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シリーズシリーズ何が課題なの?●様々な要因により自殺 に追い込まれている●こころの不調を感じて も受診や相談につなが りにくいその対策は?●メンタルヘルスや 相談窓口に関する案内●精神保健相談●ゲートキーパー講座自殺を予防するためにそして、「効果の検証」 「対策の改善」へなぜ自殺予防に取り組むのですか? 豊島区では、毎年60~70名もの自殺があり、特に20歳~39歳の死因の1位は自殺となっています。Q1A過度なストレスやゆううつな気分など、こころの不調を感じたらどうすればいいですか? 眠れない、食欲がないなどの症状が続いたままほうっておくと、次第に悪化し、治療を始めても長期間かかることがあります。症状が続く時は早めに受診しましょう。うつ病は、気の持ちようで治るというものではありません。受診した方が良いか悩んだ時には、保健所などへ相談することをお勧めします。Q3Aゲートキーパー講座とは何ですか? 友人や家族、同僚など身近な人の変化に気づき、声をかけて相談機関につなぐなど、問題解決の糸口になる人を「ゲートキーパー」と呼びます。講座では、ゲートキーパーになるための気づきや、生きる支援のためのポイントを学びます。Q4A自殺は自分の意志だから防げないのでは? 自殺は事業不振や失業問題、生活苦や家族の不和、うつ病などの様々な要因が連鎖し、悪化を繰り返した末に「生きたい」「死ぬしかない」という強い葛藤に揺れ、心理的に追い込まれた結果です。それぞれの要因へ社会全体で対応することが重要です。Q2A2010年 豊島区年齢別主要死因の割合セーフコミュニティ認証取得への取り組み自殺・うつ病の予防5テーマ全国で、自殺による死亡者が13年連続で3万人を超えています。今回は自殺予防の取り組みを紹介します。自 殺過 労職場環境の変化事業不振失 業職場の人間関係身体疾患家族の不和うつ病生活苦負 債■問健康推進課☎3987-4231かっ とう自殺悪性新生物不慮の事故脳血管疾患心疾患その他何が課題なの?●季節の変わり目の けがを減らす●休み時間と授業中の 教室や校庭でのけがを 減らすその対策は?●安全カリキュラムの 作成・実施●ひやりマップの作成・ 活用学校内のけがを予防するためにそして、「効果の検証」 「対策の改善」へ学校内でのけがは、何件ぐらいありますか? 朋有小学校では、軽度なけがを含めると昨年1年間で1,395件のけがが発生しました。平均すると、1日当たり約7件発生していることになります。特に、季節の変わり目に注意が必要なことがわかりました。Q1A「ひやりマップ」には、どのような効果があるのですか? 毎日、児童自らがけがをした場所にシールを貼ります。発生状況を分かりやすく「見える化」すると、けがの原因や対策について気付くきっかけをつくることができます。また、児童と教職員が共に考える、対策づくりにも役立てています。Q4Aけがは、いつ、どこで発生しているのでしょうか? けがは、中休みや昼休みだけでなく、授業中にも多く発生しています。また、けがが多い場所は、校庭だけでなく、意外にも教室内で多く発生していることが分かりました。Q2A自殺危機要因の連鎖WHO協働センターが推進するインターナショナル・セーフ・スクールの認証取得を目指す朋有小学校の取り組みを紹介します。 ■問教育指導課☎3981-1146学校の安全6テーマインターナショナル・セーフ・スクール((※平成23年6月の1か月間 朋有小学校保健室調べ。合計278件。けがを予防するために、どのような対策を行なっていますか? 授業中のけがを防止するために「安全カリキュラム」に基づき、授業や活動を見直しています。また、児童によるセーフスクール委員会を組織して「ひやりマップ」を作成・活用しています。Q3A安全についての授業風景※平成22年4月から平成23年3月 朋有小学校保健室調べ。20010004月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月中休み23.7%昼休み21.9%授業中18.0%清掃中10.1%始業前6.5%トイレ1.1%その他1.1%昇降口0.4%給食6.1%体育授業中5.0%5分休み4.7%下校時4.0%教室40.6%校庭39.9%階段4.3%体育館3.2%特別教室2.2%廊下5.0%道2.2%114129185911214214913710086134116ゲートキーパー講座の様子いつどこで児童たちがつくる「ひやりマップ(一部)」50~59歳40~49歳30~39歳20~29歳0%20%40%60%80%100%68.2%45.2%19.6%10%(件)平成23年(2011年)10月25日号 No.15144
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