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…………………………問は[問い合わせ先]、申は[申込み先]、HPは[ホームページ]、EMは[Eメール]、FAXは[ファクス]、は[フリーダイヤル]、保は[保育あり]です。※費用の記載がない事業は無料です。はじめに令和2年1月から東京都には3度の緊急事態宣言が発出され、日常生活は大きく制約され、地域の経済活動にも深刻な影響を及ぼし続けています。1.新型コロナウイルス感染症への対応豊島区の感染状況は6月13日時点で累計4,403名です。6月15日現在、65歳以上の高齢者の方で1回目の接種を終えた方は33,267人、約81%の方が地域のクリニックなどで受けており、接種率は58.2%で都内トップクラスのスピードで順調に進んでいます。5月24日から開始した集団接種は、としまセンタースクエアに加え、6月25日から豊島清掃事務所、6月27日からは豊島区歯科医師会館で接種を実施し、8月1日からは区内全8か所に展開します。区民ひろばでの巡回接種、薬剤師会によるワクチンの小分け・配送、そして歯科医師会による歯科医師会館での集団接種、さらに、医師会でも医師会館を使っての中小企業などへの職域接種を検討しています。また、社会福祉協議会との連携により、6月1日から地域のCSWが区民ひろばなどで高齢者の接種予約に係る相談・支援を開始しました。6月14日には40~64歳まで、6月18日には16~39歳までの方を対象にクーポン券の送付を開始し、優先接種者から順次接種を進めていきます。また、7月初旬から区民サービスの最前線に立つ職員を対象に、モデルナワクチンを使用して平日夜間に行うなど住民接種に影響を出さず、新たな別枠での職域接種をスタートしたいと考えています。新型コロナウイルス感染症対策として約17億円の予算を計上しました。スマートフォン画面の2次元コードを読み込むキャッシュレス決済のプレミアム付き区内共通商品券を発行するほか、事業者への感染防止対策への補助事業に8,000万円増額し、年間1,000件まで利用できるようにします。定額給付金や出産応援事業の対象とならない約1,400人のお子さんを対象に1人あたり10万円の区内商品券を支給します。新たな「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」の7月からの受付開始に向けた準備を進め、またクーラー未設置の生活保護受給世帯への購入費用の補助や国民健康保険料の減免、保育園や幼稚園などでの感染対策への支援、ベビーシッターの利用補助などを計上しています。2.2021年重点テーマ「新型コロナ対策」に加え、「SDGs推進」、「デジタル化推進」、「池袋の都市再生」の4つを本年度の重点テーマに位置付けています。SDGs推進ですが、「子どもたちのSDGs事業」をSDGs推進の主軸として据え、1億円の補正予算を計上しました。「内閣府認証事業ビヨンドいちきこうじ2020ネクストフォーラム」の代表幹事である一木広治氏をSDGs未来都市推進アドバイザーに迎え、豊島区らしさを際立たせたSDGsの実現に向けアイデアや助言をいただきます。区民ひろばでは区民目線のSDGsの啓発を目的としたワークショップの開催や豊島区オリジナルの啓発資材の制作を予定しています。また、グリーン大通りの五差路交差点の2か所に、高さ約2.3メートルのモニュメントを設置し、持続可能なまちづくりを推進する豊島区の理念を発信していきます。ゼロカーボンシティの実現に向け、今年度中に「2050としまゼロカーボン戦略」を策定します。日本でのかにえのりちかSDGs研究の第一人者である蟹江憲史先生が会長を務める「第1回豊島区環境審議会」には日本気象協会の専門職の委員が新たに就任されるなど、気候変動においても議論が進められるものと期待しています。ディエックス次にデジタル化の推進ですが、現在「豊島区DX推進方針」をとりまとめています。5月には民間のICT専門職の方をデジタル化推進員としてディエックスお迎えし、豊島区DX元年として、デジタル技術を活用した利用者目線の行政サービスのさらなる改善に向け、着実に歩みを進めていきます。エキブクロ最後に池袋の都市再生ですが、池袋は駅袋から脱却し、四季を感じ、歩いて楽しい、ウォーカブルなまちを実現することを目的に池袋駅周辺の4つの公園を核として進めてきました。今後、池袋西口には青空を望む開放的な駅前ひろばを起点として、ひとの流れが四方に広がる国内最大級の歩行者空間を整備します。新時代のまち並みと、闇市があった時代の面影を残す雑多なまち並みの両方を満喫できる開発となるよう検討を進めていまうえだしほす。池袋駅北口の公衆トイレは植田志保さんプロデュースによりウイロードのイメージと一体的な装飾を施し、池袋のイメージアップに努めます。3.文化を基軸としたまちづくり東京2020大会まで、あと37日となりました。7月18日に池袋西口公園でオリンピックの聖火リレーがスタートし、ゴールのHareza池袋、さらにトキワ荘マンガミュージアムに聖火リレーが引き継がれます。8月20日には、イケ・サンパークでパラリンピック聖火リレーの採火式を開催し、巣鴨地蔵通り商店街で聖火リレーが実施されます。ミステリー界の登竜門と言われる江戸川乱歩賞の贈呈式を「としま文化の日」の式典と同時に開催することとなりました。トキワ荘マンガミュージアムは6月1日から再開し、7月7日には、開館一周年を迎えます。TokyoMusicEveningYubeにしもとともみは6月23日に西本智実氏率いるイルミナートフィルハーモニーオーケストラ演奏会を皮切りに再開し、7月にはNHK交響楽団、東京都交響楽団、東京21世紀管弦楽団など次々と登場します。4.福祉のまちづくり7月1日に、福祉総務課に設置した「ひきこもり相談窓口」では自立支援対策として専用相談ダイヤルやメールでの相談を開始し、7月15日にはひきこもり支援協議会を設置します。4月から区内8か所にある高齢者総合相談センターで、夜間の緊急対応や休日相談に対応する24時間365日の高齢者の相談体制を構築しました。視覚に障害のある方の利便性の向上を目シカイ的とし、4月から移動支援アプリ「shikAI」によるナビゲーションシステムを開始しました。自治体初となる取組みで注目を集めています。5.子どもと女性にやさしいまちづくり「としま子ども若者応援基金」を設置し、困難を抱えた子どもや若者、子育て家庭をつなぎ、課題解決の仕組みを構築していきます。1月末に組織横断的な「すずらんスマイルプロジェクト」を立ち上げ、3月の防災備蓄品を活用した生理用品の緊急配付を行い、区有施設への生理用品ディスペンサーの設置についても検討を進めています。今後は民間支援団体との連携を強化し、当事者に近い若手の女性職員をプロジェクトのメンバーに加え、多様な視点から検討を進めます。教育委員会でも5月下旬から順次、区立小・中学校の女子トイレに生理用品を用意することにしました。6.安全・安心のまちづくり、環境対策おかやこうじ4月1日付で岡谷晃治危機管理監が新たに着任しました。3月に大塚駅イロノワヒロバ北口は、「ironowahiroba」として生まれ変わりました。今年度からは大塚駅周辺に専属の警備員を配置するなど、対策を強化しています。また、5月23日には大塚・巣鴨・駒込駅周辺で営業する飲食店など1,220店舗が参加する暴力団等排除協議会の発足式が開催され、会長には、新たに豊島きくちしょうじ区商店街連合会の会長に選ばれた、菊池章二氏が就任しました。感染症と風水害などの自然災害が同時に発生する、複合災害へ対応するため、誰もが迅速かつ的確に避難所を開設できるよう、感染症対策を踏まえた「救援センター開設キット」を導入しました。さらに、救援センターの開設状況バカンや混雑状況を可視化するスマホアプリ「VACAN」を導入しました。環境対策では現在、発泡スチロール製のトレーとボトル容器のみを資源として回収していますが、さらなるごみの減量とCO2の削減を目的にプラスチック製容器包装と製品プラスチックを新たに資源として回収する準備に着手しました。3月に池袋マルイと区が共同でフードドライブを実施し、集めた食品を社会福祉協議会などに提供しました。3月29日には、フードシェタベテアリングサービス「TABETE」を運営する企業と、食品ロス削減に向けた連携協定を締結し、百貨店などの「TABETE」の参加テナントや区の食べきり協力店の登録店舗を、相互に連携しながら増やしていきます。7.教育SDGs未来都市の実現という豊島区の新たな挑戦にあたり、未来の担い手を育む学校や地域を支援することには大きな意義があると思っています。11月のSDGs週間やSDGsフェスタ開催を想定し、各校・各地域の取組みを支援します。「GIGAスクール構想推進プロジェクト」として、児童・生徒へのタブレット1人1台、教員用として各クラス1台の体制が整備されました。授業での協働的な学びの推進はもとより、不登校や特別な配慮を要する児童・生徒に対してICTを活用します。池袋第一小学校の改築工事は、令和4年8月の竣工に向けて順調に進捗しています。旧平和小学校跡地に仮校舎を複合施設として整備することにし、千川中学校の改築に向け、学校や地域の皆さんによる「建て替え等を考える会」で、設計に向けた検討を始めています。発熱などの症状が生じた方で、かかりつけ医がいない場合や相談先に迷う場合は当センターに相談してください。7月20日㈫午後2時から区役所本庁舎5階510会議室(オンラインで開催)█申傍聴希望の方は電話で7月16日午後5時までに子ども若者課管理・計画グループ☎4566‐2471へ。●イベントなどの開催中止・延期について詳細は各イベントの問い合わせ先に確認してください。開催状況は区ホームページで随時お知らせします。●こころといのちの相談窓口新型コロナウイルス感染症の拡大と生活様式の変化により多くの人がストレスにさらされています。悩んでいる方は相談窓口をご利用ください。第2回区議会定例会区長招集あいさつ6月22日、高野区長が行った、招集あいさつの抜粋・要約です。東京都発熱相談センター☎5320‐4592(24時間対応)第4期第3回子ども・子育て会議3
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