20150815_gougai
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特別号ま3課 ☎3981-2187目白小学校 5年生吉田 龍平 生きているものには命があります。命があるのは、人だけではありません。動物にも命があります。ぼくは命ほど大切なものはないと思います。それは、命があるから、ぼくたちは、きれいなものを見てうつくしいと感じたり、助け合って生きられるからです。だから、命をそまつにする人たちは、きれいなものを見る心や、助け合って生きるすばらしさを知らないのだと思います。 また、いじめが原因で命をすててしまう人がいます。本当にかなしいと思います。いじめをする人は、いじめられる人がどれほどつらい気持ちかを分からないのでしょう。そして、いじめをする人は、命の大切さを分かっていないにちがいありません。命の大切さが分かっていれば、人をいたわる気持ちがあるはずだからです。 また、命は動物にもあります。動物の世界は、他の動物を食べたり、食べられたりととてもきびしい世界です。でも、動物は、自分たちが生きるのに必要なだけの食べ物しかとらないそうです。ぼくは、動物の方が人間よりもむだな食べ方をしていないと思います。人間は、たくさんの食べ物を自分でかかえ、そしてあまると平気ですててしまうからです。人間はもっと動物たちを見ならうべきではないでしょうか。 また、命は木や、花などの植物にもあります。木は、ぼくたちに、自然のすばらしさを教えてくれます。それだけではありません。木はこうずいから人間を守ってくれます。また土砂くずれをふせいでくれます。さらに人間が生きるのにひつような酸素をつくってくれます。ぼくは、古い木を見ると、この木はぼくが生まれるずっと前から、この地球のことを知っているのだなと考えます。たのもしいと思います。さらに、木は家を建てるざいりょうになったり、人間のためにつくしてくれています。ぼくは、このすばらしい木を未来の人たちのためにのこすことも大切だと思います。そのためには、木を切るだけではなく、育てていくこともひつようです。そうすれば、未来の人たちも、ぼくたちと同じように、木からたくさんのものをもらえると思うからです。また、植物の中で花たちは、人間に、やさしい心をくれます。ぼくは、タンポポの花がとても好きです。タンポポの花は、やさしい心と、命の大切さを教えてくれます。 命の大切さを知れば、この世界から戦争がなくなるにちがいありません。テレビを見ると毎日戦争のニュースが映し出されます。住むところや、食べものがない子どものすがたが映されます。ぼくはそのたびにかなしい気持ちになります。戦争をする人たちは、命より大切なものがあるのでしょうか。ぼくは戦争をする人たちに、命が一番大切だということをせつめいしたいと思います。もし、にくしみがあるのなら、話しあうべきだと思います。そうすればにくしみの気持ちはへっていくのではないでしょうか。命を大切にする気持ちを、世界中のすべての人が持てればこの世界から、戦争やいじめはなくなっていくにちがいありません。 そのためには、命の大切さを、すべての人がもう一度考えるべきだと思います。そうすれば、みんなが、生まれてきてよかったと言える日がかならず来ると思います。命 よしだ りゅうへい 私は、「社会を明るくする運動」のテーマについて考えました。犯罪を犯したり非行に走ってしまった人はまず「新しい自分へ」生まれ変わるチャンスだと思って欲しいと思います。ある童話でこんなことが書いてありました。同じ牢屋に罪人が二人いて、一人はいつも地面ばかり見ていました。もう一人は窓から見える空をいつも見ていました。どちらが新しい自分へ生まれ変わることができたか。それは、断然空を見上げた方に違いありません。この話のように、同じ状況であっても自分の犯してしまったことをしっかり反省したり、前向きに考えるようにすれば新しい自分へ生まれ変われるはずです。 過去の自分がやってしまったことを後悔するよりもその経験を生かし、気持ちを切り換え、新しくやり直そうと思える人こそ明るい未来が待っているはずです。そういう世の中であると私は信じています。残念ながら誰でも人は失敗します。しかし、失敗から分かることもあるのです。ですから、私は、失敗はとてもいけないこともありますが成長できるチャンスだと思います。失敗をただの失敗で終わらせるかまたは自分を見つめ直し成長させるチャンスととらえるかでその後の人生はかなり違ってくると思います。 私の身近にある犯罪の一つに「携帯電話でのメールのやりとり」があります。私は、メールというものは、相手の目を見ることができないので頭の中で相手の顔や気持ちを想像することがとても重要だと感じます。メールは、いつしか話す話題が少なくなりつまらなくなっていき悪口の言い合いになっていく恐いケースもあります。私も小学校の頃、そういう体験をしてしましました。メールをひんぱんに送りあううちに友達と悪口の言い合いになってしまいました。相手の顔がみえないため感情的になり、それがどんどんエスカレートしてしまいました。一回送信してしまったメールは取り消すことが出来ません。取り返しのつかない失敗をしてしまいましたが私はこの失敗を生かし、最近はメールを打つときに絵文字や文字に気をつけるようにしています。手紙などに比べ比較的言葉が少ないメールでは、絵文字を加えることで相手にも気持ちが伝わりやすくなるので意識していれてみたりしています。うまく伝わるように言葉を選びながら打つようにしています。この通信機器を利用する際は犯罪につながらないようにいろんな面に気を使っていこうと思います。 そして、「いじめ」というものも私達中学生にとって身近な犯罪の一つです。いじめている人は自分がいじめたことを大人になると忘れてしまいますが、いじめられた人の心の傷は、一生消えません。いじめている人にとっては、いじめることは気持ちいいし気分がすっきりすると思うかもしれませんが「いじめ」のせいで命を失くしてしまう人もいます。「いじめられる苦しさ」は、いじめられた人にしか分からないことです。この「いじめ」というものをなくすには、普段から目配りをすることといじめ防止のポスターなどを作っていくことが大切だと思います。 私は、この作文を書いていく中で社会を明るくする運動をいろいろ考えてみました。まず、私にできることは、いじめ防止のポスターをつくることかと思います。また、携帯では、トラブルがおきないように言葉の使い方に気をつけていこうと思います。また、いじめに関してもささいことから始まるので気をつけていくことが、社会を明るくすることになると思いました。小さな事も意識してやっていこうと思います。 いのちは、大切なものだと思います。わけは、もしもいのちがなければ、人は生きていけません。そして、生きていません。なのでいのちは、大切なものだと思います。 今、わたし達ができることは、毎日元気にすごすことだと思います。もしかしたら、明日死んでしまうかもしれません。なので、毎日を元気に楽しくすごそうと、わたしはこころがけています。 いのちの大切さに気づいたわけは、三つあります。身近ないのちの事です。 一つ目は、弟と妹のことです。私の弟と妹は、男女の双子として生まれてきました。二人は予定日より、一ヶ月も早く生まれてきました。二ヶ月以上早く生まれてきそうになり、そのまま生まれていたら、生きていたとしても自分で呼吸ができないし、障害が残るかもしれないと言われていたそうです。生まれてくる直前、弟の心臓は止まりそうでした。先生たちは大あわてで手術して二人を引っぱり出したそうです。生まれてきた二人は、泣き声すらあげませんでした。手術の後目を覚ましたお母さんは、助産師さんに、 「二人とも生きていて良かったね。」 と言われたそうです。それくらい二人は、死にそうなギリギリだったとわかったと、お母さんは言っていました。牛乳パック二本分の重さしかない小さな体。片手で抱けるくらいの二人で手足も枝みたいに細く、赤ちゃんらしいプクプクしたかわいさはありませんでした。早く生まれてしまったから、心臓の穴がとじていなかったり、ミルクがうまく飲めなかったりしたそうです。いろいろあったけど、二人は生きるためにがんばった。大きくなった。そして今、毎日を元気に楽しくすごしています。我が家に二つのいのちを同時に授かったことは奇跡。二人共がそろって元気に小学生になったことは、本当に奇跡。あんなに小さかった二人が、大きくなって、元気にすごしています。もしかしたらいのちはなかったかもしれなかったのに。私だったら、がんばれなかったかもしれない。そう考えたら、とても大切ないのちをさずかったことがわかりました。 二つ目は、日常です。世の中には、日本だけではなくたくさんの国々で、病気や障害と戦っている子どもたちがたくさんいます。病気で体が弱っている子、事故で大けがをした子、生まれつき障害がある子。そんな子どもたちでも、生きるために、毎日がんばっています。だから、私たちが毎日普通に生活できていることは、当たり前なのではなく奇跡なのです。 三つ目は、学校に通うことについてです。普通小学生は、 「勉強きらい。だから学校行きたくない。」 という子どもが多いと思います。でも世界では、いのちがけで学校に通っている子どももたくさんいます。家から学校まではとても遠く、海をこえなければ学校に通うことはできません。なので、木やわらなどで作った小さな船で、学校に通っています。でも、帰りはきけんです。波が大きくなり、船に水がたまるとしずんでしまいます。でも、がんばって、片道二時間の学校を行き来しているのです。 私は、なぜいのちがけで、学校に通うのだろうと思いました。それは、夢があるからです。学校の先生になる夢、保育士になる夢、医者になる夢。子どもたちには夢があるから、いのちをかけてでも学校に通っています。私達にとっては、きらいな学校、きらいな勉強かもしれないけれど、世界から見れば、 「いいなぁ。」 と思う子ども達も、たくさんいるということです。だから、私達が今、安全に学校に通えていること、勉強をたくさん学べていることは、当たり前なのではなく奇跡なのです。 この三つの体験をしたうえで、いのちをかけて戦っている子が、世の中にはたくさんいることがわかりました。 お母さんにすすめられて、「うまれる」という、いのちに関係する本を読みました。松本虎大(まつもととらひろ)くんの、人生のお話です。 松本家に、一人の男の子をさずかりました。その名は、虎大くんです。でも虎大くんは18トリソミーでした。18トリソミーは、産まれてきても、少ししか生きられない病気です。でも、虎大くんのお母さんは、別れはつらいけれど少しでもいっしょにいたいから、産むことを決しんしたお話です。 私はいのちについて、たくさんのことを知りました。病気や障害と戦っている子、いのちがけで学校に通っている子、少ない時間だけれど毎日を一生けんめい生き続けている子。世界には、生きるために、一生けんめい戦っている子ども達がたくさんいます。だから、どんないのちでも、大切にしなくてはいけないのです。たくさんの大切ないのち巣鴨小学校 5年生吉村 彩花よしむら あやか優秀賞優秀賞西池袋中学校 2年生中枝 のえる新しい自分へ生まれ変わろう優秀賞なかえだ千川中学校 3年生権田 真梨非行はなくせるのか?優秀賞ごんだ ま り※顔写真・作文はご本人の了承を得たもののみ掲載しております。「区民のつどい」演劇 銀河鉄道の夜

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