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3■問問い合わせ先 ■申申込み先 ■HPホームページ ■EMEメール ■FAXファクス   フリーダイヤル ■保保育あり ※費用の記載がない事業は無料です パートナーの体が変化し始める気持ちや関わり方を見直そう●つわりが始まるなど体の変化が始まる●流産などへの不安もまだ大きい●子どもを授かることへの今の気持ちをノートに書き出してみる●「親はこうあるべき」という考えは一度そっと置いておく赤ちゃんのいる生活に向けた準備を始める育児の分担など話し合って決めよう●おなかのふくらみや胎動を感じる●同じ姿勢を続けるとおなかが張りやすくなる●「自分が頑張らないと」ではなく「パートナーと支え合う」●出産・育児への期待や不安を共有する●環境変化をなるべく避ける(転職・引っ越しなど)出産と産後の最終準備2人の時間&1人の時間も楽しんで●おなかが大きくなり、1人でできないことも増えてくる●37週以降はいつ生まれてもおかしくない●夫婦ともに、休む&1人になる時間を決めて実行してみる●自分の食生活、睡眠を見直す●産後は忙しいから「無理してやらないこと」を決めておくうまくできなくて当たり前誰かを頼ってOK●お産のダメージが残る●1か月健診後でも完全回復はまだ●夫婦の食事と睡眠も大切にして、交互にまとまって寝る時間を確保しよう●夫婦交代で「子どもから離れてもいい自分のための時間」を意識的に作る妊娠期から出産・育児知識および支援情報をパパに届けるために、DaddySupport協会 では父子手帳を作成しました。Daddy Support協会監修Profile医学部卒業後、初期研修・産婦人科専門研修を経て、現在は産業医として大企業統括産業医からベンチャー企業の産業保健体制立ち上げまで担う。複数のヘルスケアベンチャーにも参画し、プロダクトマネージャーやアドバイザーとして関与。「男性育児」「メンタルヘルス」などについて、執筆・編集活動も行う。Daddy Support協会の代表を担い、構成員に産後うつ経験者の当事者を配するなど、医学と育児当事者双方の知見から事業を実施している。3月19日㈫ 午後1時~1時50分 区役所本庁舎1階としまセンタースクエア妊娠期からの男性育児を支援する事業のスタートとして、区内の男性の育児環境に関するアンケート調査を2月に実施しました。平野さんがアンケート調査の結果を踏まえた、妊娠期からの男性の育児支援の必要性についてお話しします。お子様も同席可能です。セミナー内容は後日オンラインで配信予定です。参加方法などの詳細は区ホームページ参照か問い合わせてください。――なぜ男性の支援が必要と感じたのですか産業医として、育児をきっかけにメンタルの不調を起こす父親を多く診るようになりました。まず、なにも知識を得ず妊娠期を過ごしている男性が多く、突然父親になり「仕事も育児も頑張らないと」と自分を追い込んでいってしまう。そもそも、妊娠期の知識を男性が学ぶ機会が少ない、その環境が問題だと気づきました。――産後にメンタルヘルス不調にならないために、対処法はありますか自分たちだけですべて解決しようと気負わないことです。子どもが生まれたら日々色々なことが起きます。夫婦で冷静に話もできません。妊娠中から「困ったときに頼る先」を話し合っておきましょう。友達や親、職場や関係機関でも「しんどい、なんとかしてほしい」と言える先を持っておくことがとにかく大切です。――どんな症状があったら受診を考えた方がいいですか?眠れないとか仕事でミスが多くなったなど一般的な症状が実はメンタル不調の始まり。「赤ちゃんに手を上げそうになる、口をふさぎそうになる」「かわいいと思えない」「泣いていても無感情になってしまう」。こんな症状が表れたら受診を考えてください。――パートナーが産後うつに…気をつけることはありますか?夫婦の片方がうつ状態になると、負担が偏り、夫婦とも崩れてしまうリスクが高くなります。私が支えなければと自分だけで抱え込まず、すぐに誰かに支援を求めてください。――育児中の皆さんへ一言自分を大事にして、周りを巻き込みながら育児をしてくださいね。子どものため、パートナーのためという気持ちももちろん大事ですが、1人でリフレッシュできる時間を少しでもいいので取ってください。リフレッシュして冷静になると自分を見つめ直し、危ない状況にも気づけますよ。誰もがうまくいかなくて当たり前ですから。かたよ

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