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2広報としま特集版 平成28年(2016年) 12月号 No.1716豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ http://www.city.toshima.lg.jp/〝自分らしく〞が一番!12月3〜9日は障害者週間お互いを知って、一歩先へ「障害者権利擁護協議会」を発足しました障害者差別解消法の施行をきっかけに10月に発足しました。メンバーは障害者の方や支援施設の方、専門家など様々。各関係機関が連携して差別解消や虐待防止に取り組んでいきます。肢体不自由のある方視覚障害●ヘルプマーク…義足や人工関節を使っている方、内部障害や妊娠初期の方など、外見からはわからなくても、配慮や手助けを必要としている方が携帯しています。このマークを見かけたら、思いやりのある行動をお願いします。●ヘルプカード…緊急時の連絡先、障害の名称、配慮してほしいことなど、サポートに必要な情報が書いてあります。困っている方がこのカードを持っていたら、記載内容をもとに配慮や手助けをお願いします。 障害の有無にかかわらず誰もが幸せに生活ができること、それは差別や偏見をなくし、誰もが安心して生活できるコミュニティを築き上げていくことだと思います。誰もが住みたいまち、住みやすいまちになれるよう微力ながら精一杯の尽力をしていきます。荒井 隆夫さん(福祉ホームさくらんぼ園長)知っていますか?ヘルプマーク&ヘルプカード障害のある方が困っていても、どう接すればいいのかわからない時はありませんか。知的障害●複雑な事柄の理解や判断、見通しをもって考えることが苦手になりがち。●初めてのことや急な状況の変化への対応が困難な場合がある。 わかりやすく、ゆっくり伝えましょう。絵や図、メモを用いて相手が理解しているか確認しながら話すことが大切です。精神障害●周囲の人の言動を被害的に受け取りやすくなりがち。● まずは、本人の話に耳を傾けましょう。黙って聞くことも大切なコミュニケーションになります。肢体不自由のある方●●同じ姿勢を維持するのが困難な場合がある。 まずは声をかけ、相手の意思を確認しましょう。車椅子の方と話すときは、少しかがんで、同じ高さの目線で話しましょう。視覚障害●●信号や看板など、視覚からの情報が得にくいことがある。聴覚障害●周りの状況を知るための音の情報が入りにくく、理解できないことがある。●声をかけられてもわからないことがある。 相手の顔を見ながら、ゆっくり文節で区切って話しましょう。表情や身振りなどで表現することも重要です。誰もが自分らしくいられるまちに必要なのは、ほんの小さな親切です。障害があってもなくても、その地域で一緒に暮らすご近所さん。日常的に言葉を交わす素敵な関係をスタートしませんか?例えばこんなことに困る場合があります一緒にかんがえましょう! 私たち障害者は、徐々に福祉環境の充実によって積極的に社会参加できるようになってきました。しかし一方で、障害者に対する偏見や無理解からの差別も見受けられます。共生社会への一歩は「障害の有無に関わらず笑顔での挨拶」、「地域で困っている障害者を見かけたら声をかける」です。小宮山 芳人さん(身体障害者福祉協会副会長) 日本には、身体・知的・精神・発達・難病などの障害者が850万人(国民の14人に1人)います。障害のある方もない方も共に暮らすことのできる社会が、真に豊かな社会です。そのためには、社会的に不利な立場にある障害者の権利を拡大し、差別のない社会をつくることが大切です。田中 英樹さん(早稲田大学人間科学学術院教授) 障害のある方もない方も、共に地域で暮らしてゆける社会になるように、協力していきたいです。多くの方の理解と関係機関の取組みもますます大切になると思います。武藤 節子さん(池袋西地区民生委員・児童委員協議会会長)幻聴や幻覚が生じる場合があり、周囲の状況を把握することが難しいことがある。車椅子やつえを利用している方は、階段や少しの段差にも苦労することがある。歩いているときにつまずいたり、障害物にぶつかってしまうことがある。 「何かお手伝いしましょうか」と声をかけましょう。場所の説明は、方向や位置などをなるべく具体的に話しましょう。障害福祉課管理グループ☎3981-1963、 3981-4303FAX問問初めてのことや急な状況の変化へのる。かりやすく、ゆっくり伝えましょう。絵や図、メモを用いて相手が理解しているか確認し幻聴や幻覚が生じる場合があり、周囲の状況を把握することがすることがある。歩いているときにつまずいたり、障害物にぶつかってしまうこと 「何かお手伝いしましょうか」と声をかけましょう。場所の説明は、方向や

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