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豊島区役所 〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1  ホームページ https://www.city.toshima.lg.jp/2広報としま特集版 令和5年(2023年)12月号 No.2045▲表彰台にて▲試合にのぞむ、犬竹さん(左)と森松さん(右)▲チームの皆さんと「ともに」スポーツを楽しむ自分らしさを活かす、支えあう6月に開催された2023年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ベルリンに、アスリート/森松奨羅さんと、区職員でパートナー/犬竹祐貴さんが初出場し、卓球(ユニファイド男子ダブルス)で金メダルを獲得しました。2人は、知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)がチームメイトとなり一緒にスポーツをする「ユニファイドスポーツ®」で活躍しています。ユニファイドスポーツ®は、年齢の近さ、技量が同等であることなどの基準を満たしてペアを組み、プレー中もお互いが平等であることが基本となっています。卓球、世界大会のこと●16歳から家族のすすめで卓球を始めました。初めて会う人や健常者の人とも一緒に試合をできるのが楽しいです。地元の友達や大学のチームともプレーします。「代表として選ばれたからには」と思い、大会前は週6日練習していました。試合を観てくれる人が多いとうれしくて気持ちも高まりますね。「一緒に打ってみたい」と海外の選手に声をかけられたのもうれしかったです。(森松さん)●家族が卓球をやっていて、小学生の時から自然にSOに関わり、今は主にコーチとして携わっています。大会の時は、海外の選手とお互いに言葉が完璧に伝わらなくても、一緒にハイタッチや握手をして交流できました。(犬竹さん)お互いのこと●5~6年ペアとして一緒にいるので「言わなくてもわかるのかな」という感じがあって、そこが強み。「ゆうちゃんは試合の流れをこう組み立てているんだろうな」と思うし、私が攻める時にも自分のことを理解してくれているので「あとは任せます!」という気持ちで思い切ってできます。世界一のパートナー。2人で金メダルをとれたし、卓球をやっていなければ出会えなかったので一緒にいてくれて感謝しています。(森松さん)●奨羅くんは目標に対して一生懸命。積極的に周りの人に明るく声をかけてくる、ムードメーカーですね。しかも、ここぞという時に得点を決めていくので度胸があってすごい。私自身は大きな大会の舞台に立つ経験がなくて考えすぎてしまう部分もありましたが、奨羅くんが堂々と決めて盛り上げてくれました。(犬竹さん)※スペシャルオリンピックス(SO)とは…知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織。区は12月3~9日を「TOSHIMA disability week 2023」として、福祉と文化が融合した「障害者週間」となるように区全体で盛り上げます。参加方法は、障害者就労施設などで制作されたアイテムを身につけて街に出るだけ。皆さんも作り手である障害のある人たちの、心がこもった作品を身につけて「TOSHIMA disability week 2023」を楽しみましょう!様々な仕事を共同で受注する区内の障害福祉施設のつながり。1つの事業所では対応が難しい仕事を、事業所の連携によって可能にすることで、障害福祉施設への発注増加を目指しています。■問当事務局((特非)NPOあおぞら内)☎6908-1661(公財)スペシャルオリンピックス日本ホームページ\interview/ 犬竹祐貴さん、森松奨羅さん(スペシャルオリンピックス日本・埼玉)\みんなで参加!/TOSHIMA disability week 2023しょうらお仕事の依頼はこちらへ豊島区共同受注ネットワーク「TOSHIMAX」【商品に出会える場所】 区役所本庁舎4階カフェふれあい前はあとの木商品棚●営業時間 平日午前9時~午後5時※第2金曜日は午後3時までみ

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