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問は[問い合わせ先]、申は[申込み先]、HPは[ホームページ]、EMは[Eメール]、FAXは[ファクス]、は[フリーダイヤル]、保は[保育あり]です。※費用の記載がない事業は無料です。はじめに7月17日に、豊島区が東京都で唯一「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定されるという快挙を成し遂げました。今後、後期・基本計画へのSDGsの考え方の反映をはじめ、イケ・サンパークでのファーマーズ・マーケットの開催、SDGs特命大使の新設、SDGs債の購入など、SDGsの実現に向けて全庁一丸となった取組みを着実に展開していきます。1.令和元年度決算一般会計歳入歳出決算額は、歳入が1,462億9,762万円、歳出は1,424億5,986万円で、実質収支は32億5,657万円の黒字と過去10年間で最大です。歳入は数年にわたり大きく減収することが想定される一方、感染症対策は当面の間続くと予想されます。既存事業の見直しを図るほか、予算事業の執行管理を徹底することで、持続可能な財政運営の堅持に努めていきます。見直しを検討している公共施設の建設事業などは、区民ひろばなどリース契約済で区民の皆さんが利用する案件について、再開します。2.新型コロナウイルス感染症対策の取組み(1)感染者数の状況等、職員の感染状況豊島区の感染者数は、9月13日時点で累計706名です。6月下旬以降再び感染者数が増加し、一時は1週間に60名以上の感染者を確認しましたが、8月下旬以降は徐々に減少しています。豊島区職員の感染状況は7月17日に初めて感染者が確認されて以降、これまでに4名が感染していますが、区民サービスに影響することのないよう、適切に対処しています。(2)池袋繁華街感染防止対策6月下旬に、池袋地区のホストクラブで、豊島区初めてのクラスターの発生が報告されました。区民や来街者の安全・安心を確保するため、区内ホストクラブの全従業員を対象にPCR検査を実施、7月下旬から8月中旬には、延べ12日間かけて「池袋繁華街感染拡大防止キャンペーン」を実施しました。8月末時点で3,432件にのぼる事業者が参加し、まち全体・官民一体で感染予防に取り組む機運を、さらに醸成することができました。(3)PCR検査「豊島区方式」の次の対策として、「子ども・子育て世帯にやさしいまち」を推進するため、幼稚園や保育施設、小・中学校、学童クラブなどに勤務する委託業者を含めた職員に対するPCR検査補助に係る経費を計上しました。これはPCR検査の対象になっていないものの家族や同僚が濃厚接触者に特定された場合などに、自己負担なしでPCR検査を受けられることを目的としています。医師会および歯科医師会との連携による区独自のPCR検査センターでは、8月に週2回の検査を週3回に増やすとともに、センターの運営を今年度末まで延長するなど、検査体制を強化しています。(4)生活困窮者への支援くらし・しごと相談支援センターの相談件数は、これまでに既に1万件を超えています。住居確保給付金の貸付申請は、4月以降約1,200件、緊急小口・総合支援資金の貸付は、約8,800件の申請をいただいております。(5)子育て世帯への支援低所得のひとり親世帯を対象として、区独自のひとり親世帯緊急支援給付金を1世帯当たり5万円、第2子以降1人当たり3万円を、8月25日に支給しました。さらに、低所得のひとり親世帯約1,100世帯を対象に、「コロナに負けるな!としま」医療・福祉支援寄附金を活用し、区内のNPOと連携して、精米5㎏などを配布する事業を先月から開始しました。11月ごろには2回目の実施を予定しています。(6)中小企業への支援中小企業支援として区が新たに設けた融資制度の申込み件数は、8月31日現在、788件です。また、行政書士会による申請手続の補助事業は、8月31日現在、206件利用されています。補助事業は、支援期間を12月末日まで延長するとともに、国の家賃支援給付金、東京都の家賃等支援給付金や営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金を対象に加えるなど、状況に応じて支援を拡充しています。(7)庁内コミュニケーションのリモート化4月から感染症対策本部や未来戦略会議などの庁内会議をウェブ会議により実施し、8月から外部との会議に利用する専用機器を備えたウェブ会議室を設置しました。3.防災の取組み風水害時の救援センターを8か所から35か所に拡大し、救援センターの開設標準マニュアルも改訂しました。職員体制を風水害時にも震災時と同じ規模の約240名体制とすることで、万全の体制を整えていきます。また、感染症のリスクも考慮し、災害時にも対策を取ることで自宅にとどまる自宅避難、安全な親せき・知人宅に避難する縁故避難など、分散避難の導入も全庁的に議論していきます。4.国際アート・カルチャー都市の推進(1)としまキッズパークのオープンとしまキッズパークが9月26日に開園となります。IKEBUSを監修いただいた水戸岡鋭治氏のデザインで、池袋レッドに囲まれた子どもたちの夢の空間です。23区初となるインクルーシブ公園として、障害のある子もない子も一緒に、ミニトレイン「イケデン」などを楽しめます。公園の開園に併せてIKEBUSの乗り入れが始まり、10月からは、保育園や幼稚園の子どもたちがIKEBUSに乗って、毎日、遠足にやってきます。(2)としま文化の日の創設国際アート・カルチャー都市のシンボルHareza池袋の幕開けとなった11月1日を記念日として、「としま文化の日」を設けることとしました。当日は、第1部として東京建物BrilliaHALLで、文化の日の制定を発表するとともに、文化芸術顧問である近藤誠一氏の基調講演、また、これまで区の文化行政に多大なる貢献をいただいた方々に、令和初の文化功労表彰を行います。第2部はスペシャル公演として「区民で祝うとしま文化の日」と題して、コンドルズが新しい「祝祭」の踊りを披露します。(3)トキワ荘マンガミュージアム7月7日から一般公開がはじまり、8月末現在1万6千人を超える予約を受付け、今なお増え続けている状況です。ミュージアムを拠点としてトキワ荘通りお休み処、新設のトキワ荘マンガステーションと地域全体の賑わいを創出しています。開館記念企画展に区民優先日を設け、地元の椎名町小学校、富士見台小学校の児童たちも地域学習の一環として来館しています。次の企画展は、手塚プロダクションの協力をいただき、「トキワ荘のアニキ寺田ヒロオ展」を開催します。(4)文化イベントの再開「ふくろ祭り」は「東京よさこいプレゼンツH-1グランプリ」として生まれ変わり、今年度はSNS上で「演舞の動画コンテスト」を実施します。「TokyoMusicEveningYUBE」は完全予約制で、第一弾は「NHK交響楽団メンバーによる室内合奏団」、9月26日と11月1日には西本智実氏率いるイルミネートフィルハーモニーオーケストラ、10月7日には「青島広志の10倍楽しいオペラ」、11月26日には芸術顧問である小林研一郎氏率いる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が登場します。また、熊谷守一の生誕140周年を記念して、「熊谷守一のアトリエにあったもの展」を10月27日から11月1日に、自由学園明日館で開催します。(5)IKE・SUNPARKファーマーズ・マーケット7月11日に開園したとしまみどりの防災公園「IKE・SUNPARK」は、毎週末、園内で豊島区オリジナルの日本最大級のマーケットを開催する予定です。埼玉県の新鮮な野菜や果物などの販売を中心に、区内商店街の名店が一同に出店し、さらに区内の若手事業者の新たなチャレンジの場も設け、姉妹都市を始めとした国内85の交流都市の中から厳選された物産品なども揃う魅力的なマーケットを目指し、公園の管理者と連携して進めていきます。豊島区が取り組む「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」の第一弾として位置づけられています。5.まちづくり・環境(1)IKEBUS新ルートIKEBUSは昨年11月に、東口循環と東西循環の2つのルートで運行を開始しました。東西循環は、8月1日より西口からメトロポリタンホテル、ビックリガード、東通りを通過し、最短で区役所本庁舎へ到着することが可能となり、さらに9月26日のキッズパーク開園にあわせ、2つのルートともにIKE・SUNPARKへの乗り入れを行います。10月31日より南北区道の歩行者優先化も実施することになりました。(2)大塚駅北口の整備大塚駅北口では、この事業の象徴となる大リングや3つのモニュメントが完成し、新しい駅前広場のイメージが掴めるようになってきました。この先は道路工事や植栽帯の整備を行い、来年の3月末には完成する予定です。(3)カーボン・オフセット協定箕輪町の森林を「としまの森」として整備し、豊島区から排出される温室効果ガスを相殺する協定を9月1日に締結しました。箕輪町で整備する森林は2.9ヘクタールで、区内で排出される二酸化炭素の約28トンが吸収される見込みです。すでに実施している秩父市の相殺分と合わせ、吸収される二酸化炭素は50トンになり、森林環境譲与税を財源として、地方の林業対策と都市の地球温暖化対策を両立させる、23区でも先駆的な取り組みです。(4)プラスチック製容器包装の分別収集「第四次一般廃棄物処理基本計画」の策定に向け、リサイクル・清掃審議会で活発に議論していただいています。プラスチック製容器包装の分別収集の導入について、8月27日に開催された審議会では、「区民にとって分かりやすい出し方、コスト、環境負荷などについて、実態調査や実証試験等に基づき、さらに具体的な検証を加えたうえで導入に関する検討を行うべき。」との中間のまとめが出されました。6.福祉・健康KDDIと合同でスマートフォンのアプリを活用した健康増進の取組みを行います。具体的な事業の構想はこれからですが、日常の健康管理からリスク分析、医師などへの受診勧奨、イベント情報の提供などによる外出促進などを実現したいと考えています。令和4年度までの3年間、段階的に実証実験を行っていきます。また、75歳以上の高齢者を対象に、往復はがきによる呼びかけを実施することとしました。健康などについて心配のある方には、返信用はがきにその旨をご記入いただき、改めて区から状況確認の電話連絡を行うものです。7.子育て虐待の予防、早期発見、早期対応のため、NPO団体との連携により、支援を必要とする家庭を訪問し、個々の状況に応じた実効性の高いプログラムを作成して支援につなげていきます。また、第2期豊島区子どもの権利委員会へ子どもの権利擁護に関する施策について諮問し、子どもの権利擁護委員のあり方も含め、専門的かつ幅広い見地から検討していただきます。さらに各保育園のマスクや消毒液などの衛生用品の購入経費として、1施設50万円を上限に補助を行い、さらなる補助として、区内のすべての認可保育施設などに対し、総額3,608万円を本定例会の補正予算に計上しました。8.教育(1)タブレットパソコン1人1台体制の進捗日本中のどこよりも早く、区立小・中学校の児童生徒に対し「タブレットパソコン1人1台体制」の整備を進めました。学校でも家庭でも活用できるタブレットパソコンをすべての子どもたちに貸与することで、「一人も取り残さない」対応を早期に実現できたことは、「SDGsモデル都市」である豊島区にふさわしい取組みとなりました。今後、不登校の児童生徒や外国籍の児童・生徒に対しても、1人1台体制の利点を大いに活かしていきます。(2)子どもスキップ学童クラブにおける公民連携の取組みワタミ株式会社と教育委員会が7月29日に協定を締結し、1食500円の宅配弁当の提供を試行的にすべての学童クラブで実施しました。夏休み中の平日9日間で2,047食の注文があり、平均すると各学童クラブで毎日約10食を提供したことになります。今後、利用者アンケートを実施して、次期の休業期間に向け課題を検討していきます。「としま健康チャレンジ!対象事業」の目印は、このマークです。健康チャレンジ!マークのお知らせ第3回区議会定例会区長招集あいさつ9月16日、高野区長が行った、招集あいさつの抜粋・要約です。3

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