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3■問問い合わせ先 ■申申込み先 ■HPホームページ ■EMEメール ■FAXファクス フリーダイヤル ■保保育あり ※費用の記載がない事業は無料です 特別区消防団ホームページから申込みも可。豊島消防団・池袋消防団では新たなメンバーを募集しています。◇区内在住、在勤、在学の18歳以上の方。■申電話で豊島消防団は豊島消防署☎3985-0119、 池袋消防団は池袋消防署☎3988-0119へ。消防団に入団したきっかけを教えてください。由美さん●介護の仕事をしていたので、元々救命には興味があったんです。ご近所の方でも入団している方がいたので、思い切って入ってみました。怜那さん●私は先に入団した母に誘われて何となく始めてみたという感じです。 穎さん●僕は、結婚したときにはすでに妻が入団していたので自然と入る形になりましたね(笑)。入団後、生活面で変化はありましたか。由美さん●まちの見え方が大きく変わりました。今までは何となく歩いていたまちも、防災を意識して見てみると全く違うように見えるんです。つい歩きながら、消火栓はどこだろうと無意識に探してしまったり。 穎さん●外出先の建物の中でもどこに非常ベルや消火栓があるのかなと、つい気になってしまいますね。由美さん●今、災害が起きたらどうなるだろうということを考えるようになりましたね。緊急時に役立つような知識も入団前より増えたと思います。怜那さん●何より地域でのコミュニティが広がりました。みんなで食事や旅行に行ったりもするんですよ。入団前は仕事がない日は時間を持て余すことも多かったんですが、入団してからは、いろいろなイベントがあるので、とても充実しています。 穎さん●僕は地元が豊島区ではないんですが、地元では地域の方たちとこんなに交流することがなかったので、自分が所属するコミュニティができたということを実感していますね。由美さん●それから運動を心がけるようになりました。消防用のホースって結構重いんですよ。普段から鍛えていないと、いざというときに動けません。日ごろから体力づくりを頑張っています。仕事との両立はいかがですか。怜那さん●団にはさまざまな生活スタイルの人たちがいます。訓練も出られない日があるのは当然ということをお互いに理解しているので、無理なく続けられる体制が整っていると思います。今後の目標は?由美さん●日々の消防団の活動をしながら、地域の役に立つということですね。怜那さん●消防団の存在をもっと若い世代の人に知ってもらうことです。いざというとき、地域で助け合えるということが大切だと思います。 穎さん●今は私たち家族が分団の中で一番若い世代ですが、次の世代にもつなげていきたいですね。お母さまの由美さん、娘の怜那さん、怜那さんの夫の 穎さん、家族3人で消防団の活動をされている小野寺さんファミリー。消防団入団のきっかけや入団後の生活面での変化など、お話を伺いました。池袋消防団第2分団小野寺 由美さん、怜那さん、 穎さん▲団の皆さんと旅行▲家族3人で協力しながら審査会に出場お の でられ なゆ みこう えい▲左から怜那さん、由美さん、 穎さん区内では、計13の消防団の分団(豊島消防団7分団、池袋消防団6分団)が活動しています。消防団は火事に限らず、震災や大雨による河川の氾濫や住宅の浸水時などの災害時に、消防隊とともに被害を最小限にするために活動します。また大規模災害時には、消防、警察、自衛隊などが本格的に機能する前段階で、“自分たちのまちを自分たちで守る”ために、中心となって、消火活動、救出、救助活動を行います。東日本大震災では、地震発生直後の住民同士による助け合いによって、多くの命が救われました。消防団は地域を母体とした集団だからこそ、より地域に密着した活動、即時対応ができる強みがあります。実際に区内でも火事の現場に消防団が駆けつけ、住民の安全確保などを行っています。はんらん▲防火貯水槽の点検●応急救護訓練心臓マッサージ・人工呼吸訓練のほか、普及啓発のため救命指導も行っています。 ●消火・放水訓練●救助救出訓練消防団の日頃の活動防災活動には、専門的な知識と技術が必要です。消防団は日頃から様々な災害の状況を想定した訓練を行っています。水防訓練●水防訓練 台風や集中豪雨などの水害を想定した土嚢づくりをします。ど のう
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