20220815_gougai
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★★「社会を明るくしたい」推進委員長賞★★気持ち良い学校生活推進委員長賞~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~7月3日(日)中央大会「区民のつどい」を開催しました!“社会を明るくする運動”“社会を明るくする運動”“社会を明るくする運動”作文コンテスト表彰式(小学生の部)作文コンテスト表彰式(中学生の部)「いつでも会えるのだから、また今度にしよう。」今、私はそう思っていたことを後悔している。当たり前と思い送っていた生活は、新型コロナウイルス感染症が世界中に広がったことによって、じわじわと制限されていった。感染を防ぐために、私達は、人と人との間に、目に見える距離を取るようになった。世界中の人が感染症と闘っている間に、祖父母は、難病のためそれぞれ入院生活を送るようになっていた。インターネットを使ったオンライン面会の画面の祖父母は、弱々しく、不思議そうに前方を見つめてくる。祖父母の近況を聞いたり、学校での出来事を報告したりするが、面会が終わって黒くなった画面には、祖父母との隔たりが映し出されているようで、悲しい気持ちになる。二人共、再び自宅生活を送ることは難しいそうだ。時間を巻き戻すことができたら、と思う。小学生の時、私は学校の七夕の短冊に「友だちがいっぱいほしい」と書いた。みんな、グループに入っていて楽しそうだ。しかし、グループで人の悪口を言ったり、意地悪をする人たちのことが、私は苦手だった。何故そんなことをするのか。けれどもその人達には友達がいて、いつも楽しそうだ。友だちとはなんなのだ。私は、その違和感が喉の奥に引っかかっていた。生徒が大勢いる教室の中で、自分は遠い所にいるような感覚だった。中学生になって、変化が訪れた。ある日の同級生の発言に、私は、全く異なる感想を持った。それを言ったら、その同級生は気を悪くするだろうか。私は、思い切って同級生に言ってみた。「私はこういう風に思う。」二人が対立したようにも思えたが、同級生とは、今も意見を出し合いながら毎日楽しく過ごしている。お互い思うことを素直に言い合えたから、良かっ僕は、学校でみんなが仲良く、楽しく過ごせるために、どうしたら良いかを考えました。それは僕にとって学校での毎日がとても大切だからです。僕は1年生の時、初めてマレーシアから日本に来て、豊成小学校に入学しました。その時は、全く日本語がわかりませんでした。その時、クラスの中で仲間外れにされたように感じたことが何回かありました。サッカーに入れてもらえないことがありました。どうしてそんなことをするのかと思ったり、僕が外国人だからかな、と思ったりしました。その経験から、僕は誰もそんな気持ちにならなくてよいように、最強の方法を考えました。一つ目は、毎日きちんとあいさつをすることです。「おはようございます。」、「また明日」と誰にでも大きな声で言うことを大切にします。二つ目は、何かしてもらったら必ず友豊成小学校 6年生ザヒル ディニーさん明豊中学校 2年生兵藤 杏樹さんひょうどう あんじゅたのだろうか。それだけではない。相手を理解したいと思う気持ちがあったから、意見が違っても、そういう考え方もあるのかと思えたのだろう。意見が合うと、仲間ができたような嬉しさが生まれ、少数意見だと、孤独を感じ、不安にもなる。しかし、少数でも、そこに意思の疎通が生まれていたら、どうだろう。短冊を書いた当時、通知表に担任の先生が書いてくださった「友人は数だけではありません。一人一人との関係をより密にしていってほしいと思います」という言葉を、今の私は、しっかりと理解できる。価値観や意見が異なっても、互いの考えを知り、認め、信頼関係を築くことはできるのだ、と体感した瞬間だった。そして、今の私は、孤独ではない。心が強くなったと思う。私達の暮らしには、人々が集まって生活を営む様々な集団の場が存在する。家族、学校、職場、国、世界、規模は違っても、人が集うところは、立派な社会である。そこに、孤独に陥っているひとはいないだろうか。不安な気持ちを抱えている人はいないだろうか。今、世界では、感染症と闘う人々、戦争や内戦で苦しんでいる人々がたくさんいる。社会は決して明るいとはいえない状況といえる。私達は、他者を気に掛ける意欲を失くしてはならない。そして、互いへの感謝の気持ちも忘れてはならないと思う。今一番伝えたい相手に、わかりやすく伝えよう。昨年、念願だった宿泊行事に行くことができた。様々な行事が中止や延期になった中での実現だったので、とてもという言葉が物足りない位に嬉しかった。その夜、宿泊所でルームメイトになった同級生と距離を保ちながらひとしきりはしゃいだ後、布団に入る時に、お互い自然と言葉が出た。「生まれてきてくれてありがとう。」心が明るくなった。達や先生の目を見て、「ありがとう」と言うことです。三つ目は、悪い言葉を使わなことです。たとえば、「バカ」や「死ね」、「アホ」などです。四つ目は、お互い良い所をほめ合うようにします。たとえば、「やさしいね」、「すごいね」、「かっこいいね」などです。この四つを努力して続ければ、誰もいやな気持ちにならないと思います。それが僕の考えた最強の方法です。毎日、学校が楽しければ、勉強や遊びが楽しくできます。日本人もその他の国からの同級生もみんな仲良くできると思います。僕にとって「社会を良くする」ということは、いじめや差別のない学校生活をみんなで実現することです。僕は日本の学校が好きです。特に、みんなでグループで話し合うことが好きです。これからもみんなでいろいろ考えて、仲良く学校生活をしていきたいです。令和4年8月15日「第72回“社会を明るくする運動”」特別号の構成1面…作文コンテスト表彰式1・2・3・4面…作文コンテスト受賞作品発行:豊島区編集:子ども家庭部子ども若者課〒171―8422豊島区南池袋2―45―1☎3981―1111ホームページhttp://www.city.toshima.lg.jp/令和4年(2022年)8月15日発行SDGs未来都市としま豊島区は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。特別号
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