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選別・保管中間処理施設に潜入!12345区内で回収されたプラスチック資源▲キムチの容器回収した袋を機械にかけ、ベルトコンベアーで流す。強力な磁石で資源の中に含まれる金属を取り除く。人の手で、リサイクルができないものを取り除く。圧縮して資源としてリサイクル施設へ!これまで「燃やすごみ」としていたお弁当やカップ麺の容器、調味料の入れ物などは、汚れをさっと落とすだけで、立派な「資源」になります。未来の地球を守るために、ぜひご協力ください。分別に迷ったら、スマホで簡単に検索できる、資源・ごみ分別アプリ「さんあ~る」もあります。とても便利ですので、ぜひダウンロードしてご活用ください。要町三丁目町会会長柿沼正昭さん家庭から出るごみの中には、驚くほどの量のプラスチックが紛れ込んでいました。油汚れがあるプラスチックも多く、そんな時は無理に洗おうとしないで、燃やすごみに捨てています。町会の方に対して、プラスチックの資源回収をするようにアナウンスするほか、区の説明会や中間処理施設の見学の案内もしました。業者の方が手作業で選別している現場を見学すると、家庭でプラスチック資源を正しく分別することがいかに大切かわかります。皆さんも当たり前のようにごみの分別をせずに捨てるのではなく、一度止まって考えてみてください。些細なことでも一人ひとりがプラスチックの資源回収に取り組めば、環境にやさしい未来につながると思います。駒込第一町会 清掃協力員有賀ツヤさん数十年もの間、町会役員数名とボランティアでごみの分別の説明や、収集・仕分けのお手伝いなどをしています。モデル事業としてプラスチック資源回収が開始された当初は、分別できていないごみ袋が多く、貼り紙を作ったり、直接区民の方に説明に行ったりもしましたね。特に納豆のパックやお弁当箱など、汚れたごみがそのまま入っていることが多く、そういったごみは燃やすごみとして出すように周知しました。今では正しく分別されるようになり、協力してくださった地域の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。プラスチックの資源回収で燃やすごみの量が減ったといったうれしい声も多いですね。この取組みが続くよう、これからも皆さんと一緒に協力していきたいです。高齢者クラブ(池袋本町二丁目寿会)会長西倉正治さん分別方法を知らない方や、曜日ごとの回収が生活のリズムに合わない方もいると思いますが、声を掛け合って取り組んでいます。初めは分別ができていない家庭もありましたが、今では改善してきました。自宅のごみの分別で大変だったことは、紙シールをはがす作業ですね。資源として回収できるプラスチックの純度が下がってしまわないように、水で洗う前に紙シールをはがすことに注意しています。ごみを資源として活かせるのはとてもいいことですよね。町会などに加入していない方もいらっしゃいますが、そういう方にもぜひ正しい分別の協力をお願いします。モデル事業でのプラスチック資源回収にご協力いただいている3名の方にお話を聞きました!Interview中間処理施設とは、回収した資源を再商品化事業者(リサイクル施設)へ運ぶ前に選別・圧縮・梱包して保管する場所。モデル事業では、1日あたり約700㎏ものプラスチックを機械と人の手によって選別しています。インスリン用注射器注射針がとても危険です。針は回収可能な薬局へ。それ以外の部分は燃やすごみへ。環境に配慮した例区で回収したプラスチックの多くは、汚れを取り除いて出していただいているものです。分別が全くされていない例袋の中には、プラスチック以外のものが混入していました。分別する習慣を身につけましょう。資源(プラスチック)を出す前に、いつもプラスチックをきれいにしていただきありがとうございます!ごみの分別は大変ですよね。でも最終的には環境への影響として、自分に返ってくるものです。10月から開始する取組みをきっかけに、ご家庭での分別を見直してみませんか。●中間処理施設運営 (株)トベ商事の皆さんプラスチックは、自宅で保管する時にとてもかさばりますよね。回収した袋を開けると、お菓子の袋などをきちんと折りたたんで出しているご家庭もありました。小さくするためのとても良い工夫ですね。▲ヨーグルトの容器豊島区長 高際みゆき注意!最近ではリチウムイオン蓄電池を資源(プラスチック)として出されることが多くなっています。回収時や選別・保管時の火災の原因になるので、販売店などの回収ボックスに出しましょう。5■問問い合わせ先 ■申申込み先 ■HPホームページ ■EMEメール ■FAXファクス   フリーダイヤル ■保保育あり ※費用の記載がない事業は無料です さ さい

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