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区では様々な機関が手を繋ぎ、一体となって子どもや地域を見守っています。平成34年(2022年)からは、区の児童相談所を中心としてこれまで以上にたくさんの関係機関が協力し合い、子どもや家庭、さらに地域全体をきめ細やかにサポートしていきます。「だれかに話を聞いてほしい」「どこに相談していいか分からない」など、困っている方を見過ごしません。いつ、どんな場所でも、子どもや家族の声を受け止め、必要な支援に繋げられる相談体制の“わ”をつくります。だれもが「ここで育ってよかった」と思えるまちにinterviewあなたにもできる里親のかたちつな、 「独り」にさせない区には、様々な事情により生まれた家庭で過ごすことのできない子どもたちが110名以上います。そのうち現在24名が里親家庭で生活しています。家庭的な環境で子どもたちを育むためには、里親家庭がもっと必要です。10月から里親家庭の認定基準が緩和されました。「週末だけなら里親になれる」「里親さんが少し休みたいときに代わりになれる」「子どもには家庭のお正月を体験させてあげたい。お正月だけならできるかも」など、あなたにもできる里親のかたちがあります。詳細は当グループへ問い合わせてください。地域に広がる、安心の“わ”地域に広がる、安心のわ今までは都の判断を待って支援が遅れる場合があり、歯がゆい思いをしてきました。今後は身近な機関に情報提供や確認ができるので、活動がスムーズになると思います。未来を担う大切な子どもたちが「豊島区に生まれ育ってよかった」と思えるよう、地域のおばさんとして頑張ります!長崎第1地区主任児童委員 諸田朝代さん子ども家庭支援センターと力を合わせて児童虐待の対応をしてきました。子どもにとって地域社会は生活の本拠であり、アイデンティティーの形成の場です。周囲から支援を受け、なじみ深い地域で変わらず平和に生活できることは大変重要で、それに携わることに、より気持ちが引き締まります。子どもの権利擁護委員(弁護士) 佐賀 豪さん児童養護施設や里親家庭で過ごす子どもにとって、家庭・学校・地域という3本柱が一度に変わってしまうことが課題です。地域の児童相談所と連携することで、環境の変化を最小限にできます。親だけで子育てするのではなく地域でシェアすることが、孤立させないまちづくりに繋がると思います。児童養護施設 子供の家 施設長 早川悟司さん地域全体で子どもたちを育てよう児童相談所の設置を応援します児童相談所民生委員児童委員子ども家庭保健所医療機関警察乳児院児童養護施設保育園幼稚園学校

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