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問申HPEMFAX保3問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス  フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保―現在、委員長を務めている外傷サーベイランス委員会について教えてください。●外傷サーベイランスは、地域におけるけがの発生状況を継続的に把握する仕組みです。いつ、どこで、どのような事故が起こっているのかといったデータを収集、分析し、事故やけがを防止するわけです。豊島区では救急搬送のデータに基づいて、高齢者の安全、学校の安全、自殺・うつ病の予防をはじめとする優先順位の高い10の分野を割り出しています。―そうしたデータの活用が、セーフコミュニティに必要とされる「科学的根拠に基づいた実践」なのですね。●そのとおりです。ただし統計学的に見ると十分なデータとは言えない状況もあります。一方で、たとえば自転車ヘルメットの着用によって子どもの頭部外傷や致死率が減ることはわかっています。そこでまずは着用率を上げていく。それが長期的な視点で事故の減少につながれば成果になります。高齢者の転倒事故対策として、介護予防教室を行なうのもそうでしょう。私は短期・中期的な成果にこだわる必要はないと思っているんです。むしろ一般に効果があると言われる取組みを展開していく。そうすることでゆくゆくは何らかの効果を発揮し安全・安心なまちになっていくだろうと考えています。今後は私たちから改善・防止のために効果のある取組みを提案していくことも考えています。―斬新な取組みを編み出すというより、一般に効果があるとされることを続けることが大切なんですね。●もう一つは社会的なつながりを強めることで見えてくる成果もあります。全国の飲酒運転についてのデータを見ると、実は厳罰化される前から事故は減ってきています。と言うのも、悲惨な事故を受け、住民の間から何とかしなければという機運が起こってきた現状があった。社会的な規範が変わることで事故は減るんですね。池袋のような繁華街を例にとると、単にトラブルを減らすだけでなく、暮らす人も、訪れる人も安心して歩けるまちをつくろうとする意識が重要だと思います。なんとなく安心だなと肌で感じる「体感治安」を向上させることが、大切です。―再認証を受けるためにも、コミュニティの力を強化していくことが必要なのでしょうね。●どのくらい認知されたか数値を出すことももちろん大切ですが、結果の部分を見ていければいいのかなと感じています。楽しいお祭りを企画すれば人が集まってきますね。と同時に危険な要因も見えてくる。そこで「あそこが危ないね」とモノが言える環境が大切です。こうした活動を通じて、区役所と住民の間に、同じ目線からまちを考える関係ができていくことが望ましいでしょう。認証のための活動からさらに進んで、皆さんで真のセーフコミュニティになるためにアクションを起こしていければよいですね。長い目でコミュニティの力を高めていきましょう豊島区セーフコミュニティ専門委員 豊島区外傷サーベイランス委員会委員長筑波大学医学医療系教授市川政雄さん セーフコミュニティ専門委員としてスタート時からアドバイスをいただいている市川教授に、豊島区の現状、5年に1度の再認証に向けたこれからの取組みについて伺いました。 区内22すべての小学校区に「地域区民ひろば」が設置されており、10の対策委員会と連携して、けがや事故の予防につながる様々な学習プログラムを行なっています。お近くの区民ひろばで、プログラムに参加してみませんか?紙芝居を通じ、安全な場所や危険な場所を親子で学習します。手足を使った脳トレーニングを実施します。様々な障害への簡単な手助け方法を学びます。乳幼児のけがの防止に役立つ情報を発信します。★としまあんぜんキャラバン隊★ミニキッズセーフ★障害者サポート講座★認知症予防プログラム地域のセーフコミュニティ活動拠点「区民ひろば」行ってみよう!

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