20170815_gougai
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★★★★★★★★犯罪を犯したら罰せられる。それなのに何故、犯罪を犯す人がいるのかと考えてみた。例えば、仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいっていないなどで日々に対してむしゃくしゃしているから。もしくは単なる愉快犯の場合、みんなに注目されたいから、という理由が考えられた。ではそういう時は皆犯罪を犯すのか、というとそれは違うと思う。私だって人間だからむしゃくしゃすることは珍しくない。でも犯罪は犯したことがない。もし、むしゃくしゃした人は皆必ず犯罪を犯すのなら、毎日膨大な数の犯罪が起こっているだろう。犯罪へ走る人と走らない人の違いは、『自分にブレーキをかけられるか』だと思う。学校のお話朝会で前、先生が「してはだめなこと、いいことの判断をしてブレーキをかけよう。」とおっしゃった。どうしたらブレーキをかけられるのか?何がブレーキになるのか?と考えて三つのことがあると思った。まずは犯罪を犯した後の自分の未来を想像すること。警察に逮捕されたり被害者の記憶に残ったりする。自分が築いてきた信用がなくなるどころか、今後ずっと犯罪者というレッテルを貼られ続ける未来だ。仮に犯罪行為が人に気づかれなくても自分の中に重い気持ちが残る。どちらにせよ自分の未来に悪い影響は残る。二つ目は、自分の明るい未来を想像すること。仮に今うまくいっていなくても、犯罪を犯した時と犯さなかった時の未来を比較してみる。そうして自分の未来に希望をもつことだ。最後は、自分に期待してくれる人の存在を忘れないことだ。人から期待されていたり、良い意味で注目されている人は期待を裏切ることになるから、犯罪はできないしやる必要がない。私の場合は、両親や親戚、学校や習い事の先生、友達…ざっと数えただけでも、すぐに50人以上浮かぶ。その存在が私にブレーキをかけていると思う。よって犯罪をとめるブレーキとなるのは、①未来を想像する力②将来への希望をもつこと③期待してくれる人の存在の三つだと考えた。私はありがたいことにこの三つ全てに恵まれているが、そのうちのどれか欠けている場合、どうすれば良いのか。まわりの人はサポートできるのだろうか。まず、①が欠けている場合。本人ができることとしては、自分に余裕をもって行動する前に一度立ち止まって考える。本を読んで想像をつける。ということ。②が欠けている場合。将来に希望をもつためには、自分に自信をもつ必要がある。私は6年間そろばんをやってきたが結果が出ないこともあった。でもこつこつ続けていくことで、思いがけない嬉しい結果も出て、自分に自信をもてた。だから諦めないで努力を続けて認められるように経験を重ねると良いと思う。また、周りの人は成果が出ていなくても努力を続けている人を認めることが大切だと思う。そして③が欠けている場合。関わる人を増やして自分を信用してくれる人を増やす。その為に挨拶をする。挨拶はその人の存在を認める第一歩になるからだ。でも実際に犯罪を犯した人にも挨拶ができるのかと聞かれると怖くてできないかもしれない。まずは身近な人への挨拶から始めて、その輪をどんどん広げていく。もし友達がむしゃくしゃから悪いことをしそうになっていたら、隣にいって悩みや話をきく。そうすることで今度は、自分がむしゃくしゃしている時、その友達が悩みを聞いて一緒に考えてくれると思う。私も、頼られる存在になりたい。そうして自分はこんなにも期待されているのだと思える機会をたくさんもつこと。以上が心のブレーキをかける助けになるのではないか。今後も自分のブレーキをもつとともに、周りの人の心のブレーキとなっていきたい。人はどうやって生きているのると、その答えはすごく身近にん。明るい未来や幸せを考えた浮かんできたのは、人の笑顔で言葉が伝わらなくても、笑顔一と心がつながることが出来るかの連鎖で人の心を元気にした姿を見て、逆に勇気づけられたかされて、それが他人への思いかけになるかもしれないからでんなことに目を向けて気づくこいます。気づいても行動に移せと思うけれど、代わりに助けて伝えることも、立派な勇気だとで、笑顔は自分がうれしい時だていませんでした。しかし、妹だった時、私の事を目でずっととにこっと笑って、指をすごい力がありました。会話はできないる、それだけでうれしくて、私ものを覚えています。そして、外みんながつられて笑顔になってこんなに人の心を引きつけてなんてすごいなと思いました。私が今できる人への思いや弱い立場の人や困った人が近づくことが第一歩だと思いまいテレビの中の悲しい事件や事て傷ついている子どもとかを分に置きかえたり、相手の立場えるけど、現実にもどるとすぐにいます。あまりにも生活してい自分に何ができるのか分からな心にブレーキをかけるには推進委員長賞常任委員長賞人はどういう時に犯罪や非行私は、自分に理解者が一人もいような時、つまり自分の居場所人は犯罪や非行に走るのではな私は一年前に長崎県から、こきた。最初は友達が一人もいな込まれて不安で仕方なかった。続けることができたのは、一つう一つには琴部という場所がで入った事で、私は一気に色々なできた。上級生や同級生はもちお琴の先生、そして演奏を見に方々である。琴部 は年間を通込広場まつり、駒込福祉作業所お祭りや行事にたくさん参加さ夏には「社会を明るくする運動をさせていただいた事もあった琴部の同級生はどんなことで友となった。お琴の先生は学校場から私のことを見守ってくれ域の方々は私達の演奏を聴きにお客様である。自分たちの演奏いると、とても嬉しくなるし、もいう前向きな気持ちになる。琴きたことで自信を持つことがでメイトとも打ち解けられるようににすっかり慣れることができた居場所、クラスを第二の居場所が私にとって第三の居場所であ私達中学生は、学校での人間いがちだ。しかし、世の中には様業や立場のたくさんの人がいる常任委員長賞きっかけは祖父の死だった。それは中2の秋。3年前から闘病していた祖父は71歳を迎える数日前の雨の日、静かに亡くなった。寡黙で厳しい面もあったが、私を見る目は柔らかく、花が好きな人で、季節に合わせた美しい花を育てていた。祖父の弔問や葬式に訪れた人達は思い出を語り、私の知らない祖父を教えてくれた。祖父は50年来地域活動をしていた。正直に言うとどんな活動をしていたかはあまりよく知らない。しかし、祖父がいたおかげで……祖父に助けられた……そのエピソードの多さは社交辞令ではないと確信させてくれた。ある人は何十年も前に地方から1人上京し孤独に暮らしていた自分に声をかけてくれた祖父のおかげで地域に溶け込み、今もなお地域活動を続けているという。同じく見ず知らずの自分に声をかけ家族のように接し、時には厳しくされもした事で今この地域に根付き、地域の一員になれた。今度は自分が地域の人達を大切にしたいと思っている、という人もいた。そんな話の中、続く言葉に私は驚くことになる。「1人で生きていると思ってはいけない。」と祖父から言われ救われたのだと彼らは言った。自分の居場所を見つけたこの地域で大切な家族とめぐり合う事も出来た。遠くに住む自分の親達も安心させる事が出来て感謝している、と。「1人で生きていると思ってはいけないよ。」祖父から何度となく聞いた言葉だ。ずっと私自身に向けられた言葉だと思っていた。少しお説教が含まれているようなその言葉を疎ましくさえ思っていた。祖父が亡くなって初めてその言葉の後ろには、皆が見守っているよ、いつでも手を貸すよ、という言葉がつながった。祖父はわかっていたのだ。孤独に暮らしていた人や見ず知らずの青年たちも誰かの大切な人であり、彼らにとっても大切な誰かがどこかにいると。私は疎ましくさえ思っていたその言葉が喉元に込み上がってきたものと一緒にすとんと胸に収まるのを感じた。思い出話は絶えることなく続いた。祖父の子供時代を知る人はアイスクリームをいつも譲ってくれる優しい少年だったと言った。私はなんだかくすりとしてしまった。私は祖父は祖父という生き物だと錯覚していたのではないだろうか?しかし違ったのだ。私の祖父であり、地域の面倒見のいいおじさんであり、アイスクリームを譲ってくれる優しい少年だった。私の知る祖父は祖父の人生で見ればほんの一部だったのだ。それでも私は祖父の人生をかけて大切にされたと思う気持ちに変わりはない。皆が大切な命として生まれ育ちそれぞれの濃密な人生を歩いてきた事を想像してみるようにすると不思議と親近感と共に尊敬の気持ちが湧いた。知らない誰かの人生を、命を、大切にしなければならないと強く感じた。私も社会から見たら誰かの大切な誰か、の1人だ。すれ違う見ず知らずの人達にも大切な人がいて、誰かにとって大切な人でもあるのだ。私は皆を自分の大切な誰かと重ね合わせながら生きる事ができれば皆の大切な私になれると信じている。まだ見ぬ私の大切な人達もこの世にはあふれているはずだ。私には社会を変える大きな行動はできないかもしれない。祖父のように見ず知らずの人に手を差し伸べるにはまだ時間がかかるかもしれない。でも私が関わる人、何気なくすれ違うあの人も誰かの大切な人であり、帰りを待つ人がいるのだと想像力を働かせよう。それが私の社会を明るくする運動だ。誰かの大切なあなた、は私の大切なあなたに。そして皆の大切なあなたに。優しい社会が広がって欲しい。祖父が亡くなって半年。私は中3になった。今は祖母が1人暮らす家には祖父の育てた花が咲いている。祖父の大切にした花、そして祖母。私が大事にしていこう。きっと祖母は喜んでくれるはずだ。誰かの大切なあなた推進委員長賞中学生の部中学生の部小学生の部小学生の部1,686作品363作品作文コンテスト受賞作品作文コンテスト受賞作品目白小学校 6年生 遠島 麻央さんとおしま まひろ池袋中学校 3年生 星野 日和さんほしの ひより平成29(2017)年8月15日
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