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問申HPEMFAX保5問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス  フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保は、能が600年前からやっていたことなんです。昨年「としま能の会」の「小こかじ鍛冶」という演目で私が演じた稲荷明神という役は、600年前当時では「神様でございます」なんて舞台に出てくるのは荒唐無稽なことだったと思うのですが(笑)、ある意味同じようなことを今ゲームやアニメの世界でやっている。ですので、両者が現代になって融合したというのは、ごく自然なことだと言えるかもしれません。区長◉今日は、来月30日開催の「第30回としま能の会」のパンフレットに載せるキャラクターの原画をお持ちいただいたそうですが……。観世◉こちらです(右写真)。豊島区に仕事場がある漫画家の藤田和日郎先生に、今回の演目「土蜘ぐも蛛」のイメージで描いていただきました。能だけの世界観ではなく、マンガやアニメなどいろいろなアートとこうしたコラボレーションができる、歴史と現代の接点がこういう形になっていくということを、ぜひアピールしていきたいですね。区長◉素晴らしい絵ですね。第30回という記念すべき節目に、「としま能の会」がさらに大きく広がっていく予感がします。新たな人の流れが生まれる期待観世◉「としま能の会」は、サンシャイン60の下で行なわれた「としま薪能」が始まりで、私が最初に出演したのは大学生の時でした。静かな森やお寺の境内ではなく、すぐそこにサンシャイン60がそびえている光景は、とてもインパクトがありましたね。古典芸能と現代のものとのマッチングということが、その頃から取り組まれていたわけです。能は古典芸能の中でも特に縁が遠いように思われがちですが、先ほど申しましたように薪能など野外での「芝居」は昔から芸能の最初の入り口として機能してきた興行です。それが引き継がれて今の「としま能の会」となっているわけですから、そういう意味では決して手の届かないものではないと思います。最初に区長がおっしゃった、南池袋公園に能舞台をということが実現すれば、野外でも屋内でも伝統芸能が観られて、観に来る人の新しい流れも生まれるのではないでしょうか。区長◉南池袋公園は空がとてもきれいですからね。夜は星がきれいですし、改めて豊島区にあんな空があったんだなと感じるぐらい素敵な公園になりましたから、多くの人に訪れてほしいですね。観世◉また、新たな人の流れという点では、日本を訪れる外国の方も増えていますね。そうした方や能が初めての若い方にも気軽に足を運んでいただけるよう、私は一昨年から上演中にタブレット端末で演目の解説などの情報を多言語で提供する試みも進めております。区長◉それは良い試みですね。この3月には国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル」が池袋で開かれるなど、国内外に向けて池袋はアニメの聖地としての実績を積み上げております。しかしそれだけではなく、同時に日本文化の基本である古典芸能を大事にして、それらを融合させることで世界から多くのお客様を招き入れられる豊島区になると考えておりますので、ぜひ今後ともお力をお貸しいただきたいと思っております。観世◉豊島区のまちづくりを古典文化と一緒にとおっしゃっていただけるのは、私も大変ありがたく、心強く思います。何より、新しい文化と融合してというのが、非常にうれしいことです。第29回としま能の会 小鍛冶 松風道成寺第30回 としま能の会~能楽に棲すむ 妖怪たち~4月30日㈰ 午後3時30分開演(午後3時開場) 東京芸術劇場プレイハウス今年のテーマは、「妖怪」にまつわる能・狂言。演目/主な出演者●解説 観世喜正●宝生流 仕舞「鵺ぬえ」/ 亀井雄二●和泉流 狂言「茸くさびら」/野村万蔵・野村萬●観世流 能「土つち蜘ぐ蛛も」/ 観世喜正能「土蜘蛛」シテ/観世喜正写真/青木信二チケット料金(全席指定) S席4,000円、A席3,500円、S席学生2,000円、A席学生1,500円※解説タブレット席あり。友の会割引あり。学生券は要学生証提示。未就学児入場不可。申3月1日㈬10時から一般販売。電話でとしまチケットセンター☎5391−0516( 午前10 時~午後7 時)へ。▲「第29回としま能の会」にて人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボレーションを実施。※漫画家/藤田和日郎氏作画の特別コラボレーションチラシは、区有施設などで配布中。いずれもシテ/観世喜正©2015-2017 DMM GAMES/Nitroplusつち観世喜正観世流シテ方。父・観世喜之氏に師事。公益社団法人能楽協会理事。東京を中心に国内外の公演に多数出演するほか、講演や体験教室、多言語で演目の解説などを配信するタブレット端末の導入など、能の普及に多角的に取り組む。能が初めての方々も気軽に足を運べる試みを「としま能の会」の 若い観客の多さに驚き

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