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広報としま特集版 平成30年(2018年) 7月号 No.1790豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ http://www.city.toshima.lg.jp/4景観まちづくりでとしまを描く景観とは私たちを取り巻く環境の見え方、すなわち景色や風景のことをいいます。地域ごとの自然条件や歴史・文化などをもとに、さらにその上に人々の様々な営みが積み重なってつくられるものです。身近にある景観をいま一度見直して、「景観まちづくり」について考えてみませんか。■問都市計画課都市計画グループ☎4566-2633区は平成28年3月に景観計画を策定し、景いが響きあう豊島の景観まちづくり」として5つの方針を掲げています。区は平成28年3月に景観計画を策定し、景いが響きあう豊島の景観まちづくり」としてまちの特徴が際立って見られる部分は何か?を考えたとき、挙がるのが「歴史・文化」です。例えば、 子母神堂といった建造物など有形のものの他に、トキワ荘や池袋モンパルナスといった人々の記憶として残されている無形のものも。地域に根付くレガシー(遺産)を未来に繋ぐとともに、マンガ・アニメやコスプレなどの新しい文化を活かした風景づくりを進めています。「歴史・文化」はまちを印象付けるイメージの核となり、人々を魅了するまちの景観の礎となります。人々の生活・営みを映東京で最も急な坂道として知られた坂で、別名「胸突き坂」とも呼ばれています。のぞき坂(高田2丁目17番付近)のぞき坂(高田2丁目17番付近)街路樹は暑い日差しを防いでくれます。劇場通り(池袋小学校前)劇場通り(池袋小学校前)来年秋のオープンに向けて、着々と工事が進んでいます。ここから始まる新しいにぎわいにご期待ください!Hareza 池袋(新ホール棟)Hareza 池袋(新ホール棟)沿道に並ぶケータリングカーやマルシェが道行く人の足を止め、いつもとは違う雰囲気に。グリーン大通り(南池袋2丁目27番付近)グリーン大通り(南池袋2丁目27番付近)花や樹木は季節を感じさせる身近な存在です。これら「みどり」がまちの風景のなかに加わることで、まちは季節ごとの表情を見せるようになります。また、坂や曲がり道など地形を活かしたデザインを家やビルの外観に盛り込むと、自然との一体感が生まれてきます。歴史を受け継ぎ、新たな文化を創造するゆとりと潤いを創出する個性ある街並みを創出し楽しめる仕組みを構築す昨年オープンした大塚駅南口駅前広場は地域のイベントなどで活用されています。TRAMパル大塚TRAMパル大塚トラントラン道行く人々の目を引く建造物は地域のシンボルとなります。自由学園明日館自由学園明日館ケヤキの樹は熊谷守一の住まいに植えられていたものを移植しています。熊谷守一美術館熊谷守一美術館「にぎわい」はまちに人が集まり、交流することで常生活を支える商店街や、子どもから高齢者までる公園や地域の祭りなど、まちのにぎわいや温も風景を区は大切にしています。道路・鉄建ち並ぶこれら都環境に調づくりを桜が南南五穀豊穣と疾病退散を祈念する長崎獅子舞は、江戸時代から長崎地域に伝わるものです。長崎獅子舞長崎獅子舞いしずえつな地域の特性を惹き立てるひ5月24日撮影5月24日撮影過去・現在・未来の景観まちづくりとは?ぬく

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