20211215_gougai
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伊達 響子さんだ て   きょうこ小さな心がけから優秀賞 私は最近、人との関わりが減ってきていると思います。毎日学校で友達に会ってはいますが、近所の人にはあまり会っていません。「人と関わる必要なんてない」と思う人もいるかもしれません。人と関わらなくても生きることはできるからです。しかし、近所や地域の人と関わり、信頼関係を築いておくことは大切なことです。 2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。東北地方を津波がおそい、多くの人が亡くなりました。東京でも、電気やガスがとまるほど、被害はとても大きかったです。岩手県や宮城県などでは、津波から逃れるために多くの人が高台の避難所に避難しました。東京に住んでいる私は、テレビで避難所の様子を見ました。やっとの思いで津波から避難した人たちは、家族や友達など、大切な人や、家といった生きていくために必要なものを失いました。避難所生活でストレスがたまり、自殺をした人も少なくありません。そんな中、地域と助け合い、命拾いした人がいます。一人暮らしをしている高齢者が一人で避難できずにいるとき、地域の知り合いが助けてくれたそうです。避難所の苦しい生活も、地域の人がいたため、孤独になりませんでした。 しかし、今の東京はどうでしょうか。私はマンションに住んでいますが、同じマンションに知らない人がたくさんいます。登下校中にすれ違う人も、顔も名前も知りません。これでは、災害が起こったときに助け合うことができません。富士見台小学校 6年生佐藤 和花さんさ とう    わ  か差別は遠い問題じゃない優秀賞千登世橋中学校 1年生斎藤 恵衣さんさいとう    け  い巣鴨北中学校 1年生社会を明るくするために巣優秀賞「大好きな私の住む町を守るために」優秀賞高松小学校 6年生島原 悠颯さんしま はら    ゆ  う そこで私は、少しでもマンションの人と関わろうと思い、会ったときにあいさつをすることにしました。最初は緊張してしまい、声が小さくなってしまったため、返事をしてくれない人がいました。私は返事をしてくれないと意味がないと思い、大きな声であいさつするように心がけました。すると、ほとんどの人が返事をしてくれるようになりました。そのため、私は気持ちが良くなり、さらに積極的にあいさつができるようになりました。マンションのほとんどの人とあいさつをしたため、顔と声を覚えることができました。 あいさつをするようになり、今まで知らなかった人が優しく接してくれたため、私はマンションの住民として認められた気がしました。そして、東日本大震災のときのように、大きな災害が起こったときに助け合うことができると思います。大きな声で明るくあいさつをすると、その分、災害のときに頼りにされるようになります。 「人と関わる」と聞くと、難しく感じます。どのようなことをすれば人と関われるのか、どのように関われば良いのかなど疑問が生まれ、めんどうになり、あまり関わらなくなってしまうのです。しかし、人と関わるために大きなことをする必要はありません。あいさつといった小さなことを心がけ、実行することで、人との関わりが広がります。だから、自分にできることを見つけ、実行したいです。 小学校5年生の時、差別があった。差別されたのは毎朝通学路を歩いている障害者の方。差別していたのは通学路を毎朝通る小学生、特に上級生だった。「差別はいけない、平等な社会を」と学校で何度も言われたのに。障害者の方だって、障害を持つことを選んで生まれたわけではないのに。みんな、一人の立派な人間なのに。差別を、この世からなくすことはできないのだろうか。 障害者の方は、毎朝ほぼ決まった時刻に通学路を歩いていた。時々大きな声を出す方で、私も急に大きな声を聞いてびっくりすることがあった。でもその方の少し前を歩いている上級生たちは笑いながら逃げるように走っていった。その行動を見た時、一番に「何これ」と思った。自分と違うところがある人に差別することに「何これ」。本来下級生の見本になるはずの上級生が差別しているという「何これ」。世の中がおかしいのかと思った。差別していた人たちに注意しようと思ったけれど、どことなく怖くて注意できなかった。その人たちは、次の日もその次の日も同じことをくり返していた。 差別をこの世からなくすこと。このことはすごく難しいが、できると思う。〝すごく難しい〟と私が思うのは本来人間は差別する生き物だと思うからだ。差別というより区別に近いかもしれない。例えば、「あなたの親友○○とあなたの性格の違いは何ですか?」と聞かれれば、ほとんどの人はすぐ答えられるだろう。人は、自分と誰かを比べて違いを見つける。そういう生き物だと思う。でも、同じ人間でも一人一人違うことを理解して良い方向につなげる人と、一人一人違うことを理解していない、あるいは理解しているが悪い方向につなげてしまう人がいる。「あなたはどちらの人とともに過ごしていきたいですか?」。私は絶対違いを理解して良い方向につなげていく人の方が良い。世の中のほとんどの人が、この良い方向につなげていく人になれば差別は減少する。差別される人にも救いの手が差しのべられる。そうなることで、一人一人が生き生きと明るく過ごせる社会へ歩みを進められる。 今、アメリカで人種差別が問題となっている。しかし、差別は遠い異国の問題ではない。日本にも、もっと身近なところでも起きている。新型コロナウイルスの流行で、差別がより深刻になるかもしれないと危惧されているらしい。まずは一人一人が自覚をもつこと。差別という誰かが苦しんでいる問題にしっかり向き合うこと。一人一人が違うということをしっかり受け止め、理解し、良い方向につなげられる人が増えれば、差別はきっと無くなる。私は、そう信じている。 みなさん今、社会が明るいと思いますか。そして、「社会が明るい」とはどのようなことだと思いますか。僕は「社会が明るい」とは、どのようなことなのか、改めて考えました。「社会が明るい」とは、社会に笑顔が増えて、世界中の人が笑顔で楽しく生きていくことだと思いました。 けれど今、コロナウイルスで世界が大変なことになっています。そして、社会が明るいとは言えない苦しい状況です。そして、笑顔も減ってきて、マスクをしていて相手の笑顔や表情などが見られなくて、とても悲しいです。早く世界の人と話したり、旅行をしたり、マスクをとって会話できる日が一日でも早く来たらうれしいです。 そんな今、少しでも笑顔を増やすために、私達にできることはいくつかあります。 一つ目は、気持ちのよい「あいさつ」で、コミュニケーションをとることです。僕は、友達や先生方などに「おはようございます。」とあいさつを言われたり言ったりすると、とてもうれしいです。そして、自然と笑顔をつくることができます。さらに、自分からあいさつができると、とてもうれしい気持ちになります。マスクをしていても、あいさつをすることでコミュニケーションをとれるので、あいさつは大切なことだと思いました。 二つ目は、助け合うことだと思いました。僕は電車の中で、ある人がおばあさんに席をゆずっていたのを最近見ました。その時のおばあさんの顔に笑顔があふれ、すごくうれしそうでした。そして、見ている僕も心がスッキリして、周りが明るくなったような気がしました。僕はこの時、みんなで笑って生きていくには、助け合うことが大切だと感じました。僕も友達に助けてもらったことがあります。その時は、とてもうれしかったし、自然と「ありがとう」と言って、僕も友達も笑顔になりました。 三つ目は、町をきれいにすることです。 例えば、きたない机で勉強していても、頭に入ってこないと思います。それに比べ、きれいな机で勉強すると気持ちもよくて、頭に入りやすいと思います。勉強が終わると笑顔が出ます。それと同じで町をきれいにして、笑顔を増やしたらいいと思います。そのために今、5月30日はゴミゼロデーと言って、ゴミを拾い、町をきれいにする活動があります。僕は、小学生の頃にその活動に参加して、ゴミを拾いました。拾った後、町がきれいになってうれしかったです。そして、小学校では、町にポスターを掲示したりしてポイ捨てをしないように呼びかけました。町がきれいだととても気持ちもよく、笑顔が多くなって社会が明るくなるので、町をきれいにできるようにしたいです。 このように三つのことを行い、町をきれいにして、社会を明るくしたいです。そして今、コロナで世界が苦しく、明るくない状況ですが、旅行をしたりやマスクをはずして話したりできる日が来たら、社会が明るくなると思います。その日が来るまでに町をきれいにして、豊かな町にしていきたいです。 私が住んでいる池袋で起きているニュースをよく聞きます。私も実際道にパトカーが何台も止まっているのを見ることがあります。そんな悪いイメージのある池袋ですが住んでいる町の人たちは犯罪や事件のない明るく楽しい池袋にするためにたくさんの地域活動を大事にしています。 私は小さいときから近所でやっているお祭りに参加しています。おみこしをかついで池袋の駅前をパレードしたり町内をねり歩きしています。その中でも楽しみなのは町内のお母さんが作ってくれるカレーライスです。みんなでいっしょにカレーライスを食べることで知らない人とも仲良くなれたり近所のおじさんやおばさんとも学校でのできごとなどを話せることが私はとても楽しみです。また夕方に行うえん日も楽しみで私は2年生のころからスーパーボールすくいの手伝いをしています。最初はただ楽しそうでみんなにくばるのをやりたかっただけですがやっているうちにスーパーボールすくいをたんとうしている私のおじいちゃんも休けいができて楽になったし私も楽しくできました。おじいちゃんに「今日遊びに来てくれた子どもたちとても楽しそうだったね。」というとおじいちゃんは、「昔はお祭り以外にも地域の運動会やバス旅行もあったが、今はすっかりなくなってしまったけど地域の活動はとても大切だからお祭りのあとのえん日は続けているんだよ。」と教えてくれました。子どもがお家で一人になったり、一人暮らしのおとしよりが地域の人とコミュニケーションがとれることで町の犯罪が減なくなるそうです。その他にも近所の人と知り合いになることで朝「いってきます」とあいさつすることができます。 私は社会を明るくする運動について学校でならい初めて知りました。だけど、身近なところですでに行われていました。 大好きな池袋を守るためにこれから私にできること。①地域の活動にひき続き参加することです。今は新型コロナウイルスによってふくろ祭りや七夕祭り、節分やおもちつきなど楽しい行事がお休みしています。ですがそれ以外でも私に出来ることはたくさんあります。②大人の手伝いを進んで行う。③ごみ拾いに参加する。④家の前をそうじするときに少し前の道路もそうじする。⑤家に花を植えて道を通る人の気持ちを明るくする。⑥近所の人と大きな声で明るくあいさつをする。⑦どんな人でも仲良く、助け合って生活する。中でも私が一番進んで行い、他の人もいっしょに行ってほしいものは、⑦の「どんな人でも仲良く助け合って生活する。」です。学校でもこまっている人がいたら助けてあげたり1年生をお世話したりしています。 身近なところでかんたんに出来ることなのでどんどん行っていきたいです。池袋だけでなく東京都、日本とこの行いを広げていきます。学校名仰高小学校駒込小学校巣鴨小学校清和小学校西巣鴨小学校豊成小学校朋有小学校作品名「つながる」人とつながる明るい社会のために自然に生きる生き物の命「スズメの声」また悲劇が起こらないように命のとうとさ防ごう!!新型コロナウィルスの流行!受賞者氏名青木 響大髙木 啓行髙橋佳奈子平田 涼伊藤 亜希長﨑 大晴河田 美音学校名朝日小学校池袋本町小学校池袋第三小学校南池袋小学校高南小学校目白小学校長崎小学校作品名ぼくのおばあちゃん助け合う社会この世で一番大切なものとは…私は命を救いたい光りかがやく動物の命少年犯罪をなくすためにだれもが不便を感じない社会受賞者氏名松村 醍醐掛井 萌結石川 晏青山 世奈長野 令蒼仁王健太郎武井 智洋学校名要小学校椎名町小学校富士見台小学校千早小学校高松小学校さくら小学校作品名思いやりのある社会命を大切に思った理由考えるだけでも。よさを伝えて「共存していく未来への道」障害をもっている人たちの中で受賞者氏名綾 優月川口 英一ミャッチャーピュゾー田﨑 あかり石井美実花五十嵐苺果地区優良賞は、応募者の中から、学校ごとに1名ずつ選出しています。地区優良賞 受賞作品小学生の部学校名駒込中学校巣鴨北中学校西巣鴨中学校池袋中学校千登世橋中学校作品名「差別を生まない社会へ」耳を傾けることの大切さ小さなことから明るい社会に「生きている私たちに何ができるだろう。私にできること受賞者氏名柴田 花尾崎 和磨土田さくら南塚 美保脇本 詩音中学生の部令和3(2021)年12月15日

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