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問は[問い合わせ先]、申は[申込み先]、HPは[ホームページ]、EMは[Eメール]、FAXは[ファクス]、は[フリーダイヤル]、保は[保育あり]です。※費用の記載がない事業は無料です。1.はじめに区民による事業提案制度233件の提案の中から10件を選定し、11月10日まで区民投票を実施、投票総数は1,670票でした。応募いただいた事業案は投票対象以外のものも、区民・企業・団体の皆様からの大切な声として受け止め、今後の区政に活かしていきます。未来としまミーティング「子どもレター」「事業提案制度」に続き、「もっと身近な存在になるための区役所改革」の第3弾として区民の皆様と直接向き合いながら意見交換を行う「未来としまミーティング」を来月から開始します。第1回は教育をテーマに実施します。としま子ども会議8月に本会議場で開催された「としま子ども会議」では、障害のある方への理解を促進するための「子ども向けユーチューブ」の作成や学校でのルールに対する意見など感心するものばかりでした。来年1月、初の試みとして、区の検討状況について子どもたちに報告する会を設けます。2.教育の充実教育大綱の作成これまで教育振興基本計画、いわゆる教育ビジョンに定めた目標や施策の根本となる方針が大綱と合致することから、教育ビジョンを教育大綱に位置付けてきました。しかし、区長として区政において極めて重要な柱である教育を推進するため教育委員会と協議のうえ、新たに「豊島区教育大綱」を策定することとしました。学校におけるSDGsの取組み11月17日に開催される「SDGsフェスティバル」では池袋幼稚園が初めて参加し、司会進行は西池袋中学校の生徒が担当します。また、SDGsを学んだ小学生が豊島区の未来を考え、提案する「国連を支える世界こども未来会議」を11月25日に開催します。約50人の子どもが参加し、持ち寄ったアイデアをもとにグループごとに意見交換し、本会議場で発表します。3.児童虐待防止の取組みと社会的養護が必要な子どもたちへの支援11月は「こどもまんなか月間」です。医療機関、学校、関係団体、地域の皆様と実施した児童虐待防止街頭キャンペーンでは児童虐待防止と併せて暴力防止の啓発も行いました。また、児童養護施設退所者などの自立支援として、区では教材の購入などに充てる支度金と、大学などの進学に必要な奨学金を令和6年3月末の自立の準備に間に合うように支給します。本年3月末の退所者にも大学など在学中の奨学金を支給し、経済的な支援を行います。財源は「子ども若者応援基金」を活用します。4.すずらん・ネット会議令和6年4月に施行される「困難女性支援法」の施行を見据え、全国初の試行モデルとして、困難を抱える若年女性の支援に関し、区と民間支援団体とが情報交換・連絡調整などを行う場として「すずらん・ネット会議」を設置し、10月12日に代表者会議を開催しました。11月10日に、支援する側のこころのケアを目的とした支援者向けの合同研修を開催したほか、年明けには実務者会議を開催する予定です。5.福祉・健康の増進高齢者の見守りと健康推進一人暮らし高齢者の多い本区では、平成26年度より区内で活動している事業者と「高齢者の見守りと支え合いネットワーク事業に関する協定」の締結を進め、宅配事業者、金融機関など22事業者と締結してきましたが、11月10日さらに10事業者が加わり、協定締結先は32事業者となりました。ふくし健康まつり12月3日、としま区民センター・中池袋公園・パークプラザ前イベントスペースで区と豊島区民社会福祉協議会が主催する、第35回「ふくし健康まつり」を開催します。会場では、薬剤師会と共催する健康展や車いす操作体験コーナーも設置、東京2025デフリンピック大会のエンブレムを紹介し、耳が聞こえないアスリートが集う大会の機運醸成を図っていきます。豊島区民社会福祉協議会豊島区民社会福祉協議会が創立70周年の節目を迎えた記念として、12月6日に帝京平成大学冲永記念ホールで式典を行い、区の地域福祉活動に長年貢献されている皆様に感謝状を贈呈します。さらに「災害時相互応援協定」について、現在協定を結んでいる長野県箕輪町・埼玉県和光市の社会福祉協議会に、本年、姉妹都市提携から40年目を迎えた秩父市の社会福祉協議会を加え、4者による協定調印式を行います。6.区民が主役となる文化のまちづくりマンガ・アニメ・コスプレの聖地「池袋ハロウィンコスプレフェス」が10周年を迎え、過去最高となる14万1千人が来場しました。10月31日には東京都の「アニメ東京ステーション」がオープンし、当施設を含む公立施設4館と、アニメイトやサンシャインシティなど、民間企業8社の全12施設による、デジタルスタンプラリーを先月末から開催しています。トキワ荘マンガミュージアムでは、12月9日より、新企画展「ふたりの絆石ノ森章太郎と赤塚不二夫」が始まります。としま文化の日3年目となる今年は音楽や芸術だけでなく、アーバンスポーツなどのチャレンジングで多彩な文化イベントを開催しました。11月3日には、「みんなの区民ひろばフェス」が開催され、同日、すずらんスマイルプロジェクトでは、大学生とのコラボ企画「としま自分の日」イベントを実施しました。11月4・5日にはストリートカルチャーを一同に集めた祭典「TOSHIMASTREETFES2023」が池袋西口公園グローバルリングと中池袋公園で開催され、3万人が来場。若者の熱気に包まれたフェスティバルとなりました。豊島区の宝である伝統工芸豊島区が誇る地域の宝である伝統工芸保存会は、30周年を迎えた今年、東京都功労者表彰の文化功労賞を受賞されました。また、江戸象牙、東京三味線、東京組紐、貴金属装身具の工芸士の皆様が、現代の名工表彰や日本伝統工芸会の正会員認定などを受けられました。12月より、新しいふるさと納税サイトの利用を開始する返礼品では、9名の工芸士から36品目の返礼品提供のご協力をいただく予定です。7.魅力と活力を高めるまちづくり池袋駅コア整備方針「(仮称)池袋駅コア整備方針2024」の素案を策定し、主に池袋駅西口エリアの将来のまちづくりの方向性についてお示ししました。現在、池袋西口再開発事業において、この方針のもと、駅から街へ人を送り出すサンクンガーデンや周辺のまちへつなぐ歩行者ネットワーク、交通広場などの整備について検討が進められています。区も一丸となり、今年度末の都市計まいしん画提案に向けて邁進していきます。(仮称)東池袋駅周辺まちづくり方針環状5の1号線や補助81号線の整備など、まちの骨格となる都市基盤が大きく変わろうとしている今般、年度内を目途に、改めて東池袋駅エリアのまちづくりの方向性を関係者で共有し、官民連携で池袋駅周辺とも連携した価値あるウォーカブルなまちづくりを進めていきます。池袋エリアプラットフォーム区や民間企業・各種団体・大学などによって昨年11月に発足した「池袋エリアプラットフォーム」は今年4月に国から「官民連携まちなか再生推進事業」の実施事業者として決定を受け、今後は、将来像としての「未来ビジョン」を策定するとともに、民間が自立的にビジョンを実現するための体制の構築に向けた検討を進めていくこととしています。8.プラスチック資源回収プラスチック資源回収が本格的にスタートし、区内全域で実施することができました。11月6日にサントリーグループとの間で、23区で初となる環境包括連携協定を締結しました。9.災害に強いまちづくりへの取組み地域との連携による防災・減災への取組み東京消防庁が全庁的に実施した震災図上訓練に併せ、区においても災害対策本部を開設したことを想定し、区と豊島・池袋両消防署において、相互の情報共有および連絡調整体制の確認を目的とした「連携訓練」を実施しました。緊急医療救護所立ち上げ訓練10月14日、としま昭和病院において「緊急医療救護所立ち上げ訓練」を実施し、四師会や柔道整復師会、4年ぶりに町会の皆様にもご参加いただき、通信訓練やテントの設営、負傷者対応シミュレーションや動線の確認などを行いました。福祉救援センター初動訓練10月24日、区職員のほか、福祉救援センターとなる特別養護老人ホーム、運営に協力いただく介護事業者から50名を超える参加者、見学者にお越しいただき、「福祉救援センター初動訓練」を初めて実施しました。今後、課題などについてともに検討を進めながら、マニュアル作成をはじめ、災害時要援護者の支援体制構築を強力に進めていきます。帰宅困難者対策訓練等12月には、㈱サンシャインシティのご協力を得て、災害時に多くの帰宅困難者が発生したときを想定し、一時滞在施設の開設・受付・運営を行う「帰宅困難者対策訓練」を実施する予定です。避難所生活においては女性の目線は不可欠であることから、来年2月に、女性防災リーダーを対象とした「女性の視点からの防災講座実践編」を実施します。10.区と区内大学との連携・協働11月2日、区内8つの大学と、「豊島区と区内大学との連携・協働に関する包括協定」を締結しました。本年9月、東京国際大学池袋キャンパスが開校し、100か国を超える留学生が、キャンパスライフの舞台を豊島区に移したのを機に、当大学が協定に加わりました。11.区施設の整備(学び舎ぴいす・千早スポーツフィールド)「西部区民事務所等複合施設(学び舎ぴいす)」は、来年2月末に竣工予定です。西部区民事務所・西部高齢者総合相談センター・西部障害支援センターの3施設のフロアが9月末日に完成し、10月10日より新たな場所で業務を開始しました。サッカーの国際規格を踏まえ、ラグビーや少年野球など多目的な機能を備えた運動場とテニスコート2面を備えた屋外スポーツ施設「千早スポーツフィールド」が来年の秋に開設します。12.おわりに特別支援学校給食費補助給食費は、特別支援学校にも支援の対象を広げることとし、今定例会において補正予算を計上しました。申請受付は12月中に開始し、区立小・中学校の給食費無償化がスタートした9月分から遡及して支給する予定です。医療機関等物価高騰対策支援物価高騰の影響が続く中、先月、豊島区医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護師会の各会長より支援要望を受け、区として初めて医療機関などに対する支援を行うこととしました。基本構想・基本計画の策定社会経済状況の変化などを踏まえ、区が優先的に取り組むべき主要課題として定義した“8つのまちづくり”をはじめとする、現在の区政運営方針をいち早く反映する必要があると考え、区政運営の最高指針である「豊島区基本構想」「豊島区基本計画」の策定時期を1年前倒しし、令和6年度末の策定を目指すこととしました。12月22日㈮午後5時から区役所本庁舎8階803会議室█申傍聴希望の方は電話で前日午後5時までに子ども若者課管理・計画グループ☎4566‐2471へ。第32期青少年問題協議会第4回専門委員会第4回区議会定例会区長招集あいさつ11月15日、高際区長が行った、招集あいさつの抜粋・要約です。3
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