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2広報としま特集版 平成29年(2017年) 5月号 No.1735豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ http://www.city.toshima.lg.jp/民生委員・児童委員は子育てサロンを区内全6地区で、高齢者サロンを2地区6か所で開催しています。今回は銭湯・妙法湯でみみずくサロンを開催している、長崎第一地区さくらんぼ班のお話を聞きました。■問福祉総務課民生・児童委員グループ☎3981・1722会場は近所の銭湯 身近な銭湯の脱衣所を会場に、2か月に1回開催しています。平成22年9月に「昼間一人で自宅にいる高齢の方に、自宅から一歩外へ出かけてほしい」と願いサロンを開始し、23年からは参加者全員でおしゃべりしながら軽食を取って楽しむスタイルになりました。毎回やる体操も、号令では楽しくない、歌ったらどうだろうとなり、「ドンパン節」の歌と手拍子に合わせて体を動かすのが好評です。 2月には近所の西池袋第二保育園の年中組の子どもたちをお呼びして、豆まきをしたり、手をつないで歌ったりして、一緒にサロンを楽しみました。子どもたちも高齢の方もどんどんいい笑顔になっていくのがうれしいですね。これも毎年の行事となり、子どもたちは「サロンの豆まきが終わると4月から自分たちは年長さんになる」というステップで、いい機会になるそうです。 立教大学や大正大学の学生さんの参加もあり、異世代の方との交流を楽しめる工夫も豊富です。サロンの計画・準備もみんなで楽しく! 毎回1~2時間ほど使ってスタッフみんなで、サロンの準備会をしています。また、年度当初に1年間分のメイン行事を決め、早めに講師の手配などをしています。今回も区の方に紹介してもらい、地元の薬剤師の先生にお話しいただきました。メインのお楽しみとして、手作り教室や座ったままのミニ運動会などを計画しています。みんなで協力して準備会をするのも楽しいです。民生・児童委員協力員の協力もあり、時には参加者の方がお手伝いしてくださることもあります。チラシや声かけで楽しいサロンをアピール! 掲示板にサロンのチラシを張り、民生委員がお誘いしたい方に配ったり、ポスティングしたりしています。また、毎回必ず次回の案内をして、イベントに期待が膨らむ伝え方で盛り上げつつ、皆さんにお楽しみの予定を入れてもらいます。 このサロンには、ご近所の80歳代の高齢の方が多くいらしてます。大きな山手通りを越える危険もなく、手押し車で歩いて来る方も楽しみに参加しています。銭湯に階段がないこともいい条件です。行動範囲が狭くなっても身近に出かける楽しみがあるのはうれしいことですよね。                       顔見知りが増える場所に 高齢者総合相談センターの見守り支援員さんや社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)さんに毎回参加いただくほかに、消防署・警察署の方に順番に参加してもらい、健康情報や地域の情報、夏場の熱中症や冬場のやけどの注意点などをお話しいただきます。それが参加者の安心感につながっていると思います。 実際に見守り支援員さんに声をかけて、介護保険認定の手続きをすることができた方がいらっしゃいました。相談できる相手が民生委員だけでなく、何人もいることは大切です。サロンで顔見知りになると心強いですよね。困ったときはいつでも周りの私たちを巻き込んで、声をかけてください。身近なサロンでリラックス5月12日は民生委員・児童委員の日サロンの大黒柱!民生委員・児童委員の皆さんに聞きましたおそろいのピンクのユニフォームが民生委員の目印です!子どもたちが遊びに来てにぎやかに病院でもらった薬が残ってしまう方、手を挙げて~民生委員制度創設100周年

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