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まちと人が繋がれば、人と人が繋がる1つの刺激に対して2つ以上の感覚が生じる現象を「共感覚」といいます。今回、「音を聞くと色を感じる」という感覚をもって製作しました。たとえば、濃いめの赤は遮断機のカンカンという音、黄色やオレンジは人の話し声や笑い声。街に溢れる音を色に変換して描いていきました。この色は何の音だったのかと思いを巡らせながら見てほしいです。池袋四丁目町会長 平田光子さん毎年、夏休み最後の週末に池袋公園でお祭りを行なっています。私が町会長になって始めた催しのひとつで、池袋公園を使ってまちのみんなが元気になるようなことがしたい!という思いがありました。町会の婦人部や若睦の男性陣、この地域にある高齢者施設や自立支援センターの職員さんなどに協力をしていただいています。公園の隣にある池袋小学校でも告知をしていただいて、今年もたくさんの子どもたちが参加してくれました。また、毎年行なっている『ごみゼロデー』や地区の運動会には若い方にもたくさん参加していただいています。こうしたイベントをきっかけに、町会やまちづくりに関心をもってもらえるように考えていきたいと思います。今のお母さんたちは同世代のつながりはあっても、私たちのような年代の家族と同居している人は少なくなっていますから、地域の高齢者などとも気軽におしゃべりをしたり、声をかけあって助け合えるようなきっかけができればいいなと思います。▲池袋公園でのお祭りの様子つなとしまパブリックトイレプロジェクト〈TPTP〉上池袋公園アートトイレ進行中!◀このデザインをもとに生まれ変わります!高田二丁目中央児童遊園と“私”らしく!一つのまちには様々な人が暮らしています。まちは多様性の集合体。「あ、これって面白い」「こんな考え方があるんだ」という気づきのヒントは、普段何気なく通る場所やすれ違う人の中にあるのかもしれません。公衆トイレをより使いやすく愛されるようリニューアル。一部のトイレに若手アーティストや地域の方と一緒に壁画やラッピングなどを施すアートトイレを展開中です。長崎二丁目第2児童遊園アーティスト 酢平☆さん 

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