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ルチャーの魅力発信ら、としまから 池袋は素晴らしい劇場をいくつも持っていて、これからも新たな場所が展開されていくと思います。劇場は広場のような場所でありたいと思っており、その広場からドアを開けると広場がさらに広がっていく、そうした人が語り合える場所、まちのデザインまで含めての文化都市構想だと思います。 今、多様性と包括ということがよく言われていますが、年代も性別もそして国籍もいろいろなコンテンツも、すべて多様性を抱え込める文化都市に豊島区がさらに進むことに少しでもお手伝いできたらと思います。宮田慶子PD(新国立劇場演劇芸術監督) インターネットとリアルのハイブリッドイベントの一つとして、3年前よりニコニコ動画を地上に再現する「ニコニコ超会議」を実施してきましたが、365日人が集まり、情報発信出来る場所として池袋のP'PARCOに「ニコニコ本社」を昨年秋にオープンさせました。 昨年のハロウィンでは、豊島区、アニメイト、ドワンゴが豊島区の皆様のご協力のもと「池袋ハロウィンコスプレフェス」を開催、52,000人以上が集まった日本最大のコスプレイベントとなりました。このように、豊島区を中心として日本の文化の発信をしていきたいと考えております。横澤大輔PD(株式会社ドワンゴ取締役CCO) アニメや特撮、アニソンなどのサブカルチャーは世界に誇る日本の文化です。国と国との間には時として様々な利害の対立があり、言葉も違えば歴史認識も違う。でもこうしたカルチャーには、その違いを乗り越え人の心を繋ぐ力があります。 2020年に向けて世界中から人が集まるとき、豊島区にサブカルチャーの殿堂、中心モニュメントのようなものができて、世界中の人々の心を繋ぐことができたら、本当に素晴らしいことだと思います。鈴木美潮PD(読売新聞東京本社メディア局編集委員) グラフィックの仕事も多い会社ですが、自分の名刺の肩書はハッピークリエーターで、イラストや絵本に限らず、デザインを通して人を幸せにしたいという思いがあります。 子どもさん、そして女性が安心して過ごせるまちになるために、身近なところでアートカルチャーを肌で感じそして、住みよいまちに感じてもらえるようなイベントを、公共施設や公園の規模に応じて、いろいろできたら面白いと思います。これからの日本でいろんなことをどう表に出していけるかということが大切なポイントだと考えています。髙井喜和PD(株式会社京田クリエーション代表取締役社長) 女が集まる所にしか流行は生まれないと、昔から言われています。ファッション、食べ物、そして楽しいおしゃべりや遊びが見つかる所、この3つが、女性が集まる要素です。 ファッションとグルメのマルシェを定期的に行ない、小劇場でのショーから、アニメやコスプレフェスティバルなど大きなイベントまで展開し、外国人が多いと言われる場所になれるよう、2020年を目指して一緒にいろいろなお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。古い物と新しい物のミックス、そこで初めて新しいアートが生まれるのではないかと思います。湯川れい子PD(オフィス・レインボウ代表) デジタルテクノロジーとクリエイティブにより、アートからテクノロジーまで、色々なものをつくっています。例えば都市の中の街灯も、動的で可変的だったら、照度を保つという公共物としての本来の役割を果たしながら、デジタルという新しい概念でアートに変えていくことが可能です。 都市の中にアートがあるというよりも、都市そのものがひとつのアートになり、ひとつのエンターテインメントになる、そんな新しい時代の都市づくりを豊島区から展開していけたら、世界中から注目されると思います。猪子寿之PD(ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表) つな2平成27年(2015年)1月1日号 No.1629
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