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問申HPEMFAX保問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス  フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保54566-2685ウイロード再生プロジェクトは8か月間、公開制作を行っています。1日3~4万人の方がご通行中に、公共地下道のむき出しの壁面に直接というのは、わたしにとっても挑戦でした。ここを通る方の思いや気配を直に感じながら、それを色に映しだすこと。制作していると、ウイロードの思い出の品を持ってきてくれる方や、このプロジェクトを知って久しぶりに来たという方、様々な思い出に囲まれて、一手一手広がっていきました。おおきな豊かさがある、自由と勇気に満ちた豊島区だからこそできた制作環境だと、しみじみ感じています。心を込めて、ありがとうございました。この土地の記憶とハイタッチできるような、そして、自分自身に戻れる間のある、いとおしい 愛しい道として続いていきますように。★東池袋ウイロード商店会 会長 内田 勇二郎さん ウイロードが明るく、きれいになることで、より東西の人の流れができるといいなと思います。植田さんとは、このプロジェクトが始まる際に「ウイロードや池袋の歴史を教えてほしい」というお話があり、商店会の方を集め懇談会をしたのが始まりです。それから新年会やお花見など商店会のイベントにも気さくに顔を出してくれました。私たちと植田さんの間で、ウイロードや池袋への思いをお話ししてきたので、植田さんが制作しているところを見かけると声をかけたくなるんですよね。商店会みんなで完成を見守っていました。★区内在住 武田 朋子さん 私は昔から池袋駅の西口側に住んでいます。私にとって西口側は住む場所、東口側は遊ぶ場所というイメージがあり、ウイロードをくぐると全く別のまちにおでかけに行くようなわくわく感がありました。ウイロードにはいろんな人の思いが渦巻いているような気がします。明るく、きれいになるのはもちろんうれしいですが、ここにあったいろんな感情やウイロードの歴史が描画に込められている感じがして、通っていると自分の感情が変わってくる気がするんですよね。立ち止まって一つ一つアートをゆっくり楽しめるような、そんなゆったりできる空間になったらいいですね。★NPO法人ゼファー池袋まちづくり 常任相談役 石森 宏さん20年前から熊谷市で週末農業をしており、その流れで池袋西口を中心に緑化や環境活動に取り組んでいます。植田さんのお手伝いを始めたのは、重要な東西の通路でありながら、歴史的に社会の吹きだまりになってしまう地下道を、手描きで美しく再生する情熱に感動させられたからです。裸足と素手で池袋を捉え、凸凹のある壁に絵の具を重ねる姿は「1000万のたましいを呼び覚ます」が大げさでないと分かります。土からは美しい花が咲きます。ウイロードのコンクリートには縦横に色が飛び交っています。とてつもなくハードな制作、全身全霊をかけている姿、これを眺めているだけなんて到底できません。完成後のメンテナンスもお手伝いします。★第一イン池袋 代表取締役 菅澤 省吾さんウイロードは天井が低く幅も狭いので、直接描画に触ることができ、絵を間近に感じられるのは、あの構造ならではだと感じました。大学受験のため泊まりに来たお客さんが「ウイロードを通ったら不思議な波動を感じた」とお話しされていたことがあって、そんなパワースポットのような力を持っている気がするんですよね。この通路を維持して、そして時代に伴い変化させていかなければならないと感じています。まちの美観も含めて、地元の町会が先頭に立って守っていかないといけないと皆で話しているんですよ。それができるまちの私たちでなければならないと思います。ウイロードは山手線の環状運行に合わせて大正14年に開通。かつて平和通りと明治通りは「雑司ヶ谷道」という一本の道で、現在のウイロード付近を南北に走っていました。その「雑司ヶ谷道」からとって「雑司が谷隧道」と呼ばれ、当時からウイロードは東西の交通の要になっていました。敗戦直後は多くの傷痍軍人が座り込み、楽器を鳴らしたり、靴を磨いたりして、通行人に物乞いをしているような混とんとした空間となっていました。昭和61年の改修時に、池袋の西(WEST)と東(EAST)を結ぶ私たち(WE)という英語にかけた「ウイロード」の愛称がつけられました。その改修から30年以上がたった現在、老朽化による「汚い」「怖い」などのイメージから女性の歩行者が少ない状況に。明るく、きれいに、女性も安心して通行できる通路、そして直接描画に触れ、アートを感じることができる通路に…今までにない再生プロジェクトを開始しました。1960年代の雑司ヶ谷隧道1960年代の雑司が谷隧道1960年代の雑司が谷隧道はだし再生していくウイロードを見守ってきた、まちの方の思いを聞いてきました。開始!直接壁に色をファサード(正面)は漆喰を使い、3つのイメージから制作されました。1つ目はウイロードにある魂に触れなおし、鎮魂するということ、2つ目は池袋にとって重要な出来事であるヤミ市から連想される闇の中の光、3つ目はウイロードに初めて入ったときに感じた母体の中にいる一つの生命体の佇まいです。また、東西から感じる異なる印象を表し、東口側はお父さんのようにぱっと構えたイメージ、西口側は左右からのアプローチに続いていくように、お母さんのような包み込むイメージが立体的に表現されています。→ファサードには地元の方々の思い出の品が型押しであしらわれています。東口の方からは池袋四面塔稲荷大明神の鈴を、西口の方からは御神輿の縄を提供していただきました。←正式名称である「雑司が谷隧道」の表示が現在もウイロードに残されています。しっくいたたずみこし

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