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ひきこもりの当事者だった2名の方に、相談窓口の相談員を交えて、お話を伺いました。家族と相談に来たAさん。当初から優しげで、家族と仲良く話していました。ゲーム感覚で外出する距離を延ばしながら、Aさんのぺースでじっくり積み重ねていったことが大きかったのだと思いますね。これから働き始めて生活が変わっていっても、ありのままのAさんであってほしいし、いつでも話をしに来てほしいですね。30代男性Aさん中学1年生の時から徐々に学校に行かなくなり、高校2年生からは自宅から出なくなりました。きっかけは…はっきりした理由はなくて、何でも相談できる存在だった人が亡くなったことや小学校の先生との関係性が影響しているかもしれません。当時は「これからどうしよう?取り残されてしまう」という焦りと、「このままでもいい」という気持ちの両方を感じていましたね。6年くらい前に家族の紹介で窓口に相談に行きました。一人で区役所に来るのを目標に、2年かけて相談員の方と少しずつ外出できる距離を延ばしていきました。ひきこもっている間に家族から急かされるようなことを言われたことはなくて、もしそうだったら今と状況は違うかもしれません。子どもたちの学習支援や就労体験などを通して、今は自分に自信がついた気がします。焦らず、ゆっくりでいいんだと思います。せ

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