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2豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ https://www.city.toshima.lg.jp/広報としま特集版 令和3年(2021年)12月号 No.1951ヘルプマークをご存じですか?ヘルプマークは、障害のある方や、義足・人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見からはわからなくても援助や配慮を必要としている方々が、援助を得やすくなるよう、作成されたマークです。ヘルプマークやヘルプカードを身につけている方が困っている様子を見かけた際は、「お手伝いしましょうか」などのお声掛けと援助をお願いします。障害者週間●経歴1995年生まれ。2歳の時に両目の視力を失い、その後小学1年生の時に柔道を始める。障害の程度に関係なく試合が行われる視覚障害者柔道では、永井選手のような全盲の選手は不利とされているが、妥協を許さない性格と周りのサポートにより、トップアスリートとして成長。得意の寝技と磨きをかけた技のスピードを武器とし、「全日本視覚障害者柔道大会」は2015年以降、けがをした2017年を除きすべて優勝。2019年に学習院大学理学部数学科を卒業。数学教師を目指して勉強中。両者が互いに組んだところから試合がはじまり、ふたりが離れたときは試合開始の位置で組みなおすルール。常に組んだ状態で行うため、体力の消耗が非常に激しい競技です。競技は視覚障害の程度によって区分されず、体重別で行われます。視覚障害者柔道とは?視覚障害者柔道とは?誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う「共生社会」を目指して、毎年12月3~9日は、「障害者週間」として定められています。■問障害福祉課管理・政策推進グループ☎3981-1766豊島区ではヘルプマークとあわせて、ヘルプカードや災害時支援カードを作成しています。ヘルプカードは、名前・住所・連絡先などを書き込むことができるものです。災害時支援カードは、具体的に支援して欲しい内容や配慮が必要な内容を記入し、示すことができます。普段から身につけておくことで、緊急時・災害時・困った時に、周囲の配慮や手助けを求めやすくなります。ヘルプカードや災害時支援カードもありますヘルプマークの普及とヘルプカード・災害時支援カードの活用を進めるため、ケースを作成しました。ケースは「さをり織り」があしらわれたもので、駒込福祉作業所で製作されました。ヘルプマークケースを配布していますサポートへの第一歩!▲色とりどりの手づくりケース。一生懸命丁寧に作りました。まちの中で私たちが製作したケースを見かけることができればうれしいです。\製作担当者の声/東京2020パラリンピック競技大会出場永井崇匡選手(視覚障害者柔道)なが い  たか まさ東京2020パラリンピック競技大会でますます注目を集めているパラスポーツ。その中のひとつ、視覚障害者柔道という競技を知っていますか?学校法人学習院所属で同大会柔道日本代表の永井崇匡選手に、競技の魅力や選手としての想いを伺いました。■問学習・スポーツ課スポーツ推進グループ☎4566-2764自分らしく生きられる社会へヘルプマークヘルプカード災害時支援カード

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