20151114_gougai
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糖尿病予防のための保健指導(無料)を是非お受けください。HbA1c6.5%以上の方は、医療機関に受診して血糖値を正常化する適切な治療が必要です。豊島区の予防事業豊島区の予防事業 糖尿病の患者数は世界的な規模で増加しており、糖尿病人口はさらに増加すると予想されています。 日本でも、厚生労働省が行なった「平成24年国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる者は約950万人、糖尿病の可能性を否定できない者は約1,100万人と推計され、合わせると約2,050万人が「糖尿病有病者」または「予備群」であるとされました(右図参照)。 平成9年以降ずっと増加し、平成19年の約2,210万人をピークに調査以降初めて減少に転じたものの、多くの方が糖尿病に対する注意が必要とされます。 このような状況を踏まえ、国連は11月14日を「世界糖尿病デー」に指定し、世界各地で糖尿病予防の啓発キャンペーンを実施しています。 日本でも、「ライフステージにあわせた糖尿病治療」をテーマに、11月9日から15日を「全国糖尿病週間」とし、全国的に糖尿病予防と重症化防止に向けた啓発運動を推進しています。池袋駅西口の東京芸術劇場では、11月13日(金)~15日(日)の日没後~午後10時までブルーライトアップを実施します。 ジェネリック医薬品とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分・効能・効果を持つ医薬品のことで、開発コストが少ないため、一般的に先発医薬品よりも安価です。 ジェネリック医薬品を使用することによって、皆さんの自己負担額の軽減や、医療費削減による国民健康保険財政の改善が期待できます。 ジェネリック医薬品への変更を希望する方は、医師や薬剤師にジェネリック医薬品を希望している旨伝え、ご相談ください。「ジェネリック医薬品希望シール」を保険証に貼ったり、「ジェネリック医薬品希望カード」を薬局で提示する事も有効です。11月14日は「世界糖尿病デー」11月14日は「世界糖尿病デー」ジェネリック医薬品を活用しましょうジェネリック医薬品を活用しましょう国保特定健診(健康診断)…まず自分の健康状態を知るために健診を受けましょう。特定保健指導…国保特定健診の結果、メタボリックシンドロームのリスクがあると判定された方には、生活習慣改善のための特定保健指導(無料)が受けられます。メタボリックシンドロームや生活習慣病の発症を予防するために、是非ご利用ください。糖尿病重症化予防事業を開始します。二次予防事業一次予防事業11月9日~15日は「全国糖尿病週間」H14H24H19H9H14H24H19H9H14H24H19H9「糖尿病が強く疑われる者」、「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数の年次推移(20歳以上、男女計)糖尿病が強く疑われる者糖尿病の可能性を否定できない者糖尿病が強く疑われる者と糖尿病の可能性を否定できない者※平成24年のみ全国補正値。(万人)2,5002,0001,5001,00050007409508906908801,1001,3206801,6202,0502,2101,370厚生労働省平成24年「国民健康・栄養調査」よりとしま健康チャレンジ!…健康に関する講演会や健康教室を実施しています。参加してポイントを集め、マイレージカードと交換すると、区内協賛店でサービスを受けられます。健康展…12月6日(日)に実施します。測定体験コーナーや健康相談コーナーがあります。保養施設…国民健康保険加入者の方に、日帰り温浴施設や保養施設の割引利用券を配布しています。●●●豊島区の糖尿病の状況豊島区の糖尿病の状況糖尿病の有所見者数HbA1c5.6%以上(糖尿病の可能性あり)7,907人(5.6~6.0 未満)HbA1c6.0%(血糖正常化を目指す際の目標)4,466人(6.0~7.0 未満)HbA1c7.0%(合併症予防のための目標)650人(7.0~8.0 未満)HbA1c8.0%(治療強化が困難な際の目標)347人(8.0 以上)予防事業治療の目安と一人あたりの医療費(/年間)血糖値モニタリング・食事療法・運動療法投 薬インスリン注射人工透析二次予防一次予防三次予防15万円32万円44万円500万円国民健康保険課 管理グループ☎3981-1923国民健康保険課 給付グループ☎3981-1296平成26年度 特定健康診査(受診者数19,982人)の結果より人工透析患者 242人(KDBシステム 平成27年5月作成分より)●●●としま健康チャレンジ・二次予防⇒地域保健課 保健事業グループ☎3987-4660健康展・保養施設⇒国民健康保険課 管理グループ☎3981-1923 糖尿病の予防は、生涯を通じて健康な生活を送るために欠かせないものです。 予防には、食生活改善や運動習慣の定着などによる健康づくりとしての一次予防、生活習慣病予防のための特定健康診査・特定保健指導などの二次予防、そして、すでに病気を発症している方が適切な医療を受けて重症化しないための三次予防があります。 豊島区ではこれまでに、一次予防、二次予防に取り組んできました。糖尿病の可能性が高い方が増えていることに対し、糖尿病の進行状況に合わせた予防事業を実施します。健診の結果HbA1c6.0~6.4%の方で、糖尿病治療薬を飲んでいない方を対象に、糖尿病の発症を予防する保健指導を行ないます。保健師・管理栄養士が生活習慣改善や食事のアドバイスをします。対象の方に利用券(うぐいす色)をお送りしますので、是非ご利用ください。健診の結果HbA1c6.5%以上の方に、医療機関に受診された結果等を聞くアンケート調査を行ないます。ご回答くださるようお願いします。後日保健師が電話等による受診勧奨と継続受診支援をいたします。(豊島区国民健康保険に加入している方が対象)各種事業の認知度の把握やより良い窓口サービスの向上を目的として12月31日まで実施しています。█HPhttp://www.city.toshima.lg.jp/111/1508051838.htmlインターネットアンケートを実施しています2国民健康保険特集号平成27年(2015年)11月14日

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