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3問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保 戦後70年の節目にあたり、ヤミ市を新たな切り口で検証する意義について、「池袋=自由文化都市プロジェクト」の呼びかけ人であり、「池袋学」の座長も務める渡辺憲司 立教大学名誉教授・自由学園最高学部長にお話を伺いました。――まず、昨年「池袋学」を開講したねらいを教えてください●豊島区はずっと「文化創造都市」をキャッチフレーズに掲げてきましたね。その牽引的存在である東京芸術劇場と立教大学のアカデミズムが連携して、都市文化の生成を歴史的にふり返り、そこから新しい文化が生まれるきっかけを創りたいと考えました。――歴史的に見ると池袋にはどんな特徴や魅力がありますか?●池袋は主に明治以降、鉄道や駅を中心に「交流する文化」というようなものがありました。多くの自立をめざす女性たちが集まってきたり、池袋モンパルナスやマンガ・アニメ文化などが生まれた背景にも、人々を引き寄せる自由な風土、自由とは自主自立して生きるということですが、そんな地力を池袋という土地が持っていたのだと思います。 もうひとつ着目したいのは、子どもをどう育てるかという教育の視点です。豊島師範学校や自由学園での自由教育、鈴木三重吉などの児童文学者や児童画家もたくさん活躍しました。もっとさかのぼれば 子母神がそうです。子育ての視点がずっと底流にあるまちなんですよ。――今回、ヤミ市に焦点を当てたのはなぜですか?●平和というものを、どうしても子どもたちにしっかりと伝えたかったからです。ヤミ市の写真を見て懐かしむ世代もいるでしょう。でも、むしろ次の世代に記憶を焼きつけてほしい。自由にものが発言できず物資も足りなかった時代があり、公立の小中学校がほぼ全滅して焼け野原になった池袋に、一夜にして待ちかねた戦後が来たんです。駅前の瓦礫を撤去してマーケットをつくり、混沌の中から新しい人生の出発があったということ、そのエネルギーを誰よりも若者に伝えたいと思いました。――これまでヤミ市はあまり肯定的には取り上げられてきませんでした●昭和30年代まで続き、負のイメージが強かったかもしれません。けれど初期には、鉛筆やノート、おもちゃ、衣料品などの生活物資を扱う店が多く並び、女性や子どもが買いに来て、他の地域のヤミ市以上に庶民の生活に密着していました。無法地帯とか飲み屋街といった見方もありますが、実はそこは「絆の場」でした。人間関係が成立し、平和になったうれしさをお互いに吐露できる場だったんです。 歴史を直視して多様性を認めようとするあり方は成熟した文化です。今、このテーマを官民協働で取り上げられるようになったのは、豊島区全体の文化に対する見方が成熟してきたあかしですし、だからこそ池袋が「住みたい街ランキング」の上位に選ばれているんでしょうね。――様々な人が行き交うターミナルである池袋を中心に、豊島区は国際アート・カルチャー都市をめざしています。期待や課題をお聞かせいただけますか?●僕も含めて池袋に集まる人たちの多くはここから家に帰る人たちですね。僕の感覚では、渋谷や新宿よりも、みんなが明るいよそ者だという気がします。流れの中で人のあたたかさに触れ、袖すり合うも他生の縁というような気楽な絆は交流都市ならではの良さです。 サブカルチャーは、アメリカなどではポピュラーカルチャーという言われ方もあるんです。多くの思想を持たないとわからない文化もあれば、感性でわかる文化もあり、それは上位下位ではありません。池袋モンパルナス、トキワ荘、セゾン文化…、池袋のポピュラーカルチャーはみんなが共有できる文化です。誰もが感性の前では平等に笑ったり泣いたりできる。それがこれからも大事なんじゃないかと思いますね。戦後70年平和展9月12日㈯~16日㈬ 午前9時~午後8時(12日は午前11時から16日は午後3時まで) としまセンタースクエアちちかかかかかかかかか平平平平平平平平平子子子子子子子子「待ちかねた平和がようやく訪れた!」子どもたちにこそ伝えたい「生=自由」のエネルギー~黙祷~●広島に原爆が投下された日 8月6日㈭ 午前8時15分●長崎に原爆が投下された日 8月9日㈰ 午前11時2分●全国戦没者追悼式 8月15日㈯ 正午原爆死没者ならびに戦没者のめい福を祈り、1分間の黙とうをささげます。●12日 午前11時から…オープニングセレモニー/東京都原爆被害者団体協議会副会長 山田玲子氏による被爆体験講話●13~16日 午後2時から…被爆体験講話●全日程…①広島平和記念資料館、長崎原爆資料館の原爆被災物品とパネルの展示 ②映像資料上映 ③豊島区戦時下の資料などの展示◇当日直接会場へ。■問総務課総務グループ☎3981-4451けんいんがれきこんとんもく とう

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