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公園ができると聞いたときに、「日陰でほっと一息つけるベンチがほしい」「子どもが遊べる遊具があればいいね」など、近所の方と話をしたりすることもありました。日頃から公園に色々な世代の方が集い、顔の見える関係ができていったらいいですね。もしも地震が起きて心細くても、一時的に集まってお互いの安否確認ができますし、声をかけあうことで何よりも安心につながると思います。私は生まれも育ちもここなんです。公園を中心に、自然とにぎわいが生まれるとうれしいです。完成後は、災害時にマンホールトイレやかまどベンチを活用できるように訓練などをしていきたいですね。災害時だけでなく、日頃から地域の方に愛される公園となるよう、計画の段階から町会をはじめ周辺に住む皆さまとともにワークショップを開催し、検討を重ねてきました。9月ごろ工事が始まり、令和6年3月末までに完成する予定です。東池袋5丁目で、防災機能をもつ公園を新たに整備します▶被害状況 死者11名、負傷者10名、家屋被害は101戸(『豊島区史』より)。旧東京市内と比べて被害は比較的小さかったものの、各方面への交通の要路にあたり、避難者が殺到し、救援隊や物資の経由地ともなって非常な混乱を来したようです。▶救助者、避難者の受け入れ地として 震災翌日には、小学校など18か所に収容所がおかれ、巣鴨駅・池袋駅付近に救護品受渡所、池袋に配給品集積所が設けられました。9月中旬には区域内の避難者は約7万5千人を数え、救助者・避難者の受け入れ地としての役割を担っていました。当時の豊島区域の様子は?震災直後の立教大学本館の棟(立教大学立教学院史資料センター所蔵)▲\開催中/郷土資料館 収蔵資料展「関東大震災100年、新着資料展」10月8日㈰まで 午前9時~午後4時30分 ※休館日…月曜日、第3日曜日、祝日、9月19日㈫◇関東大震災に関する絵はがきや文書、雑誌、書籍などを通して、当時の影響や復興の様子を振り返ります。■問郷土資料館☎3980-2351▲かつての町名「日出」にちなんだ愛称に。ワークショップ参加者のアイディアやアンケートから、名前が決まりました。\ワークショップ参加者にお話を伺いました/三輪 綠さん(東池袋5丁目本町会)HINODE GARDEN PARK【公園のコンセプト】●幅広い世代が集い、遊び、憩える場多様な世代がベンチやウッドデッキでくつろぎ、子どもが遊具で遊べる公園。日陰を作る棚や小噴水などを整備。●日陰のある憩いの散歩道●災害時の一時避難場所として住民を守る場広く平坦な場の確保、かまどベンチやマンホールトイレ、緊急車両の通行が可能な舗装(インターロッキング)を整備。いっとき❸笑顔で元気な〝としまっ子〞が育つまち❹〝アート・カルチャー〞 が日常にあふれるまち❻商店街を元気に! 起業・創業を 応援するまち❶誰もが安全・安心に 暮らせるまち❷切れ目のない支援で 子育てしやすいまち❽人が主役の〝ウォーカブル〞なまち❼地球にも人にも やさしい 持続可能なまち❺シニアライフが 輝くまちへい たん
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