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 普段は区役所で郵便の発送作業などの事務のほかに、パン販売などを行っています。月2回は図書館で清掃、月1回は東部子ども家庭支援センターで事務作業を行っています。輪ゴムの留め方一つでも工夫できることがないか考えながら作業した結果、仕上がりがきれいと褒められ、たくさんの仕事を依頼されるようになりました。また、パン販売など、今までやったことがなかった接客の仕事をしたことで、働くことに対して自信がつきました。仕事に取り組むなかで、「やってみないと分からないからやってみる」をモットーに、何事にもチャレンジするようにしています。仕事が終わらなかったとしても、「できなかった」と捉えるのではなく、「少しできた」「次に向けての改善点が見つかった」と考えて前向きに取り組むように心がけています。 チャレンジ就業員が様々な仕事ができるように調整・支援をしています。報・連・相や人に相談する力など、社会人としての基本を身につけて、一般企業に自信を持って羽ばたいていけるようにするのがチャレンジ雇用制度の意味だと考えています。新型コロナウイルスの影響により求人が大幅に減っている状況で、少ないチャンスを活かせるように、普段と違うパターンを想定し臨機応変に対応できるようにしています。一般企業で働くことを目標に頑張っています!障害のある方が、安心して働き続けられる仕組みづくりが進んでいます。ステップアップするために日々奮闘している金澤さん、増田さんと、2人をサポートする方々にお話を伺いました。■問障害福祉課管理・政策推進グループ☎3981-17661Interviewチャレンジ雇用制度区役所などの自治体で就業経験を積み、一般企業への就労を目指す仕組みのこと。チャレンジ就業員 金澤 知輝さん障害者就労支援専門員(チャレンジ支援員) 清水 元子さん ▲おすすめのパンを紹介する金澤さん▲清水さんにアドバイスをもらいながら事務作業を進めます▲毎週のパン販売で、接客も慣れてきましたかなざわ とも きし みず もと こい

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