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広報としま特集版 令和5年(2023年) 1月号 No.2002豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ https://www.city.toshima.lg.jp/2 豊島区では数々の逆境を乗り越え、ピンチをチャンスに変えるまちづくりによって、大きな成果をあげてきました。そこには地道な過去の努力と歴史があり、この成果は子どもたちへ「希望のバトン」として引き継がれます。 2023年の新春座談会のゲストは区内の学校に通う4人の高校生です。郷土資料館で開催中の「豊島大博覧会」を見学し、豊島区の過去と今、そして未来について語り合いました。毛利●十文字高校3年の毛利ののかです。2年生までは豊島区のSDGsについて調べる活動をしてきました。今は受験勉強に励んでいます。佐藤●都立千早高校2年の佐藤希美です。茶道部での活動に力を入れています。西村●同じく都立千早高校2年の西村直喜です。バドミントン部でがんばっています。高野●私は池袋生まれ、池袋育ちです。立教大学を卒業してからは古本屋さんを営んでいました。46歳で区議会議員になって、都議会議員を経て豊島区長になりました。今日は豊島大博覧会を観てもらいましたが、どうでしたか?河合●昭和30年代後半の池袋西口のジオラマが衝撃的でした。デパートの前に家が建ち並んでいて、よく見ると看板がある。これが昔のマーケットだと理解できました。言葉として知っていたマーケットがどんなものだったかがわかり感動し高野●今日はよろしくお願いします。まず、自己紹介からしていきましょう。河合●十文字高校1年の河合乃杏です、私はSDGsや子どものケアに興味を持っていて、ボランティアの部活動をしています。十文字高等学校1年河か合わい乃の杏あん十文字高等学校3年毛もう利りののか都立千早高等学校2年佐さ藤とう希のぞ美み都立千早高等学校2年西にし村むら直なお喜き高野之夫区長ました。毛利●私もマーケットのジオラマが印象に残りました。豊島区のことは調べていましたが、戦前から終戦直後について、より深く理解できてよかったです。佐藤●マーケットには低い家が建ち並び、そのすぐそばに東武百貨店の高い建物があったのが印象的でした。あそこまで大きな建物ができるのなら、これから生活がよくなる。当時の人々にとって、そう思える「希望」だったのではと感じました。高野●未来を予感するよね。終戦後の池袋では、明日がどうなるかわからない中で、ひしめき合いながら、みんな必死に生きていました。でも、その時代が池袋大発展の原動力です。西村●僕は未来の豊島区のジオラマに驚きました。池袋は高いビルが多くてもう完成形だと思っていましたが、これから今まで以上に、にぎやかなまひとりひとりの未来への思いがよいまちをつくる戦後の池袋西口のまちなみに感動佐藤希美さん河合乃杏さん西村直喜さん毛利ののかさん新春対談イケちゃんランドでパシャリ

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