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広報としま特集版 令和2年(2020年)2月号 No.1864豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ http://www.city.toshima.lg.jp/2豊島区は埼玉県の秩父市と姉妹都市提携を結んでいます。交流が始まって36年。様々な活動を通じて親睦を深めてきました。両自治体はこれまでの歴史を大切にしながらさらに交流を続けていきます。■問文化観光課観光交流グループ☎3981-1316秩父市が豊島区と連携して進める「生涯活躍のまちづくり」事業。その一環としてサービス付き高齢者向け住宅「ゆいま~る花の木」が誕生しました。そこで、豊島区から秩父市に移住した佐藤さんとこれから二地域居住を始める髙野さんにお話を伺いました。池袋在住70年でしたが、年を取るにつれてこのままでいいのかなという思いを持っていました。そんな時に豊島区長と秩父市長の対談で「元気なお年寄りを募集します」という言葉があって、それに反応しちゃいました。でも、一番の決め手は豊島区と秩父市で始めたことだから大丈夫という安心感だったかな。そこでツアーに参加したりして、秩父市への移住を決めました。みんなが思っているほど秩父は田舎じゃないよ(笑)。ここでは、歩いて10分のところには小さいけどデパートやスーパーがあるから不自由なく暮らしています。それに花がとてもきれいで、気軽に行ける範囲にきれいなところがたくさんあるからそれを見に行くのが楽しみです。友達が秩父に来るときは、秩父神社や近くのダムを案内します。自然を感じながら秩父を満喫できるのでとてもおすすめです。今は毎日が新しい発見の連続なので、この環境でチャレンジできることを探していきます。もともと自然が好きで、仕事を引退したら土や草木に触れながら人生を楽しみたいと考えていました。数年前に区と秩父市が共同で移住の事業を行うと知って興味を持ち、意見交換会に参加したりしながら何度も秩父市に出向き、雰囲気を肌で感じていました。そんな中たまたま引っ越しなどでタイミングが合い、今だ!と思って「ゆいま~る花の木」への入居を決めたんですよね。しばらくは月2回くらい週末を秩父市で過ごして普段は豊島区で、という生活を送ってみるつもりです。地元の南大塚で行っている地域活動やコミュニティも大切にしながら、秩父市でも新しい仲間や地域のつながりをつくっていけたらいいですね。市民農園で野菜を作ったり、ゆっくりと読書や音楽を楽しんだりしようと思っています。生涯活躍のまちづくり事業「花の木プロジェクト」二地域居住という新たな選択髙野 正義さん佐藤 勝男さん秩父は思っているほど田舎じゃない多世代による秩父市への移住、二地域居住および交流を通じて豊島区・秩父市の活性化につなげ、両自治体が今後も発展し、豊かな生活を実現できるまちづくりを進めています。移住後も区で受けていた福祉サービスの一部を継続して利用できるようにするなど、二地域居住をしやすい環境を整備していきます。この事業の一環として、アクティブシニアを対象としたサービス付き高齢者向け住宅「ゆいま~る花の木」がオープンしました。365日スタッフが日中常駐し入居者の安否確認や見守りをしてくれるので、安心して生活することができます。豊島区民をはじめとした都市部からの移住者を受け入れています。詳細は(株)コミュニティネット☎0120-972-583(午前10時~午後5時)へ問い合わせてください。姉妹都市で紡ぐ交流の輪▲令和元年10月にオープン記念式典を行いました(左:佐藤さん、中央:高野区長、右:髙野さん)

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