20220101_1955
1/4

豊島区は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。令和4年 1月号 No.1955令和4(2022)年1月1日発行SDGs未来都市としま豊島区議会議長磯 一昭豊島区長高野之夫子どもたちが夢を抱き未来を描けるまちに新春のお慶びを申し上げます 戦後最大の災禍といわれる新型コロナウイルスとの戦いは続いていますが、感染拡大防止と経済復興とを両立させた「新たな日常」が定着しつつあります。挑戦に次ぐ挑戦となったワクチン接種も、オールとしまによる「豊島方式」で大きな成果をあげることができ、皆さんと一緒に感染拡大防止に取り組む大切さを実感した一年でした。 今年は区制施行90周年を迎え、文化によるまちづくりも集大成の時を迎えようとしています。 振り返れば、本区の歴史は常に逆境を力に変える歩みでありました。財政破綻寸前の状況から区制施行70周年を契機とした文化政策が文化庁長官表彰につながり、80周年の安全・安心なまちづくりが定着し始めた矢先に23区で唯一「消滅可能性都市」との指摘。この最大のピンチをチャンスにしようと進めた新庁舎建設、日本の文化の代表都市として取り組んだ東アジア文化都市事業、4つの公園を中心とした23のまちづくり記念事業などが花を開き、まちは大きく変貌しました。数々の成果が2020年の「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」のダブル選定へとつながり、迎える90周年ではSDGs未来都市と軌を一にする「国際アート・カルチャー都市」を担う子どもたちに、希望のバトンを手渡すこととなります。 数々の逆境を乗り越え、今日の成果をあげることができたのは、これまでの学びと経験を踏まえた地道な過去の努力があってこそです。そしてこの成果を子どもたちに引き継いでいくには、今年の区制施行90周年、SDGsの目標年度である2030年、そしてその先の区制施行100周年に向けて、不断の努力を続けていかなければなりません。躍進する「としま新時代」を邁進していきましょう。立教大学池袋キャンパスライフスナイダー館にて

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る