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問申HPEMFAX保問い合わせ先 申込み先 ホームページ Eメール ファクス フリーダイヤル 保育あり ※費用の記載がない事業は無料です問申HPEMFAX保3整備費用に充てるため区が創設した寄附金は個人・法人合わせて948件・4億2,407万円(2月末日現在、区内500件・1億8,583万円、区外448件・2億3,824万円)と多くの支援を頂きました。ミュージアムの建設にあたり、学識経験者、関係団体、地域の方々が名を連ねる「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備検討会議」などで議論を重ねました。この会議に参加した「としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会」の足立さんと小出さんに、トキワ荘から始まるまちづくりについて話を聞きました。 トキワ荘のマンガ家たちは自分とほぼ同世代で、私はモーレツ社員として働いていた時期だったのでマンガに触れる機会はありませんでした。でも、いま読んでみると当時の生活や文化に密着した一面を取り上げつつ、普遍的なテーマが描かれていて、本当に面白いんだよね。 私はトキワ荘マンガミュージアムを地域の活性化に繋げたいと考えています。地域を豊かにするのは人と人との繋がりです。ミュージアムを通じて、そこを訪れるマンガ好きな人、地域に住む子どもたちやその保護者、そして高齢者が一つに繋がったまちを夢見て、模索しているところです。ミュージアムには見どころがいっぱい!マンガを楽しんだり、当時のマンガ家になりきってみたりと、トキワ荘の住人と同じように過ごすことができるプログラムがそろっています。▲トキワ荘に住んでいたマンガ家たちの著作が壁一面に。もちろん自由に手にとって読むことができます!▲2階の常設展示室では昭和30年代の、トキワ荘周辺の様子を紹介するパネルを展示。▲当時の航空写真などをもとに制作されたジオラマは必見!▲マンガ家になりきることができる部屋や、実際にマンガを描く体験ができる部屋などもあります。足立菊保さん豊島区長 高野之夫 トキワ荘の住人は地方の出身者が多く、それぞれの地域でマンガ家の記念館や博物館があります。ミュージアムをきっかけに、例えばマンガ家の故郷の物産品を扱うアンテナショップが並ぶなど、人の交流が生まれたりすると面白いかもしれません。 かつて椎名町小学校でトキワ荘のマンガのことを話したとき、子どもたちは目を輝かせて聞いてくれました。地域に残るトキワ荘の記憶も薄らいできているなか、未来に向けて受け継がれていくためには、子どもたちにトキワ荘の魅力を語り伝えることが大事だと思います。 ミュージアムは地域が渇望した素晴らしいコンテンツです。このチャンスを活かさない手はありません。ミュージアムのオープンはまちを盛り上げる新しい挑戦の始まりだと思います。▲2月17日に2回目となる感謝状贈呈式を行いました。 私が区長に就任した当時、4,000名を超える地域の方々から「(仮称)トキワ荘記念館建設の陳情」がありました。区は財政難のためトキワ荘の再現に筋道をつけるのは夢でしたが、記念碑やモニュメントの設置をとおして夢の実現に向けて歩んできたところです。 そして、いよいよ念願のトキワ荘マンガミュージアムがオープンします!区はミュージアムが「マンガの聖地」として親しまれるよう取り組むとともに、地域の皆さんだけでなくミュージアムに訪れた人々も楽しめるまちづくりの、新しい1ページを描いていきます。寄附金は整備・運営費用に充てます。寄附の方法など詳細は区ホームページで確認してください。区は警視庁五方面記者クラブから、トキワ荘の天井板の寄贈を受けました。これはトキワ荘が解体されているときに、取り外した天井板に手塚治虫が絵を描いたものです。実際のトキワ荘のものは非常に少なく、大変貴重な資料です。▲2階へと続く階段は、ギシギシときしむ音も再現!小出幹雄さんつな 新型コロナウイルス感染症の未然防止および来館者の健康や安全面を考え、開館日を4月1日以降に延期しました。 開館の時期は流行状況をみて判断し、改めてお知らせします。 ご理解を賜りますよう、よろしくお願いします。トキワ荘マンガミュージアムの開館について
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