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つのまちづくり❺一人暮らしの高齢者の割合が日本一高い豊島区̶̶。住み慣れたこのまちでいつまでもいきいきと、安心して暮らし続けることができるよう、「人にやさしい」「人と地域がつながる」まちづくりを進めていきます。■問高齢者福祉課介護予防・認知症対策グループ☎4566-2434一人暮らしの高齢者のほか、あらゆる世代の方が利用できる食堂。仕切りがある席もあるので、庭を眺めながら落ち着いて食べることもできますよ。ここでの出会いで支え合いの輪が生まれることも。◀管理栄養士からアドバイスメニューはアドバイスをもらいながら地域の方が中心となり作成。調理は地域の方、配膳は学生がボランティアとして活躍しています。閉じこもりがちな人など、人と関わるのは得意じゃないけど、行ってみようかなと思える場所をつくりたいと思い、活動を始めました。私は、誰でも安心できる空間づくりを大切にしています。テーブルの仕切りも、最初はコロナ対策でしたが、1人でも食べやすいようにそのままにしているんです。驚いたのは「話していなくても誰かの隣で食事ができて幸せです」と声があったこと。1人でいた方が食べた後すぐに帰らずに談笑したり、ここに来ることで、自分から行動を起こすようになったりするなどの変化が見られた時は本当にうれしいですね。今後は、来る人同士の中で助け合いが生まれたり、だれでも食堂が増えるなど、支援の輪がもっと広がればいいなと思っています。だれでも食堂新たな居場所高田介護予防センター長 相澤和彦さんDATE●日時…毎月第1日曜日 午前9時~午後3時(食事提供は午前11時~午後1時)●場所…高田介護予防センター ●料金…300円 ●申込み…電話で当センター☎3590-8116へ※先着順。▲食後のコーヒータイムシニアライフが輝くまち
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