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豊島区は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。令和5年 1月号 SDGs未来都市としま 豊島区は昨年、区制施行90周年を迎え、次なる100周年に向けた新たな一歩を踏み出しました。90周年記念行事は3月まで続きますが、これまで多くの区民の皆さんや区内企業・団体の皆さんが、まさに「オールとしま」で90周年実行委員会や各記念行事に取り組まれてきました。一連の取組みを通して、未来の豊島区を創造する「ひと」が育つ土壌ができつつあると強く感じています。 現在、郷土資料館で開催中の区制90周年特別展「豊島大博覧会〜過去から学び、今日を生き、未来に希望〜」では、大きく変貌をとげた豊島区のこれまでの歩みを600点以上の資料やジオラマ、映像などで振り返るとともに、発展を続ける豊島区の将来像を池袋駅周辺の大型模型と動画で紹介しています。かつてないほど多くの皆さんにご来場いただいていますが、中・高校生の皆さんがジオラマや模型を一つひとつじっくり見学しながら、驚きや感動を口にする様子を何度も見かけました。区政に関心が薄いといわれる若い世代の皆さんにも強い関心を持っていただけたことに感謝するとともに、皆さんの笑顔を守ることが、未来の豊島区につながることを確信しました。 本区はどんな厳しい財政状況においても、ぶれることなく、未来に夢をつなげる「文化によるまちづくり」を推進してきました。そして、「消滅可能性都市」との指摘からの脱却も、日本を代表して開催した「東アジア文化都市2019豊島」も、昨年の「区制施行90周年記念行事」も、常に区民や区内企業の皆さんと力を合わせて乗り越えてきました。皆さんとともに歩んだ道のりが「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」の東京初のダブル選定につながり、本区は世界から人を惹きつける、価値あるまちへと発展し続けています。 ひとりで見る夢は「夢」でしかありませんが、みんなで見る夢は必ず「現実」になります。次なる100周年に向け、文化と経済の好循環を創造する「人が主役のウォーカブル都市」を目指して、これからも心をひとつにして一緒に歩み続けましょう。No.2002令和5(2023)年1月1日発行未来を担う若い世代に希望のバトンをつなぐ謹年賀新新春のお慶びを申し上げますよろこ豊島区長高野之夫豊島区議会議長木下 広ひ
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