20211125_gougai
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2令和3(2021)年11月25日 基本構想で掲げる将来像の実現に向けて、日本の推進力となるSDGs未来都市としての発展を通して、さらなる輝きを放つ「国際アート・カルチャー都市」を、目指す都市像とします。 「国際アート・カルチャー都市」とは、福祉や子育て、教育、安全・安心のまちづくりなどを基礎としたうえで、多様な文化を享受し合い、人や文化が交わることにより新たな価値を生み出し、世界中の人々を魅了し続ける、にぎわいあふれる“ひと”が中心の誰もが主役になれるまちの姿です。 この都市像の実現に向けて、「安心戦略」と「成長戦略」の好循環により都市基盤を支え続けるとともに、新たな社会課題の解決に向けて、「SDGsの推進」、「DXの推進」、「参画と協働」の視点からすべての施策をバージョンアップさせます。これにより、地域の持つ力と魅力を最大限に引き出し、まちの価値を向上させ、経済力を高めるとともに、地域への誇りと愛着を醸成し、「住みたい、住み続けたい、訪れたい」と思える持続発展するまちを目指します。(2)DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進 モノやサービスの生産性・利便性の向上、また、新型コロナウイルスにより社会課題が顕在化し、ニューノーマル(新しい日常)への対応などの必要性が強く求められています。あらゆる分野においてデジタル技術の積極的な活用を進め、多様な幸せや人としての豊かさを実感できる「人にやさしいデジタル化社会」を目指します。(3)参画と協働によるまちづくり 豊島区は、文化によるまちづくりやセーフコミュニティの国際認証に象徴されるように、従来より参画と協働によるまちづくりに力を入れてきました。外国人住民の増加への対応や多様性の尊重、さらに共創の概念を取り入れつつ、あらゆる主体がパートナーとして地域課題を解決するとともに、新たな魅力や価値を創出する社会の構築を目指します。(1)SDGsの推進 2014年、豊島区は東京23区で唯一の「消滅可能性都市」と指摘されました。このピンチをチャンスに変えるべく、「国際アート・カルチャー都市」を目指すべき都市像に掲げ、子どもと女性にやさしいまちづくりなど、様々な取組みを展開し、女性人口や納税義務者の増加へとつながりました。「誰もが主役になれる」まちを目指す国際アート・カルチャー都市と、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すSDGsは、まさに同じ方向を目指すものです。 豊島区は、東京初の「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」認定都市として、各自治体のリーディングケースとなるべく、SDGsの実現に向けた積極的なアクションが求められています。あらゆる政策・施策にSDGsの内容を浸透させるとともに、経済・社会・環境の好循環が生まれる持続可能なまちづくりを推進します。※SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年に国連サミットで採択された、2030年を年限とする17の国際目標です。「地球上の誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境における様々な課題を、みんなで解決していくものです。❶ 区の目指す都市像
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