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広 報情 報 版2019年「東アジア文化都市」国内候補都市平成30年度予算※( )内は、歳入・歳出予算それぞれの構成比。 数値については、単位未満を四捨五入しているため、総数と内訳の合計が一致しない場合があります。●編成方針本区の二大財源の一つである特別区民税は、人口の伸びによる納税義務者数の増加が過去5年間で1万6千人に達するなど、歳入環境が大きく好転しているにもかかわらず、ふるさと納税制度による区民税の流出増加が止まらず、その影響が無視できない状況となっています。さらに、特別区交付金の原資となる法人住民税の一部国税化や、地方消費税交付金の清算基準見直しによる東京を狙い撃ちにした不合理な税制改正など、国が進める税源偏在是正の動きが区財政に深刻な影響を与えています。こうしたなか、30年度一般会計予算の規模は過去最大となり、来たる31年に開設される予定の「Hareza池袋」を始め、「国際アート・カルチャー都市」を推進し、未来へ大きく飛躍するための準備の予算となりました。さらに、「子どもと女性にやさしいまちづくり」を中心に据えた様々な新規拡充事業を実施する、選択と集中を進めた予算となり、「子育て」「福祉」「保健」など、区民生活の基盤をなす分野に大きく重点を置く「住みたい」まちの実現に向けた施策の充実を最優先に取り組む予算となりました。●持続可能な行財政運営の確立 区民生活を支える様々な施策の充実を図りつつ、文化にぎわい拠点の整備など、豊島区の将来に向けた投資を拡大していくためには、安定的で持続的な財平成30年度の一般会計当初予算規模は1,246億4,920万円で、対前年度比79億4,849万円の増、6.8%のプラスとなりました。また、特別会計を含めた予算規模は1,833億8,029万円で前年度に比べ18億7,174万円の増、1.0%のプラスとなっています。なお、この予算案は、現在開会中の議会で審議されています。財政計画グループ☎4566-2521平成 年度予算(案)がまとまりました30平成 年度予算(案)がまとまりました30平成30年度予算を1万円に置き換えると、このような使い道になります高齢者・障害者福祉、生活保護など3,060円2,033円まちづくり、防災など732円保育園の運営、児童手当の給付など環境対策、清掃、リサイクルなど道路、自転車対策など347円健康づくり、保健所の運営など335円文化、スポーツ、図書館など329円区民ひろばの運営など81円選挙・監査16円323円税を集めるため88円各基金の積立て(貯蓄)116円公園・児童遊園、緑化など379円借入金の返済237円●閲覧できます 予算(案)の概要は、行政情報コーナー、区ホームページで閲覧できます。1,246 億4,920万円一般会計歳入歳出予算総額各種健康対策、保健所の運営など衛生費40億2,518万円(3.2%)保育園の運営、児童手当の給付など子ども家庭費257億8,362万円(20.7%)まちづくり、区営・区立住宅の管理運営、道路・公園の整備、自転車対策、緑化推進など都市整備費171億2,513万円(13.7%)高齢者・障害者福祉、生活保護など福祉費308億4,494万円(24.7%)環境保全、廃棄物収集、リサイクル推進など環境清掃費43億1,842万円(3.5%)戸籍事務、区民事務所運営など区民費118億2,838万円(9.5%)防災対策、区役所の運営、議会費、公債費、予備費などその他145億6,500万円(11.7%)特別区民税、軽自動車税、特別区たばこ税、狭小住戸集合住宅税特別区税319億7,158万円(25.6%)消費税の一部が区市町村に交付されるもの地方消費税交付金61億4,600万円(4.9%)都区間・区間相互の財源の均衡を図り、特別区の効率的・自主的な運営を確保することを目的として交付されるもの特別区交付金307億円(24.6%)国や都から交付を受ける負担金・補助金など国・都支出金328億5,811万円(26.4%)施設の建設経費を賄うために国などから借り入れる資金特別区債59億8,200万円(4.8%)地方譲与税、利子割交付金、自動車取得税交付金、分担金及び負担金、使用料及び手数料、基金繰入金などその他169億9,151万円(13.6%)広報、電算、その他区役所の運営など704円歳 入歳 出平成30年度会計別予算1,246億4,920万円587億3,110万円323億 862万円61億4,121万円202億8,128万円1,833億8,029万円1,167億 71万円648億 785万円373億2,266万円59億7,681万円215億 838万円1,815億 855万円6.8%増9.4%減13.4%減2.8%増5.7%減1.0%増平成30年度平成29年度増減国民健康保険事業会計後期高齢者医療事業会計介護保険事業会計区 分合 計一般会計特別会計政基盤の構築が不可欠です。そうしたなか30年度予算においても、これまで進めてきた「子どもと女性にやさしいまちづくり」「文化によるにぎわいを生むまちづくり」の成果が、課税人口の増加などによる歳入増という形になって現れ、5年連続で財政調整基金の取り崩しをせずに予算を編成することができました。 今後も「未来戦略推進プラン2018」を実効あるものとするため、総点検の実施、人件費の抑制、公民連携の推進など、構造改革に引き続き取り組み、安定的で持続可能な財政運営の確立を目指していきます。教育費97億9,503万円(7.9%)幼稚園、小・中学校、子どもスキップの運営など文化商工費63億6,349万円(5.1%)文化・芸術、商店街・中小企業の振興、図書館の運営など幼稚園、小・中学校、放課後対策(子どもスキップ)など821円区議会の運営55円戸籍事務、区民事務所の運営など167円商工業・観光の振興、勤労者福祉など177円ハレザ●平成30年度予算重点事業は「広報としま4月1日号(特集版)」に掲載します。1分間の黙とうをささげましょう3月10日㈯午後2時「東京都平和の日」…東京大空襲をはじめ戦災で亡くなられた方のご冥福を祈ります。3月11日㈰午後2時46分「東日本大震災から7年」…犠牲者の方へ哀悼の意を表します。問総務課総務グループ3981‐44513/1平成30年(2018年)No.1775〈毎月1・11・21日発行〉発行:豊島区編集:政策経営部広報課〒171―8422豊島区南池袋2―45―13981―1111ホームページhttp://www.city.toshima.lg.jp/●「広報としま」は、新聞折り込みのほか区民事務所などの区施設、区内の駅、公衆浴場、ファミリーマート(区内全店)などで配布しています。ご希望の方には個別に配達いたします。
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