば生活習慣の改善など、比較的負担の軽い治療が可能ですが、重くなるほどに治療は難しくなり、完治は不可能になります。糖尿病進行のモデルケース41歳まで 仕事が忙しく、不摂生な生活42歳 糖尿病と診断される45歳 足のむくみ、だるさ、喉のかわき、頻尿47歳 通勤中、意識障害によって病院へ ⬇ 高血糖により即日入院 ⬇ 糖尿病網膜症が進行していることがわかり、手術をするも左目を失明52歳 腎機能が悪化し、人工透析に(週3回の透析治療)56歳 足のだるさとむくみを感じ病院に ⬇ 壊疽により左足を切断やってみよう!糖病尿ABD・(野菜・海藻→たんぱく質→炭水化物の順で食べると血糖値が上がりにくくなります)・・ABC問問44➡➡ABCD・・・A問問66A問問77BBCD(  スポーツドリンクには多量の糖質が含まれているので注意が必要です  サイダー500mLの糖質量は約55g)(糖質0gでもアルコールのカロリーがあります)CD人工透析11月14日は「世界糖尿病デー」

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